Ohayo! リリースです！

2023年11月21日 13:57

【Ohayo!】
Style:Morning Hoppy Saison
ABV:4.0%

鎌倉にある朝ご飯屋さん「EENY」と一緒に作ったビール。
朝から飲みたくなるような、ポップで明るく、ライトな味わいが特徴。
低めの度数で軽快な飲み口から、爽やかな一日を始めるのにピッタリの1杯です。
Illustlated by WHW!

鎌倉に新しくオープンする「EENY breakfast&shop」と一緒につくった、朝から飲みたいビールができました。

EENYを運営するのは、「What a Hand-Written World!｜すばらしき手描きの世界」を合言葉に活動する「WHW!」によるもの。
鎌倉にアトリエを構える彼らが、イラスト業の枠を超え朝ごはん屋さんを始めちゃうという訳！

WHW!といえば、春にリリースした"Be My Baby"のラベルが記憶に新しいですね。実はその頃から、朝ごはん屋さんができたらビールを一緒に作りたい、なんて話しをしていただいてました。
EENYは手づくりの食材から気分で具材を選べる、アメリカンブレックファストスタイルのお店。パンにしようか、パンケーキにしようか。卵は何個？焼き方は？なんて、想像するだけで楽しくなっちゃいますね。

朝ご飯って意外と食べられるところないじゃないですか。旅先なら尚更、朝の時間って充実させたいですよね。いつもより少し早く起きて、外に出て美味しいものを食べて。特別なディナー程贅沢じゃないけど、でもなんかその時間の過ごし方自体が贅沢な感じがするのです。湘南エリアでもまだまだそういう時間を過ごせる場所って少ないんじゃないかな？だからとっても楽しみ！

朝ごはん屋さんで、ビールってのもどうなの？と思う人もいるかもしれないけど、そこはクラフトビールが大好きなWHW!チームならでは。僕らはね、朝から飲むビールの美味しさを知っているんですよ。いいでしょ！
ということで、「朝から飲みたくなるようなビール！」よく考えました。アルコール度数は低い方がいいかな、でも一日の始まりに元気になっちゃうような、はつらつとした雰囲気も持たせたい。生搾りのジュースを飲むようになんだか気分が良くなるエッセンスも。そんな朝のビールのイメージをギュッと集めて一杯のビールに仕上げました。

香りは梨やりんごのような爽やかなフルーツの香りとハーブのような清涼感があり、口あたりは柔らかくも甘さはなくすっきりとした味わい。少しの苦味と軽やかな果汁感からストレスなく飲みすすめられます。低めのアルコールでありながら、物足りなさはなく、とても心地良いバランスになりました。

鎌倉からはじまる、ちょっと特別な一日。そんな日くらい朝からビール、やっちゃいましょうよ。

おまけ

仕込みの日に駆けつけてくれたWHW!チームの皆さま！写真中央がWHW!主宰のヘンリーさんa.k.aチョークボーイ。
実は"チョークボーイ"のことは随分と前から知っていて、それこそWHW!にも繋がる「素晴らしき手描きの世界」という本を2016年頃に出版したのをきっかけに、とても興味を持っていました。あいにく僕は、字も絵も絶望的に下手なので手描きの世界に挑戦することは無かったけど、当時の同僚が本を見ながらせっせと手描きの練習をしていたのが印象的でした。（ちなみに同僚というのは、Otaru Tap Room 細見氏。現在も懲りにこったメニューボードが名物！)

この頃って、スペシャリティコーヒーが流行し始めたり、ポートランドって街にみんなが憧れてた時だったかと。そういう世の中の雰囲気とも相まって、店を彩る手描きのポップやメニューボードに特に注目が集まってたように思います。
時は流れて、2023年。噂話しで？今はアトリエが鎌倉にあることを知ったり、どうやらクラフトビールが好きらしいなんて話しも聞いていて、彼らに会ってみたいなという気持ちが強くなっていました。

そして今年の春、NEWROSEとつくった"Be My Baby"をきっかけに思い切ってラベルの作成を依頼しました。これも、前年にNEWROSEが"森、道、市場"に出店していて、ある種その"界隈"との自然なつながりが見えてきたから、という経緯もあります。
話してみれば、パシフィックの缶は全てコレクションするほどのビール好き。こんなに嬉しいことってないですよね。そして、その頃にはEENYのプロジェクトも始動していて、お店ができたら一緒に朝から飲みたいビールつくりましょう！なんて言ってたのがようやく実現したという訳。
ラベルにはWHW！による手描きのパシフィックくんに加えて、「イーニーちゃんと、いい兄ちゃん」というEENYのマスコットキャラも登場し、愉快な仕上がりになりました。色々な事情もあってお店のオープンはイーニーの日(11/21)には間に合わなそうなんだけど、準備もだいぶ大詰めのようです。今は各地でポップアップなんかもやっているので、一足お先にEENYの世界を体感することもできそう。

"素晴らしき手描きの世界"に留まらず、大きな挑戦をする彼らにはたっぷりと刺激も受けました。これは全国各地の仲間たちと色々なプロジェクトを共にし、良いものとか、心地よさとか、大切なこととか、そういうのをよくわかっている人たちだからできるのだろうと。だからね、すごく楽しみだし、そんなお店が近くにできることがとても嬉しいのです！

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