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バレーボールとイタリア語−その2−

Ciao a tutti!! そらです。バレーボール用語はイタリア語でなんていうのか、をまとめてみた第2回です。イタリア語勉強中なので、誤りや情報不足は否めませんが、ご指摘等いただけると嬉しいです。

はじめに

第2回は監督や選手のポジションに関連する名詞をまとめてみます。

allenatore

意味は「(スポーツの)監督」。読みは【アッレナトーレ】で、アクセントはoにきます。allenare「訓練する」を意味する動詞tore「〜する人」を意味する接尾辞を組み合わせた言葉。女性の監督さんを指す時は、allenatrice【アッレナトリーチェ】と表記します。allenatoreのtoreの部分をtriceに替えます。記事では、監督をCTという略語で表記することが多いです。CTはCommissario Tecnico「代表監督」からきています。また、tecnicoだけで代表監督を表すときもあります。

palleggiatore

意味は「セッター」。読みは【パッレジャトーレ】で、アクセントはoにきます。palleggiare「パスする」を意味する動詞tore「〜する人」を意味する接尾辞を組み合わせた言葉。女性のセッターを指す時はpalleggiatriceと表記します。

schiacciatore

意味は「アウトサイドヒッター」。読みは【スキアッチャトーレ】で、アクセントはoにきます。schiacciare「スパイクを打つ」を意味する動詞tore「〜する人」を意味する接尾辞を組み合わせた言葉。女性のアウトサイドヒッターを指す時はschiacciatriceと表記します。

また、アウトサイドヒッターのことをposto 4(postoは「場所」という意味)と表記することがあります。ここからは推測ですが、アウトサイドヒッターの選手は前衛レフト、バレーボールのゾーン(位置)4から攻撃を仕掛けることが由来だと思われます。

opposto

意味は「オポジット」。読みは【オポスト】で、アクセントは2番目のoにきます。本来は「反対の、逆の」を意味する形容詞です。男性でも女性でもoppostoと表記します。

アウトサイドヒッター同様、オポジットのことをposto 2と表記することがあります。オポジットの選手は前衛ライト、バレーボールのゾーン2から攻撃を仕掛けることが由来だと思われます。

centrale

意味は「ミドルブロッカー」。読みは【チェントラーレ】で、アクセントはaにきます。本来は「中央の」を意味する形容詞です。男性でも女性でもcentraleと表記します。

libero

意味は「リベロ」。読みは【リーベロ】で、アクセントはiにきます。1988年のルール改正で採用されたリベロはイタリア語からきています。本来は「自由な」を意味する形容詞です。男性でも女性でもliberoと表記します。

おわりに

次回はスパイクやブロックなどの用語をまとめてみたいと思います。今回出てきた単語と似たような単語がまた出てきます!


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