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1時間では無理!

元同僚と久しぶりにランチに行った。
コロナ禍でもあったので、2年半ぶりくらいに会う。
ランチ場所は彼女が提案してくれたお店のひとつ、前から気になっていた北野のナポリピッツァのお店にした。

彼女が予約してくれたとき、1時間制であること、時間に遅れてきたら即キャンセル扱いになることを伝えてくれて、大丈夫ですか?と聞かれたものの、まぁ行ってみようかということになった。

お店には定刻に到着。すぐに席に案内される。12時スタート。
アンティパストミスト、マルゲリータ、リングイネのペスカトーレをオーダー。
二人とも話しながら1時間という時間制限が気になって仕方ない。
15分頃にアンティパスト到着。お皿いっぱいに盛りだくさん。美味しいのは美味しいのだけど、時間が気になって味わう心の余裕が・・・。


食べ終えるとサッサとお皿が下げられ、ほどなくマルゲリータ登場。
本来、ピッツァは一人一枚食べるものだけれど、ここはシェアすることに。うーん、もう少し生地がしっかりしていた方が好み。生地の中央部分がかなりベチャッとしている。味はまぁまぁ。ここまでで50分。

まだ、これからパスタ。
ペスカトーレが運ばれてきたのが55分。さすがに5分で食べろとは言われないよね、と開き直る私達。なぜか、食後のコーヒーはいかがですか?と勧められる。1時間制ではないのか?と内心訝りつつ、お断り。

リングイネがまた優に2人分はあるのでは?と思う量。写真は少し取り分けてしまってから思い出して撮ったのだけれど、エビもムール貝もたくさん載っていた。食べても食べても減らない・・・。
やっと食べ終わって、13時20分。ゲームオーバー。お会計へ。

クレジットカードが使えるとサイトにはあったが、レジの強面の男性(オーナーらしい)に「現金でお願いします」とピシャッと言われる。そこにはクレジットカードは1万円以上と書かれてあった。そういうことね、と現金払い。それは別にいいんだけどね、言い方ってものがあるのでは。

ちなみに、左隣のカップルはピッツァ2枚を頼み、2枚目を半分食べて持て余しているところで「お時間です」と声を掛けられ、残りは包んでもらって1時間で出て行った。(追い出された)

アクリル板の仕切りはあるけど、席の間隔は狭い。でも、コロナ前はもっと狭かったそう。
また、以前はランチメニューがあったらしいが、今は単品のみ。席数を減らした分、客単価を上げて、最大限回転を速くすることで儲けようとしているのかしら。
客単価1,000円くらいのお店ならまだ良いかも知れないけれど、それなりのお値段にはなっている。

味は悪くないけれど、まぁとにかくせわしない。1時間では無理!
美味しいお料理を提供して、味わって食べてもらいたいとは思わないお店のようで残念。
ピッツァはナポリで食べるのがいちばん!

お茶は場所を変えて、ゆっくりおしゃべり。2時間以上いたけれど、お皿をサッサと下げたりもしないし、とても居心地のよいお店。
ホスピタリティの違いね。

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