酔いどれ浮かれポンチ鎌倉をゆく
神奈川住みなので全然日帰りできるのに、わざわざ鎌倉に泊まる遊びをして、終電も気にせずに飲み歩きながら海へ向かった夜が素晴らしかったの巻き。
昼間は冒険に勤しんだため汗だくになった我々は、とにかく早くさっぱりしたい気持ちで稲村ヶ崎温泉へ向かいまして、その度が過ぎる開放感に面食らいながらも真っ黒のお湯に浸かって少しだけふやけました。
歩き回った後のお風呂は本当に気持ちが良く、そして一気にお腹が減りました。飲み歩きスタートは鎌倉駅予定だったけど、温泉の1Fでも飲めそうだったので自動的に吸い込まれてゆきました。
鎌倉野菜のピクルスとエビトーストを食べました。どちらも美味しかった!ここでは私の職場が結構頭いかれてんぞ、って話をしたことは覚えています。
ちなみにお友達も私も酒弱人間なので1軒につき1杯しか飲めないし、飲み歩きとは言いつつもそこそこ滞在する可愛いおばちゃんたちです。やだ迷惑とか言わないで!
次は江ノ電に乗って予定通り鎌倉駅へ向かいました。稲村ヶ崎のホームの待合室もなんか思い出深い。懐かしいGBAソフトの話してたのまじで楽しかった。あ、ゲームボーイアドバンスですよ。脳みその記憶の中でいつもは開けられない箱が開きました。漫画家デビュー物語やべえ。
あと電車内ガラガラだったのに、お友達がケツが重なるくらい近くに座ってきて大笑いしました。
夜の御成通り、とってもよき!歩いているだけで嬉しいです。どのガイドブックにも載ってる鎌倉美学に行ってみた。でも予想外に常連さんで溢れていて、観光客向けじゃないとこにイイネ!となりました。
めざとい私はオセロが置かれてるのに気づき、図々しいので、遊んでも良いのか聞くと、わざわざ拭いてから遊ばせてくれました。
久方ぶりにやったけどオセロって超シンプルなのに楽しいよね!最後にオセロ積み上げるの好き。お友達はオセロ初心者の方でしたので、私は珍しく2勝したのであります。さんきゅーな。
暇さえあれば「楽しすぎる〜」と口ずさみながら、次のお店へ。
カウンターだけの素敵なお店に入りました。鎌倉梅ワインとやらを発見。とっても美味しい!なんか梅酒だけどワインって感じ(バカ)
ここはボロネーゼがとってもおいしかった〜!ベーコンが潜んでいるのがとてもよい。ボロネーゼは、最後に取りこぼした肉をまとめて食べるのが好き。
ここでは、食べ物の摂取限界量ってあるよねという話をしたと思います。私が以前に生春菊にハマり、毎日毎日毎日食べていたところ、ある日急に限界がきました。あ、これもう人生の限界量来たわ。と思いました。そこからは打って変わって春菊なんて見たくもない人生が始まりました。
そのあとはお友達のお目当てのお店へ!私は充電が尽きそうだったので、「店の場所を調べて私を連れて行け〜」と頼みました。
元は銀行だった場所をバーにしたんだってよ(雑)
我々の浮かれた夜に聳え立つTHE BANK、かっこいい!
中は外国の方々と常連らしき方々がいましたよ。この辺では貴重な0時までやっているバーです。
こちらが本日のおつまみです〜と言ってメニューを渡されて察し。飲み物はメニューがないんだな〜!
酒に疎い私はネットで検索して、最近テキーラにハマっているし、良い気分で調子に乗ってたので、マルガリータを頼みました。
お友達は、甘くないやつを…と言っておすすめを聞き、ジンソーダを頼んでいた気がします。
くぅ〜!!!ってなる感じの味(雑)お友達のジンソーダもとても美味しかったです。正直勝者はジンソーダでした。
あとこのスモークチーズ美味すぎた。ナッツかなと思いながら食べたものはドライ無花果だった。
ここでは得意料理とか、好きな味噌汁の具とかについて話しました。みんなで得意料理を持ち寄ってみたい!
結構ベロベロになりました。
あれっ?!うちら海にも行くんじゃん?!と思い出して、お店を出ました。なんか目の前のことが全て最高すぎて、その次の計画をすぐに忘れてしまうよ。
海へ向かう途中、ラーメン食べられる店を見つけ、うっかり入りそうになっちゃうところをアラサー本気の理性を引っ張り出してきて辞めました。
でもなんか小腹を満たしたいよね〜ということでコンビニでアイス。深夜に酔っ払いながら食べるアイス、幸せすぎる。
この時お友達は「毎週8時出社の日があって」みたいなことを何度も言おうとしては噛んでいて、一生話が次に進まず、私は盛大にツボに入ってた気がします。
海に到着、真っ暗すぎて高まります。
ちゃっかり買って行った花火はちいかわのもので、レンズ越しに花火を見るとちいかわが出てくる宝物もついてきました。
テンション爆上がりです!作った人天才だな!
花火をするのにお友達がライターを持って来てくれてました。風が強くてなかなか火がつかない…
お友達のライター手捌きは素晴らしいものでした。たまにライターをかっこよく振りながらなんとか火をおこしてくれました。
ライター大変なので花火をリレーしました。あっという間に終わってしまった。線香花火に至っては難易度が高すぎて割とすぐ挫折しました。でも、それでもとっても楽しかったです。深夜の持つ謎の特別感はすごい。なんだって最高の思い出になる。
そのあとは宿を目指してテクテク歩きましたが、手持ちのスキンケアがなくなったので乳液を買いにコンビニへ行きました。入り口でセミが暴れていて怯えていたら、フッ と笑いながら代わりにドアを開けてくれた親切なおじさまがいて救われました。
そこで私は、乳液を買うはずが間違えて美容液を買いました。美容液だけは余分に持っていたというのに。どうしてそうなってしまうのでしょう。
そうして私たちは、素敵なゲストハウスで眠りにつきました。なんて特別な夜でしょう。また死ぬ前に走馬灯で見る景色が増えました。ありがとう鎌倉、ありがとう、お友達。まだ次の日もあるんだという幸せに浸りながら、目を閉じました。
おわり
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