コロナが奪うもの

昨日のレナウンが破綻したというニュースに、思わず「えっ?」と声が出た。・・・知人が勤めている。
何年も前から経営状態は良くなかったのは知っていたし、ここ2年ほどは赤字決算だったそうだから、遠からず上場廃止ということもあったかも知れない。買収された親会社の中国企業ともあまりうまくいってなかったらしい。後で知ったが、親会社からの売掛金回収も滞っていたという。コロナの緊急事態宣言により百貨店やショッピングモールが休業し、売り上げが激減。血液循環が止まってしまい、コロナに止めを刺された形になった。

リーマンショックのときには、妹夫婦の知り合いがリーマンブラザーズに勤務していて失職、友達のご主人も早期退職勧奨の対象になり、大変だったことを思い出す。あのときも辛く、暗い日々だった。
今年の初めに子年は相場が荒れる、前回はリーマンショックだったと話が出て、そういえばそうだったなぁとは思ったけれど。。12年経って、また同じようなことが起こるとは。なんという巡りあわせなんだろう。

ウィルス相手だから、誰に文句を言うわけにもいかない。
なんとも言えない気分で、辛いな。。
緊急事態宣言が全面解除になったとしても、元の世界には戻れそうもない。自分なりの出口戦略も考えないといけないんだろうな。

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Chiara
日々のよしなしごと、好きな音楽のことなどを書いています。 楽しんでいただけたら、サポートしてくださると嬉しいです。