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【想い】passfulを考えることになった最初のきっかけ

ある日、学生さまと思われる二人のお客さまが慌てたご様子で本社にご訪問されました。

「バスの定期券、ここで買えますか?」

「調べたけど、売っているところがよくわからなくて本社に来ました」

そのときバスの定期券は、駅にある販売所や営業所でしか販売しておらず、本社では販売していませんでした。そのため、事業者でありながら、わざわざ本社にお越しになられたお客さまをさらに別の場所へご案内することしかできませんでした。

昨今、私たちの生活はインターネットからの情報収集は当たり前です。その導線の不備、さらには、場所に依存しないオンライン決済も当たり前の時代に、このご案内って、、と。。


地方は車社会です。公共交通は日々存続の危機にあります。しかしながら、安全安心な移動手段、自家用車でご移動できない方への移動手段、移動中の可処分時間の魅力など提供できる価値はまだまだあります。にも関わらず、できていないこと、やらなければならないことに伸びしろはあると。

公共交通の存在感を高め、もっとご利用いただくために。

デジタルを活用して、いまの時代、これからの時代に合わせてアップデートしていく必要を認識し、もっと便利に軽快にサービスが利用できるようにするために何ができるか、の課題認識からpassfulを考えるようになりました。


passfulは生まれたばかり。まだまだ解決すべき(解決したい)ことはたくさんありますが、この先に、地域の移動を新しいかたちで提供し、従来とは異なる未来をつくっていけたらと思っています。

皆さま、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします!