Ultra Light リリースです!
【Ultra Light】
Style : Session Ale
ABV : 2.8%
低アルコールでありながら、軽いだけではない適度な飲み心地。苦味は程よく、グレープフルーツやミントのような香りで非常にリフレッシングなビールです。
「より軽く、より遠くまで」
アメリカには南北を縦断するような長さのロングトレイルと呼ばれるハイキングコースがいくつもあります。
その中で必然的に生まれた、“Ultralight Hiking”というカルチャー。
冒頭でも述べた「より軽く、より遠くまで」をキーワードに、荷物を軽くした先にある自然との一体感を楽しむことを目的としています。
その流れはハイキング中のみならず、私生活においての取捨選択に影響を与え、何処か禅の考えにも通ずるカルチャーとして日本でも盛り上がりを見せています。
またUltralight Hikingを実践することももちろんですが、それらを取り巻くガレージブランドと呼ばれる、ビールの世界で言えばマイクロブルワリーのような存在もまた、ひとつの大きな魅力です。
さらには、ブランドまでいかずともミシンひとつでバックパックやテントを自作し、山に入る。といったDIY精神溢れるハイカーも少なくありません。
クラフトビールシーンにも似た盛り上がりを見せるUltralight Hikingカルチャーには僕自身とても刺激を受けていて、Permitでも取り上げたアメリカのハイキングのエピソードにもつながります。
さて、ビールにおいて「軽さ」は利点となりうるでしょうか?
何杯飲んでも泥酔しない、はずです。
お酒の弱い人もこれなら飲めるかもしれません。
身体負荷も低いので、アウトドアアクティビティとの親和性も良さそうです。
時代の流れと共に、「適度な飲酒は仕事のパフォーマンスを上げる」なんてことも起きるかもしれませんね。
このビールは僕らの技術の向上に伴い「より軽く」なっていく予定です。
いつしか「ロー」から「ノー」に、そんなことも起きる気がしてます。
おまけ
茅ヶ崎にも「Montain Johnny Days」というガレージブランドがあるのをご存知ですか?
元々夫婦でJohn Muir Trailを数年かけて歩いていて、その様子をまとめた同名のブログは僕も愛読していました。
ある日ご夫妻が茅ヶ崎に引っ越して来たことをSNSで知りました。
そしてどうやらブランドを立ち上げるらしいと。
すぐに連絡をとり、早朝の浜辺で初めてお会いしたのが2020年の春先。
話を聞くと縫製とは無縁の仕事を経て、脱サラ、起業。
自宅の一部をアトリエとし、オールハンドメイドでバックパックを作ると。
初めて聞いた時は衝撃を受けましたし、そのインディペンデント精神には刺激を受けずにはいられませんでした。
バックパックの生産が始まった際にはアトリエにお邪魔し、僕も早速オーダーさせていただきました。
またバックパック以外にも愛犬”johnny”のロゴをあしらったオリジナルグッズも多数製作しています。
日本には流通していない素材を求めアメリカのメーカーに直接発注するなどオリジナリティ溢れる商品はとても魅力的です。
これを背負って山に行くとなんだか誇らしい気持ちになります。
“メイドインチガサキ”のバックパック。
なんて、最高でしょ?
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