見出し画像

3年ぶりの東京②

⭐︎個人的な備忘録です。

東京滞在2日目は、まずホテル近辺の散策から。
12時にランチを予約してあったので、10時スタートとしてそれまでの時間をまず芝の増上寺へ。

徳川家の菩提寺のひとつなんですね、もう一つは上野の寛永寺だそうです。
芝大門という文字通り大きな門をくぐったところから参道が始まり、三門がお寺の入口。いやはや、徳川家の権力を思い知らされるような大きなお寺です。
それもさることながら、広大な敷地と東京タワーがバックに入り込むランドスケープが見事に東京だなぁと思いました。
この光景を浮世絵に嵌め込む試みをされている写真家さんがいて、いくつか原画と対比した展示があり、面白かったです。

ついでに徳川家の墓所も見学。
今はコンパクトにまとまっているけど、諸事情によりここに集められたとのこと。もともとは、それぞれが大きな霊廟に入っていたそうです。皇女和宮のお墓もありました。将軍家茂のお墓が石造なのに、和宮は銅板葺なのを不思議に思っていたところ、ガイドさんによると実家が費用負担したとのこと、なるほどね。
(写真は墓所の入口です)

それから、タクシーで麻布台へ。
2020年の初めに神戸から東京へ移転したフレンチのお店を初訪問。シェフやマダムに会うのも2年半ぶりで懐かしく、大好きなシェフのお料理を味わうことができて感無量、そして至福のひととき。特に、蝦夷鹿のローストの柔らかさに感動!
それを伝えると、シェフがニコッと笑って「キアラさん、僕の料理は久しぶりですものね」と。
本当なら、もっと早く伺うはずだったのだけれど。。それでも今回来ることが出来て良かった。

また伺いますね!とシェフに挨拶して、麻布十番の商店街をちょっと覗いたけど、ほとんどチェーン店ばかりであまり見るべきところはナシ。

気を取り直して、次は上野の西洋美術館へ。
「ピカソとその時代」という企画展が開催されていて、これを観たいと思っていました。ただ、予約しておいて時間に間に合わないといけないので当日券でトライ。チケットを買うのに20分ほど並びましたが、すぐに入場できました。

ベルリンのベルクグリューン美術館の修復に伴い、コレクションの貸出が実現した展覧会とのこと。ピカソのほか、クレー、ブラック、マティスなどの作品が並んでいました。ピカソをこれだけまとまって観たのは、バルセロナのピカソ美術館以来ではなかったかな…。
そもそも混んでいたのと、音声ガイドを聴いているひとがその絵の前でずっと立ち止まるので人の流れが滞留するのと、ずっと喋っているバカップルや声高に喋る外国人観光客がいたりで、見終わった頃には二人ともすっかり疲れてしまいましたが、それでも観に来られて良かったです。

疲れ果てたので駅前のスタバでちょっと休憩して、せっかくだからとアメ横を冷やかして歩きました。
飲み屋さんもたくさんあって、ちょっと通天閣界隈のような雰囲気かな?
海産物を売っているあたりは、年末などにニュースで観るおなじみの光景でした。

ホテル近辺へ戻って、おなかがあまり空いていないので、創業200年というお蕎麦屋さんへ行くも、満席ですでにラストオーダーということで残念。
近くの中華のお店で五目湯麺と小籠包を食べました。なんだか、ちょっと甘めの不思議なお味でした。。
あちこち行って移動も多かったけれど、リクエストしておいたところにスムーズに行けるようにダーリンが適度にタクシー使ってくれたり、疲れないように配慮してくれたので、翌日に疲れが残らずに過ごせました。
Grazie♪

日々のよしなしごと、好きな音楽のことなどを書いています。 楽しんでいただけたら、サポートしてくださると嬉しいです。