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最高値更新に思う

日経平均の史上最高値が、34年ぶりに更新された。
報道でチラッと見たけれど、証券会社はお祭りムード。まぁ、そりゃそうだろう。
バブル崩壊、リーマンショックにライブドアショック、ITバブルにアベノミクス、良くも悪くも色んなことがあったけれど、他の先進国の株価が倍増していくのを尻目に日本は34年置いてけぼりだったのだから。
兎にも角にもめでたい!そんな雰囲気になるのは想像に難くない。(ちなみに他の先進国は3〜14倍になっている)

そして、1989年の大納会のシーンを観てとても懐かしく思った。最高値で引けたあの日のことをよく覚えている。
さぁ、来年は4万円!そんな話も飛び交っていた。
東京証券取引所が兜町にあり、まだ場立ちの人達が手振りで売り買いしていた、活気のある時代。
大勢のひとが一斉に三本締めをしている様子には、懐かしさしかなかった。

証券業界は基本的にお祭り騒ぎが好きなので(今で言うパリピ?)最高値更新しただの、手数料が最高額になっただの、いちいちお祝いムードで金一封が配られたりしたし、飲み会の最後は必ず三本締めだった。
だから、一本締めで締めるのは私には物足りない気がしてならない。

投資に積極的なひととそうでないひとの意識にはかなり落差があると思う。

最近どこかで、NISAを国があれだけ勧めるのにはなにか罠があるからやらないという投稿を見て思わず笑った。
当たらずとも遠からずで、銀行預金に眠る巨額資金を少し投資に振り向けてもらい、株価を上げようという試みもあると思うし、破綻しつつある年金制度を補填する役割を「自助」として求められている部分もある筈だ。

取られる一方の税金を投資の利益についてはまったくゼロにするのだから、かなり大盤振る舞いと言っても過言ではない。裏があるかも?と思いたくなる気持ちもわからなくはない。
ただ、金持ち優遇という批判はあまり当たらないと思う。本当のお金持ちにとってNISAの非課税枠の数百万など二束三文であり、重要視などしていない。

そして、悲しいかな物価上昇率に賃金上昇率が追いつかない時代には、自分で防衛策を講じていくしかない。
それを投資に振り向けるのか、生活をどんどん縮小していくのか…。もちろん、副業をするという手もある。

私自身は副業に割く時間もエネルギーもないので、とりあえずNISA活用で対策をする。

日経を読んでいたら、元証券会社勤務の70代男性が「まさか生きているうちに最高値更新を見られるとは思っていなかった」とコメントしていた。
確かに!
ただ、別にバブル到来ってわけではないので高揚感はないのよね。
もう少し華やかな雰囲気になればいいなぁ。

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