真風さん、潤花ちゃんの退団会見をみました
ちょうど今宝塚を見ているわたしのような歴のファンにとって、真風さんって絶対的なトップスターで、「唯一無二」のような存在だと思う。
過去さまざまなトップスターがその時代その時代を輝かせてきた宝塚だが、2019年あたりから沼入りした私には紅ゆずるさん、望海風斗さん、珠城りょうさん、明日海りおさん、そして真風涼帆さんの5人が宝塚の看板を背負ったトップスターだった。キラキラしたトップスターだった。
2022年までにみなさんが退団され、そして2022年10月現在、私の沼入り時から知っているトップスターさんは宙組の真風さんのみとなった。
その真風さんが退団を発表され、後日放送された退団会見を今、見た。
誰よりも堂々とされ、しかし決して力まず、真風さんの向こうにゆりかさんも感じられるような会見だった。
インタビューは記事でも読んでいたけれど、やはり映像で見た真風さんの言葉の一つ一つが染みた。心から感じていることをひとつひとつ、しかし迷いなく言葉にしていくような会見。かっこよかった。ほんとうにかっこいい。こんなに頼りになる人おるか⁉おらんやろ!
愛と笑いと真摯でできている真風さんの宙組が心から大好きだ。
ちょっと言葉では尽くせない。
宙組を見に行くときのわくわく。赤い座席に腰を下ろして開演アナウンスを待つ間の高鳴り。みなさま、大変お待たせ致しました、と聞こえてきたときのキュッとひきしまる胸。
どの組ももちろん大好きだけれど、やはりわたしには宙組が特別なのだ。
そしてそれは真風さんが率いる宙組だからこそ。本当に好きなのだ―
続いて潤花ちゃんの退団会見も見た。
潤花ちゃん(涙)何回真風さんっていうの・・・(涙)
真風さんの退団会見が包括的な振り返りだとすると、潤花ちゃんの会見は真風さんへの思い一色だった。
天真爛漫でけらけら笑い、ナウオンでも上級生に臆せず発言できる潤花ちゃん。そんな潤花ちゃんの魅力が花開くよう場を温め、いいのだよとサポートし続けた真風さんの大きさがよくわかる、そして潤花ちゃんの感謝の気持ちが伝わってくる会見だった。
「ここに真風さんがおられないので真風さんにいただいたピアスをつけてきました 真風さんだと思って」と言うので、会見中耳に揺れるシルバーのピアスがコブラにみえて仕方ありませんでした。潤花ちゃんおもしれーおんな。
そんなふたりがとても好きだ。
ふたりで組んだ期間は確かに短かめなのかもしれないけど、一作一作が心に刻まれる作品ばかりだった。相性もぴったりだったのでしょうね。
わたしにとって絶対的スターである真風さん。その最後の日までわたしも熱い思いを燃やし続け、潤花ちゃんに負けないような強火で今の宙組を見届けたいと思う。
すてきな退団会見でした。
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