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山陰の旅②

【2日目】
温泉を朝から楽しみ、露天風呂から日本海を眺める。そして朝ごはんへ。

この日の当初の予定は足立美術館と境港へ行ってから松江方面へ移動。
でもね、よくよく考えると時間が足りないのですよ。スタンプラリーではあるまいし、総花的に痕跡を残すだけではどこも満足に楽しめない。。
ということで、相談して足立美術館と境港は次回訪れることに変更!
美保神社へ行って、そのまま松江へ向かうことにしました。

美保神社は出雲大社とセットでお参りすると良いと地元民からの情報がありました。全国のえびす様の総本宮でもあるそうです。


海辺の道を走っていると女男岩があり、美保関のウェルカムプレート?も。
社殿は簡素ながら、大社造という出雲大社と同じ造の建物で歴史を感じます。こちらは海の神様でもあって、大漁旗の御祈祷なども受けるようでした。
「めで鯛」柄の諸願成就のお守りをいただいてから、松江へ向かいます。



車で西へ小一時間走って、松江城の近くに到着。
まずは、これまた地元民オススメの堀川遊覧船に乗ってみることにしました。松江城のお堀を約50分かけて周り、3ヶ所の乗船場で乗り降りすることも出来ます。お堀をぐるっと一周できるようなお城は、今では全国でも松江城だけなのだとか。船頭さんのお話しも面白く、風景も石垣の石の積み方の違いも楽しめました。そしてお昼休み中らしき中年のビジネスマンたちが、「楽しんでくださいね!」と手を振ってくれました。(笑)

さて、ランチに行こうとしたお店がお休みであると発覚!もう1軒も臨時休業!どうしよう。。
島根物産観光館で聞いてみると、この周辺は飲食店があまりなく、10分ほど歩いたエリアには中華でも洋食でもありますよと教えてくださる。
正直なところ、神戸から出向いているのでここで洋食や中華はいらないな…と内心思いつつ歩いていくと『風月堂』発見!松江で行くべき和菓子屋さんと聞いてチェックしていた老舗です。
喜び勇んでこんにちは♪ 予約が要るかも?と思っていた八雲小倉という竿菓子と大きなお饅頭を入手できました。
お菓子を包んでもらう間に、黒糖を使った羊羹と、竿菓子を一口サイズに切ったものを出してくださいました。美味しかった!

ここから、また気を取り直して食べ物屋を探すもすでにランチが終わっていたり、やっているお店があまりない。。ふと目が留まったのは小さなお寿司屋さんの暖簾。浪花寿司!蒸し寿司が美味しいとガイドブックに書いてあったぞ。ここにしよう!と即決。やっとお昼にありつけた。具がたっぷり載って美味しかったです。

遊覧船の乗船場の一つが近かったので、聞いてみるともうすぐ来るということで、ここから松江城近くまで船に乗って戻ることに。1日乗船券なので乗り降り自由なのが便利です。

そして、国宝松江城へ。天守閣がとても美しいお城です。しゃちほこに雄と雌があると聞きましたが、見分けはつきませんでした。
たくさんの階段を経て、天守閣へ登ると突然の雨!そして虹がダブルで出ました!そういえばVIVANTのロケって、この近辺でしたんですよね。
そういうアピールもまるでなく、のんびりした雰囲気で、でもよく手入れが行き届いていました。

それから、かつてお世話になった組織の本店へ移動。
宍道湖が一望できる展望台があると聞いていたので、話の種に行ってみようと思ったのと、本店の某部署に異動になったばかりのY氏にお土産を届けに。業務中は離席できないとわかっていたので受付に預けました。
大きな男性が数人の社員と一緒にエレベーターから下りてきたのにすれ違ったのが、引退したばかりの隠岐の海関だったそうです。

松江を後にして、いよいよ出雲へ向かいます。
今回のお宿は出雲大社からほど近い、古民家をリノベーションしたところを選びました。

長くなるので分けます。
続く。

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