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【シティ神奈川準優勝】ハンマーボンバーマルヤクデ!【全文無料】

追記) : CL京都が中止になってしまいましたね・・・。中止でも仕方がない事は十分承知しておりますが、僕は正直、CL京都ロスに陥っています笑 そこで、ささやかな気持ち程度ですが、元々有料noteにするつもりだったところ、今回のnoteは投げ銭方式に急遽変更して、基本全文無料で読めるように致しました。一生懸命に書いたので最後まで是非見てくださると嬉しいです!


はいどーも!ごっつです!

初めましての人もいると思いますので一応説明を。

烈歌団(れっかだん)というチームのメンバーとして

普段は和歌山を拠点に活動しています!

YouTubeもやってます!

こんな感じです!

さてさてバチコリと宣伝かましたところで

本題に入っていきましょうか。

note第三弾、今回はこちらですね。

準優勝!! やったぜ!!

また2位!!笑

僕は大会に出ては、良いところまで行くものの、

ことごとく2位を取ってくることで有名なのですが、

今回の2位は正直嬉しい。

11月23日に神奈川県横浜市矢向というところで行われた

シティリーグ神奈川で準優勝することができました!

忖度なしで言います。

デッキパワーめっちゃ高いです。


まずはサクッとデッキ選択の経緯等を説明しましょう。


◆デッキ選択経緯&11/23時点の環境考察

まあtier表なんかは色々な人が書いているのであまり言及することは無いですかね。あれから新しいデッキも出てきましたが、軒並みCL横浜と同じようなデッキ配分となると考えて良いと思ってました。今回悩んでいたデッキは3つ。ジラーチ型三神ザシアン、コンボセキタンザン、マルヤクデ。今回デッキは比較的どれも完成度が高かったので、「強いデッキがない、どうしよう。」というよりかは、結果が残せずに、「あーこっちのデッキで行っとけば良かったな・・。」なんていうことになり得ないかの不安感のほうが大きかったです。そんでもって今回のデッキ選択の決め手になったのがこれです。


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くちたけんとくちたたての実装です。

これ出た時ルカメタ使いたくなったもん。まあシャイニースターV収録の新カードで最も実用的なのがこれでしたからね。当時この道具が果たして強いのかは分かりませんでしたが、鋼を握ってくる人は多いんじゃね?  →じゃあ炎タイプで丸焼きにしたろ😗 

これです。単純です。めちゃめちゃ単純です。深読みしすぎて頭を悩ませても仕方ないと。他のところに頭を使いなさいと僕に取り憑いてる神様モドキが教えてくれました。

僕は多少はこの情報を踏まえた上で当日はいつもと比べてどのデッキの使用率が変動するかの環境予想をしました。それでもって立てた予想はこちらです。

・三神ザシアンは前の週にゴリゴリに上位に食い込んでたのでマークは厳しくなるが、朽ちた剣が出た影響でそこまで減らないかな。

・三神の朽ちた剣が強いからルカメタは減ると思うけどスピードザシアンで勝負してくる人や、それでもルカメタを握ってくる人はいる=ザマゼンタは増えるかな。

・朽ちた剣、朽ちた盾が出るって聞いたらザマゼンタが増える読みでムゲンダイナで出るのは少し億劫になる選手も居ると思う。ウィークガードエネを積んでもエネポーターが入ってるセキタンザンがどこでも結果残してるから結局上位でセキタンザンに潰されてしまうことを考えたら使用率はやや⤵️かな。マタドガスムゲンダイナはまだ完成度の高いデッキは組んでこれないだろうと踏み切った。従来のムゲンダイナは減少する予想。

こんな感じでした。

これにより、当日朝まで悩みましたが、デッキ選択期限の10分前、ハンマーボンバーマルヤクデで行ったろう。そう決心しました。


◆マルマイン型マルヤクデとは

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これは爆炎ウォーカーが出た当初にイトウシンタロウ選手が考案したレシピです。公式HPから拝借しました。 別名ボンバーヤクデ。 マルマインGXが特性エネエネボンバーを使うことを僕は "ボンバー"と呼んでます。エネエネボンバーだと長いので。これテストに出ます。こいつは具体的にどういうデッキタイプなのか。ゲームのポケモンのランクマッチに例えて説明したいと思います。ゲームポケモンやってない人ごめんなさいm(_ _)m なるべく分かりやすく説明します。

ゲームのポケモンには"おきみやげ戦法"という立派な戦術があります。

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おきみやげとは自分自身が犠牲になってしまいますがその代わりに相手のステータスを大幅にダウンさせることができるワザです。これで試合の流れを作ります。

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そして後続のチームのエースポケモンが相手チームを全滅に追い込む。といった戦術です。

ざっくばらんに言うとこんな感じです。エネエネボンバーは自分が犠牲になる代わりに相手のステータスを下げるのではなく、後続の味方のステータスを大幅に上げて流れを作ります。まあ言ってしまえば"逆おきみやげ"ですね。

他のデッキには無いタイプで、ゲーム性の高い面白強いデッキとなっています。ゲームのポケモン得意な人は絶対好きだと思います笑  これがめちゃめちゃ面白くて半年間このデッキを握り続けました。

https://note.com/pass2323/n/nea81bd558b27

大昔に書いたnoteなので型も微妙に違うし今よりデッキ練度が低いと思います。考察もめちゃくちゃです笑。ですが、ボンバーヤクデの構造を理解するのには十分だと思います。

それでは次、


◆クラッシュハンマーの役割


今回のデッキコンセプトは「エネルギー制圧」

自分の場にエネルギーを沢山つけ、相手の場のエネルギーは剥がす。エネルギーの数で盤面制圧して試合を優位に運んじゃおう、といったデッキです。運に頼るのはどうなんだっていう人もいると思うし、僕も撃たれる立場になったらかなり嫌。使ってる側でも表が出すぎたらさすがに申し訳ない気持ちになります。では何故そこまでしてクラハンにこだわったのか。

クラハンを採用したのには論理に基づいた確たる理由があります。では何故、ましてやシティリーグにクラッシュハンマーを持ち込もうと思ったのか。これには理由が5つもあります。


その1. 全対面に刺さる最序盤の妨害札が欲しかった。

炎系統のデッキは、マリィを入れづらいのが特徴です。溶接工を打っていった方が強いですから。困ったのはエネエネボンバーを打つ前にどう妨害するか。僕はこのデッキの場合、進化ポケモンを2体立てる必要がある為、安定性重視で基本後攻を取ります。なので、1ターン目から腐ることなく相手の手貼り分を剥がしにいけます。先攻後攻の有利さを埋めるカードとしても非常に噛み合いが良かったです。

その2.クラハンに触りやすいデッキであった。

僕はクラハンを安直に どのデッキにも積めば良いという訳ではないと思っています。デッキの回転が速く、多くのカードに触れることができるデッキが好ましいです。クラハンの試行回数を増やす。これがマジで大事。火打ち石やデデンネで掘るのでデッキ圧縮力は凄く高いデッキです。実際、クイックボールのコストにして捨てた場面もありましたが、サイドにハンマーが落ちた試合や事故気味だった試合以外はどの試合も3回ほど手元に来てました。

その3.ねつほうしゃとの兼ね合いが良い。

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クラッシュハンマー入りのルカメタデッキをヒントにしました。フルメタルウォールGX自体がエネを剥がす効果を持っているので相乗効果で試合を有利に進めることができます。去年のCL愛知準優勝のルカメタザシアンデッキにも入ってましたね。マルヤクデVにも相手のエネルギーを壊すワザが搭載されています。試合後半、相手の山札が少なければ、クラハンとねつほうしゃで相手の場のエネルギー2個割ってLOに持ち込むプランも取ることができます。中々そんな場面は来ないですが。試合序盤のクラハン+ねつほうしゃは結構強いので覚えておいて損はないです。

その4.試合終盤の要求値上げもこなすことができる。

このデッキの最終局面での切り札はリセットスタンプです。ただ、相手のサイド1枚の時にリセットスタンプを打ったとしても、相手がボス握ってるときは握ってます。やられる時はやられてしまいます。それがカードゲームです。 ですが、ボスの司令1枚で解決されることを防ぐことが出来るのがこのクラッシュハンマー。ボス+手貼り用のエネルギーの2枚を要求することができます。さらにワンダーラビリンス◇も合わせれば要求値は3枚。相手の要求値を上げることでリセットスタンプを通しやすくすることが出来ます。


そして5つ目、これがいっちばん大きな理由です。

その5.エースのマルヤクデを通しやすくする。

これです。相手のバトル場についた特殊エネルギーを剥がしたり。 相手がベンチで育ててるセカンドアタッカーのエネルギーを剥がしつつ、前のポケモンをワンパンすることで、次のターンに相手から殴られない状況を作ってもう1ターン貰ったり。 下の文は試合前に書いたメモの内容をまとめてたものになっています。

〜クラッシュハンマーの有用性〜

○三神、ムゲンダイナ

エネルギー妨害、特にムゲンダイナはベンチのエネを剥がして前を倒すことを意識。

○セキタンザン

ストーン闘を剥がして-20ダメージを無くしてワンパンラインまで落とす。キョダイガンセキを1ターン遅らせる。

○コズガ

火の玉サーカスの要求値を増やす。1エネ破壊すれば相手の攻撃力が-50になったのと等しい。溶接工の要求を課す。

○ルカメタ

コーティング鋼エネ破壊からのワンパン。

○マッドパーティ

ツインエネ破壊でエネ切れを狙える。

○マルヤクデ

相手のヒート炎エネを剥がして320点ラインに落とす。そうすれば2ターン目手張り2回でもボンバーと合わせて打点が届くようになる。

○レシリザ

同じくヒート炎剥がして耐久力を下げさせる。

○超ミュウミュウ

オーロラエネルギー破壊

○ピカゼク

先攻2ターン目フルドライブの阻止。フルドライブ後の後ろのアタッカーの弱体化。

○草タイプ系統

特にジュナイパー、ダダリンのウィークガードエネ破壊でワンパン。

といった感じです。クラッシュハンマーは環境デッキの全てと言っていいほどのマッチで刺さるグッズであることは周知の事実ですが、いざ言葉にして表してみると、これだけの重要な役割を担っているのです。ただ闇雲にクラハンを打つのではなくて、試合前にこのように言語化して思考を整理して、有効なタイミングで使うように心掛けることができたのが良かったのかなと思います。上に書いたように、このデッキにおいてのクラハンは妨害以上にこちらの攻撃力をサポートする側面を持っています。ストーン闘エネやヒート炎エネを剥がすだけで、こちらの攻撃力が実質+20されます。こちらが必要なエネルギー数のハードルを下げることができます。特にコーティング鋼エネやウィークガードエネを剥がすと言うことは、表が出れば攻撃力がなんと2倍にもなる火力アップアイテムという考え方もできます。そう考えると強いですよね。


さて、これにて概要部分は以上となります。次はいよいよレシピ解説、各対面での立ち回り、当日のマッチアップに入りたいと思います。苦手なコズガ、新参者のガラルマタドガス型ムゲンダイナにどう立ち向かうのか。そのカラクリを明らかにします。コンビニのお菓子といっしょに楽しんで頂けたらと思います。

それでは早速レシピの方にいきましょう。



◆デッキレシピ

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あれ?思ったよりもシンプル?そう思った方もいるかもしれません。 特定のデッキに対するピンのメタカードは一切なし。無駄なものは大型大会では入れない主義。素朴で無添加、オーガニックなデッキです。色々なデッキが戦旗を掲げてる中、細かいところを考えててはキリがないと諦めました。試合で相手が必ずしもブン回るとは限らないし、裏を返せばクセがないデッキなのでプレイングに集中しやすく、いざとなったら自分のプレイでなんとかするしかないよな•••くらいの気持ちで腹を括ることにしました。メタカードを入れてもそれ以外の対面では腐るし、メタが活きる対面と当たってもいざ引けるとも限りません。確定サーチする手段が無く、1枚お守り程度に挿されているカードを"ご都合カード"なんて呼んだりもしますがそのような添加物は試合での事故を引き起こす要因になり得ると考えたので、今回はベーシックな構築にしました。でも60枚キレイに揃っている方だと思うので、この構築で行って良かったです。シンプルゆえにクセがなくスムーズに回せたので、プレイングに集中できたし、色々な相手のプランに柔軟に対応することができたと思っています。


◆カード内容と採用理由


マルヤクデライン 3-3

1体で無双するケースが多いが、2体必要な対面もある。3体使うケースはまず無いので3-3で充分だった。Vmaxが引けない時や、サイドレースを考慮して、Vのままバーニングトレインで殴ることもある。予選2戦目で使った。

マルマインライン 2-2

このデッキのアイデンティティ。サイド落ちを加味して最低限枚数。でもこの間ジムバトルのルカメタ戦でマルマインGX2枚落ちて泣いた。でもそれ以外公式戦で落ちたことない。

ジラーチ 2

やっぱり最後まで抜けなかった。今の環境はみんな火力高いのでボンバーでエネが沢山ついたマルヤクデを無視されてデデンネやクロバットなどの裏のシステムポケモンを2体狩られてゲームセットというパターンが多かったため採用。お陰でデデンネを温存できたし、マルヤクデを無視できない状況を作り出すことができた。コズガ戦では出さないこともあり、ジラーチ無くても回るくらいの配分にしようと決めた結果、2枚採用となった。

ボルケニオン  1

後攻フレアスターター優秀すぎ。Vmax対面で真価を発揮するカード。フレアスターターからの2ターン目出張りボンバーで合計9枚のエネルギーで400ダメージまで見込むことができる。ただし、後攻1ターン目にマルヤクデVに溶接工を打てるなら使う必要がないので1枚採用。Vmax相手には溶接工かフレアスターターを打てればいいかなという考えです。場に4エネある時のこうねつばくはでザシアンワンパンできる。後攻1ターン目に こうねつばくはでジラーチ倒してイージーウィン。ジュナイパー対面のメインアタッカー。クワガノンやマタドガスダイナに対して強いポケモン。結構やれることが多く優秀。また、ボルケニオンが入ったことで、マッドパーティやコズガに強く出れるようになるんです。この理由は後述しますね。

ヒードランGX  1

今大会MVP選手。特性バーニングロードが器用すぎる。マルヤクデ自身がワザを打ったあとにさらにエネルギー加速をすることができるのでエネルギー供給がしやすく、シナジーが良い。セキタンザンデッキのネギガナイトVと全く同じ役割と考えて良いです。今まではこの枠にズガドーンGXを採用してバーストGXやビックリヘッドを用いてフィニッシャーとして活用してました。仲間内から「ズガドーンGX採用しないの?」という声もありましたが、三神やルカメタ、マルヤクデやミラーを意識したコズガにさえもカプレヒレ採用のデッキが増えてきたため、仮に相手のデッキに入ってなかったとしてもウルトラビーストであるズガドーンGXは場に出しにくい試合が多く、最近は特に使いづらかった印象です。実際に予選4回戦と決勝のマルヤクデの人のデッキにカプレヒレが搭載されてました。フィニッシャーとしてベンチに置いた途端、待ってましたと言わんばかりにレヒレが出てきてマルヤクデに1エネ弱点200ダメージを喰らわせられたんじゃたまったもんじゃありません。ムキムキに育ったマルヤクデを無視されて後ろから狩られることも多く、場にエネルギーが残ることが多いため、最後にポケモン入れ替え引いてヒートボンバーGXで〆ることが多いです。三神のおまもりつきザマゼンタを弱点260ダメージちょうどで倒せたり、フーパを130点ちょうどで倒せたりと、ばくねつスタンプのダメージ量がとにかく有能すぎる。ルカメタや三神のリセットスタンプからのザマゼンタバトル場突っ張りの状況を打開するための汎用アタッカーとしての役割も担えるため、今回はヒードランを選択しました。

デデンネGX 2

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三神対面での良い盤面の例はこんな感じ。そりゃデデンネ使わずに回った方が良い。僕のデッキはクロバットを入れておらず、1ターン目から全速前進で掘るデッキでは無いです。"掘ろうと思ったら掘れるけど、余分なシステムポケモンを出さなくても回る構築" を目指したこともあり、クロバットは入れず、このデデンネ2枚のみ。1試合あたり平均使用率は1枚。三神などスピードが求められる相手に対してサイド落ちするとマズイので2枚。使わないで我慢する対面もあります。出さないで普通にぶん回る時もあります。ただ相手のデッキが判明していてマッチアップ的に後攻より先攻取った方が有利だなと思う相手にはじゃんけんで勝ったら先攻取ってデデンネ2枚使って初めから飛ばして相手を制圧しにかかります。そう考えるとやっぱり2枚が堅そう。

ワタシラガV 1

サポート版の特性パーフェクション。その場面場面に合った適材適所のサポートを持って来れます。強い。終盤にリセスタ打たれた後にクイックボールやポケモン通信が実質ボスの司令に代わるのが偉すぎます。

クイックボール 3

ここは地味に大きなポイント。僕も最初の方はクイックボール4投してましたが、4ヶ月前ほどからクイックボールは3枚にしています。4枚だとなんかハンドにかさばるんですよね。これが半年握った僕のひとつの答えです。ポケモン通信でもたねポケモンは揃えられる上に電磁レーダーが優秀。デデンネに触る札が減ってるわけではないので3枚で充分かと。

ポケモン通信 4

これはノータイムで4投。序盤のハンドに来てしまったマルマインGXやマルヤクデVmax、ワタシラガVなどを山札に逃して好きなポケモンを持ってこれる。そして博士で圧縮。このデッキに置いては最強のボール系カードで、場面によってはエーススペックのマスターボールより強いやん。って思う時がありますね。

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電磁レーダー 1

5ヶ月ほど前に烈歌団メンバーの あーる から助言を貰ってから入れ始めたカード。めちゃ優秀でした。2ターン目に火打ち石使って持ってきた炎エネをトラッシュしてマルマインとデデンネ持ってきてデデチェンジの動きが宇宙。

クラッシュハンマー 4

これに関しては上で書いた通りです。もう書くことありません。笑

火打ち石 2

これ1枚打って博士をするだけで手札に元からある炎エネルギーと合わせて一気に大体4〜5枚炎エネをトラッシュに送ることができるスーパーカード。ただし、フレアスターターを使う場合はエネルギーを山に残しておく必要があるため、たとえ1ターン目でも炎エネ2〜3枚しか持ってこないケースも多々あります。こう見えてエネルギー管理が非常に大事な繊細なデッキです。エネルギーの数はタイトに絞ってるので、脳死で4枚持ってきて炎エネを余分に捨てすぎたら痛い目見ます。初めて握るなら炎エネルギー13枚から入ることをおすすめします。試合後半は腐りがちと思われるが、山札にエネルギーが無くても、空打ちして手札を3枚圧縮してリセスタに備えられるのが優秀です。

リセットスタンプ 2

これ入れれるデッキと入れれないデッキは根本的な勝率が変わってくると思ってます。五分五分の試合を勝利にに持ってくために必要。特に大型大会は、僅差の試合を勝ちに持っていけるかが大きな鍵となります。個人的にリセスタはマッドパーティやコズガ以外のデッキで有名プレーヤーなら全員必ずと言っていいほど入れてるイメージがあります。このデッキだと3枚挿してもめちゃ強いですが、1ターン目は腐るし、1枚勝負どころで打てるだけで充分なので2枚にしました。リセスタ打ってもクイックボールからクロバットやワタシラガに繋がれて打開されてしまう時もあります。そのときは仕方ないです。相手が強かったと割り切りましょう。

ポケモン入れ替え、エスケープボード 4-1

ポケモンいれかえは最大枚数積んでます。ジラーチで回す為に必要な札ですが、このデッキは相手に対して有利な盤面を作りやすいので、ボスでシステムポケモンを前に引きずり出されて縛られることがまあまあありました。博士やデデンネで掘るので、入れ替え1枚くらいは大概使わずに捨ててしまいます。最大枚数入れたことで、残り山札が少なくてもLOせずに、1ターンの猶予を与えずにマルヤクデで殴り続けることができました。

博士の研究 4

剣盾レギュ最強のドローソース。7枚ドローしながら、手札の炎エネルギーを捨てることができるため、完璧なシナジーを誇ります。最大枚数採用。

溶接工 2

他の炎デッキならあり得ない数の採用。正直そんなに使う場面ないけど、コズガ戦みたいにボンバーしない対面ではかなりキーとなってくるカード。後攻1ターン目で溶接工を打てればボルケニオン出してフレアスターター打つ必要ありません。終盤は山札から基本炎エネがなくなるので、火打ち石や電磁レーダーなどを空打ちして手札圧縮をしておき、相手のリセスタ対策をしておくことが大事。博士だけでは明らかに足りないのでこのカードも2枚採用。

ボスの司令 2

一言申します。3枚欲しいです笑 枠が無かった。ワタシラガもいることを考えて2枚で行きました。ただ、ワタシラガがいるとはいえ、歴代の上位デッキを見てもやっぱりグズマやボスの司令を3枚入れれるデッキが軒並み結果残してます。そりゃそうだ。2枚だと下手に博士で捨てるのがきつくて困った、といった場面は今回の大会では無かったですが、ボンバーしてマルヤクデで積極的に相手の育ち盛りのポケモンから倒して行った方がラクで強いので、これは多分どうにか頑張って1枠見つけてボス3枚目を入れると思います。

ワンダーラビリンス◇ 1

昔、ポケカ四天王の凱さんがマルヤクデデッキに入れてて感銘を受けたカード。ボンバーしたらこっちはエネルギー無色1個分など余裕でクリアできます。フェアリーデッキは、現環境ほとんどいないので全デッキに刺さります。ボンバー使ってリセスタ打ってワンダーラビリンスで蓋する害悪ギミックは一級品。

ヒートファクトリー◇ 1

1進化を2体立てるこのデッキにおいて、少しでも多く引くことができるこのカードはめちゃくちゃ有能。今大会ではサポートが手札にないときにヒートファクトリーで3枚引いたおかげで博士の研究を引けました。デデンネを使わなくても引ける点が非常に強かったです。この枠に巨大なかまどを入れるか最後まで悩みました。

ヒート炎エネルギー 2

エネエネボンバーは特殊エネルギーも付けることが出来るため、入れれば入れるだけ得かと思われがちですが、セキタンザンやムゲンダイナの上位プレーヤーがエネポーターやデンジャラスドリルを投入してる中、今の環境で4枚積むのは危険だと判断。また、フレアスターターや火打ち石、溶接工を使えないと言う点を考慮して、基本炎エネルギーを優先して、最低限の2枚にしました。ただし、2枚でもやれることは結構あります。これも大会前にメモしたものを改良して書きたいと思います。

〜ヒート炎の有用性〜

○1枚のとき

ボルケニオンがセキタンザンの噴火弾を耐える。

ピカゼクフルドライブエレパ2枚でマルヤクデVが耐える

オルター朽ちた剣ダンデブレイブキャリバーをマルヤクデVmaxが耐える

ヒードランにつければ体力210になってコズガの火の玉サーカスの要求エネルギーを増やせる。

マッドパーティの要求増やし

○2枚のとき

ブレイブキャリバーやフレアストライクをマルヤクデVが耐える

マルヤクデVmaxの体力が360。火の玉サーカス要求値増やせる

超ミュウミュウのフォトンゲイザー5エネ340ダメージを耐える

といった感じ。2枚揃うときは少ないので再現度は低めですが、1枚つくだけでもこれだけのメリットがあるので、やはり2枚くらいは入れようという結論に至りました。上の太字のヒードランの件は実際に試合で活きました。ヒート炎エネルギーを完全に切らなくて良かったです。

基本炎エネルギー 10

ヒート炎と合わせて12枚。炎デッキはエネルギー12枚が王道って ひいおじいちゃんが言ってました。


◆採用を見送ったカードたち


巨大なかまど

デッキを円滑に回すことが出来る。ヒートファクトリー◇との選択だが、どこかの枠を削ってスタジアム3枚構成にしても良い。

ボスの司令3枚目

入れたかった。これはどこか削って入れなければ。

ツールスクラッパー

ムキムキパッドを剥がしたり、三神のおまもりを剥がしたり、ルカメタのフライパンを剥がしたり。相手の小細工を無効化するための優秀な道具。ですが、1枚入れて有効な時に引けるかどうか保証できないし、このデッキコンセプトに従って、この枠をしっかりとクラッシュハンマー4枚目に割きました。

マーシャドー

リセットホールのマーシャドー。ボール系から繋がる相手のスタジアムを破壊できる優秀なポケモン。特に三神相手の場合、混沌のうねりが1枚しか入っていない構築が多く、1回うねりを剥がしてからワンダーラビリンスを貼れば、一生ワンダーラビリンスを剥がせない状況を作り出すことができる。今回は厄介なスタジアムが入ってるデッキ自体は少なく、手持ちのスタジアム2枚でなんとかなると判断した為、採用を見送りました。



◆各対面での意識

このデッキ、具体的にどう回すんだろ? ニガテ対面はどう処理するんだろ? そんな悩みを解決ゾロリしたいと思います。懐かしいですね、かいけつゾロリ。


○vs三神ザシアン 超有利

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超有利。2ターン目でエネエネボンバーして320点ほど出すので、ただでさえ三神がアルティメットレイまで繋げることができない上、クラハンでエネ割って妨害、ザシアン弱点の炎アタッカーがいっぱい。三神側はかなりきついマッチを強いられます。動き方は、1ターン目にマルヤクデVとビリリダマ立ててマルヤクデに手貼り。2ターン目までに炎エネルギーをトラッシュに落としてVmaxとマルマインGXに進化。エネエネボンバーしてマルヤクデでキョダイヒャッカ。これで終わりです。一見難しそうですが、普通に決まります。

火打ち石が引けずに、エネルギーをトラッシュに送れないと判断した場合は、ボルケニオンのフレアスターターでマルヤクデに3エネ加速させます。そして、次のターンに入れ替えるかボルケニオンに手張りして2エネ切って逃げます。そうすれば大抵4枚くらいはトラッシュにエネルギーが落ちるのでエネエネボンバーでマルヤクデに付けて三神をワンパンすることができます。

三神倒された次のターンに相手が殴れずにふとうのつるぎでエンドしてきたら、ボスでエネルギーのついたザシアンを狙撃。クチートが出てきて殴ってきたら、引っ込んでヒードランかボルケニオンで殴って倒します。たまに入ってるフーパで殴ってきてもヒードラン。ザマゼンタがバトル場に出てきてターンを稼いできた時はポケモン入れ替えか3エネきって逃げてまたもやヒードランで倒します。弱点つけますからね。次のターンにボスを打ちながらメタルソーサーでザシアン育ててブレイブキャリバーを打つのは要求値が非常に高いです。マルヤクデで殴ってしまうとボスを打つ必要が無いので博士の研究からリソースを集めきられてしまい、エネエネボンバーの2枚とマルヤクデVmaxで3枚オルタージェネシスの効果で1枚取られて負けてしまうリスクを作り出してしまいます。 

そして、クラハンの使い方ですが、最序盤は定石通り三神についている水エネか鋼エネを剥がしてください。そうすることで2ターン目に三神がオルタージェネシスを撃つ為にはメタルソーサー1つとエネルギーつけかえ1つを要求することができます。これが大事。メタルソーサーをいかに無駄に多く使わせるかがこの戦いの鍵になります。ワンダーラビリンスも序盤から刺さります。


○vsムゲンダイナ    

クロバット型  五分、  マタドガス型 微有利

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普通のクロバット型の場合後攻1のエネ割りにかかっています。パワーアクセル返しに後ろ割ってキョダイヒャッカ打てたら最高。たまにフレアスターターや溶接工を打った返しの2ターン目にボスの司令でビリリダマから狩られることがあるが、そしたら無傷のマルヤクデで殴って行けるので、それはそれで美味しい。サイドプランしっかり考えればボンバーしなくても勝てます。イベルタルGXのデスカウントは要注意。イベルタル見つけたら速攻で倒しに行きましょう。

僕は、ルカメタやセキタン増える予想で数は少ないと思って無人発電所型は当たんないんじゃないかと踏んでました。デデンネなくても回るっちゃ回るが、今後、環境が変わってまた無人発電所型が増えたらリセットホールのマーシャドー入れるべきだと思ってます。 ただ、こちらにはクラッシュハンマーがありますからお互いにとって嫌なゲームになって、結果的に泥沼の互角ゲームになります。

そして最近出たマタドガスムゲンダイナ相手にはフレアスターターから入ります。ボルケニオンというポケモンはクワガノンをはじめ、ロックしようとしてくるデッキに対して強く、特性を使わずに自分自身でエネ加速ができる上、2エネ110点のこうねつばくはで毎回相手を削ることができます。これが結果的にマタドガスダイナに対するアンサーになりました。あとはクラッシュハンマーがぶっ刺さり。


○vsルカメタ 微有利

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相性有利。だが、ガン有利というわけでなく、三神の方が全然簡単。フライパンとコーティング鋼が優秀すぎて5分に持ってかれることもしばしば。クラッシュハンマーは特殊鋼を剥がすのに使います。先ほども言いましたが、実質 表が出ればダメージ2倍になる火力アップアイテム。ヒードランの出番です。ザマゼンタ突破のキーマンです。でも、無人発電所貼られてないか毎回しっかりと確認すること! 特性バーニングロードが発動するかどうかしっかり確認しましょう。あとヒードランを場に出すのは出来れば相手のザシアンを倒しきってからにしましょう。ブレイブキャリバーで飛ばされるとその後のザマゼンタ突破が難しくなります。

このマッチアップは溶接工での加速が理想的なので出来るならきっちりやりましょう。相手の手札が少なかったらクラハン+ねつほうしゃでエネ盤面崩壊を狙えます。これをしたら入れ替え、メタルソーサー、手張り、入れ替えが要求されます。相対的なサポートでのドロー数が比較的少ないデッキなので、次のターンに攻撃が返ってこないことが多いです。これ大事です。フルメタルウォールはいつ何時でも飛んでくるリスクがあるので、相手がルカメタをトラッシュに2枚送るまでは その線はずっと意識の片隅に置いておくように。


○vsセキタンザン

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ノーマル 微有利     コンボ型   微不利

ムキムキパッドは、コンボの場合は入ってないと割り切って動いても悪くないと思います。友達のやつは入ってたけど。コンボの場合は厄介。ボンバー打ってマルヤクデVmaxが取られたり、ボルケニオン+デデンネ+コンボで4枚取られてしまいます。その時点で負けるので厄介。 相手がキョダイガンセキまでつながらないようにエネを妨害しましょう。ストーン闘エネルギーを割れたら相手の防御力を下げることができます。フレアスターター+出貼り+ボンバーで3+1+5=9枚のエネルギーで400ダメージくらい見込めます。ムキムキパッドがついててもストーン闘エネルギー1つならワンパンです。2つついてたらクラハンでなんとかしましょう。

相性45%と言いましたが、相手がコンボセキタンザンと判明してる場合、手っ取り早く勝率を上げる方法があります。それは、じゃんけんで勝って先攻を取って先に殴ること。笑笑 これも立派な策略です。2エネキョダイヒャッカでヤレユータンを倒したり、バトル場のセキタンザンVを先に削りにいきましょう。現在はローズが入ってない構築がほとんどなので、急なエネルギー加速は無いと判断しても良いと思います。ただ懸念点が1つ。プテラGXがめんどくさいです。たねポケモンではないので急に出てくることはないですが、メタモンが出てきたらほとんどプテラがくると予想して良いと思います。メタモンを早めに処理するか、アタッカーチェンジしてヒードランにエネを分けるなどの対策をしましょう。こういう使い方が出来るヒードランほんっと偉い。

ちなみに友達のセキタンザンはコンボで尚且つプテラも入ってました。その場合相性40%くらいです。笑 でもセキタンザンは直前まで僕も握ってたので分かるのですが、5試合に1回くらいはセキタンザンしか場に立たないとかサポート引けないという状態に陥ります。どれだけケアしていても事故ってこちらが勝てる時は勝ててしまうのもセキタンザンデッキなのかなって思ってます。


○vsピカゼク  五分〜微有利

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五分〜微有利ってどっちやねん。はっきりせえ!という声も聞こえてきそうですが、構築や対戦相手の練度によって五分から微有利くらい相性が変動する相手です。相手のピカゼクとライライをストレートで持っていく。これができるかどうかです。相手視点はデデンネなどを2体狙ってくるデッキが多いです。後攻取った場合はデデンネやワタシラガを合計2枚場に出すのは控えましょう。ボルケニオン壁にしてフレアスターターします。相手がピカゼクで倒しにきたところにボンバーしてマルヤクデで倒す。そしてリセットスタンプタンデムショックをかわしてまたもライライをワンパンするというのが理想です。

3-3で取られることを嫌ってフルドライブでのエネルギーの付け先をクワガノンに行う人もいます。その場合は後ろのエネルギーをハンドに溜めておいたクラハンで割りに行きましょう。フルドライブはアルティメットレイと違い、1匹しかつけられないことも頭に入れときましょう。フレアスターターを打ってその後の先攻2ターン目にクワガノンで攻めてきたら割とアド。こうねつばくはでツーパンを狙えるので。まあ普通にピカゼクでくると思いますが。後攻1ターン目で相手のエネルギーを剥がせば先攻2ターン目のフルドライブを妨害することができます。これで焦ってパラライズボルトから入ってくる人もいます。ピカゼクデッキならマリィ打たれる心配は少ないので、あらかじめポケモン通信を使ってVmaxなどを持ってきておいて良いです。まあ相手がピカゼクと分かってるなら先攻を取って先に殴りに行くのが手っ取り早いんですけどね。


○vsコズガ   微不利

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昔っから好きになれないデッキです。笑 こちらのハンドにあるヒートファクトリーを使いたいと思っても相手が使うヒートファクトリーが非常に強力なので思うように貼れなかったり、マリィを打てないので手札を溜められやすいのがネック。不利対面なのですが、長い間握ってると流石に対策の仕方が多少なりとも分かってくるもんです。

まずじゃんけんに確実に勝って後攻を取ります。そしてフレアスターター。このサイドレース不利対面でもきっちりエネルギーを行き渡らせるには、初手でフレアスターターか溶接工を打つことが肝心です。マルマインGXは基本この対面ではお休みです。理想はボルケニオン、Vmax、Vmaxと1-3-3で取らせること。バーストGXがあるので相手サイドは実質5枚スタートであることを忘れずに。コズガ側はボルケニオンを倒さないとこうねつばくはでジラーチを狩ら続けてしまうため、ボルケニオンから狩ってきます。レシリザでくるかコズガでくるか。どちらで来てもボンバーはしないこと。レシリザでボルケニオンを倒しにきたらこちらはキョダイヒャッカでツーパンで倒します。レシリザはどう頑張っても320点は出せないので、こちらが先にレシリザを倒す流れになります。あとはリセスタを挟みつつ3-1-2とサイドを取ります。コズガから入ってきた場合は安直に2エネキョダイヒャッカ120点で倒してしまって構いません。

でもこれだけではまだ厳しいです。では他に何をすれば良いのか。そう、クラハンによるエネ割りです。一見、クラハンはコズガ対面にあまり効かないように思えます。ですが、ベンチで準備してるコズガにクラハンを打ち、エネルギーを剥がすことで、エネルギー要求を1枚増やすことができます。次のターンのコズガの攻撃力が−50されたのと同義なのです。コズガ側からしたら、マルヤクデVmaxの体力が320から370に変わったようなものです。 

例えば、ベンチに2枚炎エネルギーがついたコズガがいたとします。これにクラハンでエネを割ることで、次のターン、本来なら手貼りでワザを打てるところを溶接工をもう1回このコズガに打たなくてはならない状況を作り出すことができます。これのおかげで大会では相手がリソースが足りずにジラーチ前で番を返してくるターンが多かったです。こちらがマリィを打てない代わりに、別の手段で要求値を増やすことができたのが大きかったと思います。クラハンなかったら普通に負けてたと思います。


○マルヤクデ 五分

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普段は勝ち越している相手です。本来有利なハズなんだけどなぁ・・。笑 予選2戦目では勝ってますが、予選4戦目と決勝で負けているので五分としておきましょう。こっちは後攻を取って、1ターン目はビリリダマとマルヤクデVを立ててフレアスターターか手貼りでエンド。

相手の中型、大型ポケモンでボルケニオンを倒してきたところを手貼り2回目とボンバーで320ダメージで倒します。あとは6タテ。溶接工型はヒート炎エネルギーとの噛み合いが悪いので入ってない型が多いです。今回僕の考えと違って驚いたのですが、今のマルヤクデってジャンケン勝ったら先攻をとるんですかね。どの試合も手貼り2エネのキョダイヒャッカで序盤からどんどん攻めてきていた印象があります。


○vsブルーレシリザ      有利

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ジャンケン勝って後攻を取る。これが1番の勝利への近道です。クラハンで割るとエネが相手は足りなくなってきます。相手のヒート剥がして一体目をワンパンできれば勝ちです。相手が後攻取った場合、こちらはマルヤクデを2体用意します。 

これは注意点ですが、ボルケニオンをマルヤクデで殴りに行くのはリスキーです。デデンネが出なかったら良いですが、理想はジラーチ前でこうねつばくはで倒されるように誘うことです。先に殴らせてこちらが後出しジャンケンで倒します。→キョダイヒャッカ→相手がレシリザで攻撃→2体目の無傷の方のマルヤクデVmaxにボンバーして倒す。これで全抜きルートが取れます。


○vs超ミュウミュウ 微有利

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このデッキは体力ラインが低いタッグチーム相手には要求札が少ないため基本有利なことが多いです。ホラーハウスGXや、不意に飛んでくるコズミックバーンやカラミティエッジなどに対応するため、マルヤクデVを2体立てておくことを真っ先に意識しましょう。ナイトウォッチャーで止まるかどうかのところですが、ここはジラーチ型にしたため、手札復帰はしやすいと思います。

僕も一時期、CL愛知の時から4ヶ月ほどの長い期間、超ミュウミュウを握ってたので分かるのですが、クラハンでオーロラエネルギーを割られるのが、まあ面倒くさいです。フォトンゲイザーや ぽかぼかフォール、カラミティエッジなど、高火力出せる技はオーロラエネルギーに依存しがちな部分があります。オーロラエネルギーは大概3枚の構築が多く、1枚くらいはデデンネや博士で切ってしまうこともざらです。オーロラエネルギーを割ることで相手のワザの選択肢を減らすことができる点が優秀ですね。

オーロット&ヨノワールGXのペイルムーンGXには注意が必要です。2体目のマルヤクデにボンバーして、スタンプで動きを止めるのが1番安全かと思います。相手がホラーハウスGXを打たずにGX権を残している場合や、溶接工が打てそうなハンドだったら、ボンバーしないプランを取ることも全然あります。


○vsコンボマッドパーティ 微有利

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ツインエネルギーとトリプル加速エネルギー合わせて6枚ほどしか入ってないので、相手のベンチポケモンに付いているエネなどを割っていきましょう。ねつほうしゃやクラッシュハンマーでツインエネルギーを割れば実質相手を倒したのとほぼ同じ効果が得られます。サイドは取れませんが。

2ターン目にVmaxに進化してボスでヤバチャを引っ張って倒す動きが強いので可能ならば博士ではなく2ターン目はボスの司令を使いたいです。ボルケニオン前でヒート炎エネもつけれてバトル場に置いて終われば先攻2ターン目で倒されることはまずないです。要求値が高いです。コンボギミックがあるので、できればボルケニオンとVmax2体しか場に出さないことをおすすめします。

サポートは毎ターン使わなければならないなんて規則はありません。デデンネ使う前によく考えましょう。サポート打たなくても相手ポケモンを倒せるのだったら使わないと言う選択肢を取ることも立派な手です。ガラルマタドガスでマッドパーティ側の特性がもろもろ全部止まるうえ、バッドポイズンで次々と倒されてしまうため、当日はいても少ないだろうと踏んでいました。



ふー疲れた休憩。 ここでちょっとした

ノンフィクションの昔話をしようと思います。

僕がまだ3歳の頃でした。母親に怒られて

「わがまま言うんだったら1人で帰りなさい!」

と言われ、母が目を離した隙に

本当に電車に乗り込んで、

お出掛け先から2駅先の家まで自らの足で

ペタペタと帰ってしまったことがあります。

母親は帰宅して、不安から一気に解放されたのか

真っ先に僕に泣いて抱きついてきたのですが、

当時の僕はそんな最中でも上の空できょとんとしてて、

「きょう1人でのったでんしゃ、ゆうひにあたって

きれいだったな。」なんて抜かしたことを

心の中で思い返しておりました。

夕陽に当たって燃えるようなオレンジ色に染まった

帰宅ラッシュ前の電車。  

そう。 これぞまさに・・・





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バーニングトレインでした。


はい。 めでたしめでたし。



◆さあさあ当日の環境はというと


とんだつまらない茶番に付き合って下さり

ありがとうございました。

烈歌団のメンバーはみんな、

このような茶番の類が大好物なのです。

でもなんか滅茶苦茶スベってそうでこわいので

酷評だった場合、note訂正して全部消します。

あ、でも3歳で電車乗って帰っちゃった事件は

本当です。 当時、母と一緒に僕を一所懸命に

探してくれた駅員さん、

大変な大変なご迷惑をお掛け致しました。🙇‍♂️

やばい、やっぱ消そっかな。笑笑


さて、僕の当日の環境予想をおさらいしましょう。

・三神ザシアンは前の週に結果残したのでマーク厳しくなるが、朽ちた剣が出た影響でそこまで減らない。
・三神の朽ちた剣が強いからルカメタは減ると思うけどスピードザシアンで勝負してくる人や、それでもルカメタを握ってくる人はいる =ザマゼンタは増える予想。
・朽ちた剣、朽ちた盾が出るって聞いたらザマゼンタが増えるし、エネポーターが入ってるセキタンザンがどこでも結果残してるのでノーマルのムゲンダイナは若干減るだろう。マタドガスムゲンダイナはまだ完成度の高いデッキは組んでこれないだろう。

こんな予想具合でしたね。

さあ、果たして結果は•••





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ん? なんかいつもより炎多くね??

神様のやつは三神で、悪そうな笑顔を浮かべていて、よくコナンの犯人とかに出演してたりする全身黒タイツ男が悪タイプで、手前右の変な妖術使っている良くわからんやつは超タイプを表してます。炎が思った以上にちょっと多くて冬ですが会場内が蒸し暑かったです。コズガやレシリザとかならまだ分かるのですが、マルヤクデがそこそこいるんですよね。僕と同じ安直な考えの人が多かったです。まあ確かに思い切って炎デッキ握るなら今だ!って思いますわな。店内の全体を見渡すことは出来なかったのですが64人クラスのシティリーグのうち、セキタンザン、マルヤクデ、三神、ムゲンダイナがそれぞれ4人くらいはいた気がします。ただ、普通のムゲンダイナはマタドガス型のムゲンダイナに不利を取ってしまうため今回少なかったのではないかと感じました。他のデッキは割とバラけた感じ。超ミュウミュウ、タチフサグマもいた気がする。僕が出たシティリーグ神奈川のTop4のデッキを見ると、

マルヤクデ

マルヤクデ

セキタンザン

セキタンザン

となっていたので、Twitter見たら、「神奈川魔境じゃね??」みたいな推測が飛び交ってましたが笑 上位4人がたまたま偏っていただけで、他は割とばらけてた感じでしたよ。



◆マッチアップレポート

さあ、いよいよここまで来ました。このnoteも大詰めです。マッチアップレポートといきましょう!

ただ、毎試合集中しすぎて記憶がぶっ飛んでる場合があるかもしれません。そこは悪しからずお願い致します。🙏


予選1回戦 vsブルーレシリザ(ボンバー使用)勝ち

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友達2人でシティに遊びに来て、「よし、みんな決勝で三つ巴大富豪でもしような。」なんていうヨコハマンジョークを交えて対戦相手のもとへ。 えーっと俺の卓番号は9番か。。ん?

「え? おまえ!?」

ほぼ同時に言いました。対戦相手、実は3日前にハマロコのジム戦で対戦して意気投合して今日一緒にシティにきた友達。 き、、き、、気まずいッ!! 正々堂々大勝負のじゃんけんで勝って後攻を取りました。 

 気まずい!!

1ターン目、相手はボルケニオンに出貼り→マルヤクデ2体とビリリダマ用意してエンド→相手フレアスターターで1エネレシリザに→その返しにクラハンで後ろのレシリザのヒート炎を割りつつ、ボンバーリセスタキョダイヒャッカで前のボルケニオン倒す1-0→相手はエネルギーが足りず、エネのついてないレシリザを前にしてエンド。エネのついているレシリザをボスで引っ張ってキョダイヒャッカ4-2(エネエネボンバーでサイドを献上したためサイド数は4-2。)あとはそのまま押し切りました。

初戦身内戦は渋すぎた。お互いツイてねーなーとか言いながら、僕はオポを上げてお互い全勝することを誓いました。


2戦目 vsマルヤクデ (ボンバー不使用) 勝ち

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2回戦目はとても気さくなマルヤクデ使いでした。

相手、マルヤクデに手貼りでエンド→フレアスターターでマルヤクデVに3エネ→相手事故気味だが2エネキョダイヒャッカでボルケニオン倒す0-1→ 1エネ溶接工でベンチのマルヤクデに加速しつつ、バトル場のマルヤクデをVmaxに進化させて殴ろうとするが、進化できず、マルヤクデVのワザ バーニングトレインで刻む→相手ボスでデデンネを狩る0-3→マルヤクデ2体とも進化してキョダイヒャッカで相手のVmax倒す3-3→相手ボスで2エネの方のVmax呼んでねつほうしゃ20点エネトラッシュなし→ベンチにヒードランGX置いたあとボスでワタシラガ狩る5-3→相手リセスタ打って手張貼りキョダイヒャッカ120ダメージ→こちらの場には炎エネルギーが8枚、手札にはエスケープボード。「エネルギーかポケモン入れ替え来い!」 デッキトップ、ポケモン入れ替え。そのままヒードランバトル場に出して特性バーニングロードで8エネ全部集約させてヒートボンバーGX400ダメージ対あり!!

手に汗握るアツいバトルでした。バトル場にいたマルヤクデにヒート炎エネルギーが1枚ついていたのですが、相手が ねつほうしゃで20点あらかじめ削っていたため、次の手貼りキョダイヒャッカ200点で飛んでました。 あっぶねー。


3戦目 vsコズガ (ボンバー不使用) 勝ち

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3回戦の相手はCL横浜130位台の強豪プレーヤーでした。ここで勝てたのは自信に繋がりましたね。

相手コズガに手貼り→こちらボルケニオンスタートでフレアスターター→相手コズガでボルケニオンを倒す0-1→3エネキョダイヒャッカでコズガ倒す1-1→相手リソース足りずエンド→コズガのエネルギーをクラハンで割りつつボスでオドリドリを狩る3-1→相手リソースわずかに足りずジラーチ前エンド→ポケモン入れ替えで特性バーニングロードでヒート炎エネをヒードランに移してばくねつスタンプ4-1→相手がリセスタ打ちつつコズガで火の玉サーカス5エネトラッシュ4-3→ボスが引けなかったのでこっちもリセスタ打ってそのままキョダイヒャッカ5-3→相手ズガドーンGXでさくれつバーナー→デデンネGXと博士の研究でポケモン入れ替えを引いて混乱解いてそのまま4エネキョダイヒャッカ6-3対あり!

ニガテ意識克服。小さくガッツポーズ。サポートが打てなくても焦らず我慢してデデンネを一切出さずに、1-2-3で取らせるプランを取れたのが勝因でした。クラハンで相手の2エネついたコズガのエネを剥がして再度溶接工を要求することができたのが大きかったです。3連勝。いいね。


4戦目 マルヤクデ (ボンバー使用) 負け

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全勝同士。1番卓での試合。マルヤクデ頂上決戦。

相手マルヤクデ握った手貼り→ジラーチバトル場でマルヤクデVとビリリダマ立てて手貼りエンド→相手マルヤクデで倒す0-1→博士デデンネでVmax進化させて手貼りボンバー7エネキョダイヒャッカ320点  3-3→相手ファイアローVに溶接工してグレキャでデデンネ狩る3-5→そのままキョダイヒャッカでファイアロー倒す。5-5(※ここでプレミしました)→相手ボス1エネヒートボンバーでジラーチ倒す5-6で負け。

サイド数3-5の場面でしたが、ボスの司令と博士の研究があり、ボスの司令を大事に取っておくために博士の研究があったのに打たなかった。マルヤクデに8エネついているので、何が出てきてもワンパンできるため、ボスの司令を大事に取っておく意味が無かった。ここは博士で掘ってリセスタを探しに行くべきでした。それにしても相手の溶接工グレードキャッチャーデデンネ狩りはヤンキープレーでした。強すぎ。ここにきて負けてしまったけどメンタルは落ち着いていて、すぐに切り替えることができました。


5戦目 ムゲンダイナ (ボンバー使用) 勝ち

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ガラルマタドガス型のムゲンダイナでした。マジか、当たるんかいな。練習してねぇ。どうしようと不安でしたが、頭フル回転で挑みました。この試合が1番疲れたかもしれないです。

こちら初手デデンネスタートで白目。 相手ドガースに手貼り→フレアスターターでマルヤクデ2体にエネルギーをそれぞれ2枚と1枚供給→後ろのムゲンダイナVに手貼りとカウンターゲイン装備でガラルマタドガスのワザ、バッドポイズン → 1エネの方のマルヤクデに手貼りして、いれかえでマルヤクデVmaxバトル場にしてボスでヤミラミVを縛って2エネキョダイヒャッカ→相手ヤミラミにエネルギーを貼ってワザ、こうみゃくさがし→クラハンで後ろのムゲンダイナのエネを剥がしてキョダイヒャッカ2-0→相手ゲイン付きのムゲンダイナVmaxでドレッドエンド270点→ヒートファクトリーと博士で山札残り1枚のギリギリまで圧縮したあと、ベンチの方の無傷のマルヤクデVmaxに出貼りボンバーしてリセスタ打って8エネキョダイヒャッカ360点  5-2→相手ボスでデデンネGX前に縛る→山札最後の1枚はポケモン入れ替え。あらかじめ山を見てたので知ってた。山札から引いてノールックでポケモン入れ替えを提示して、キョダイヒャッカで対あり。

相手のデッキは入れ替え手段が少ないのではと予測して2ターン目にヤミラミVを前に引きずり出して縛った戦法が勝利に繋がりました。そしてそのターンにクラハンを打たずにその次の3ターン目でヤミラミVを倒すタイミングで一気に吐いてベンチのムゲンダイナのエネルギーを割っておいたことが勝因となりました。相手はムゲンダイナに手貼りしないと攻撃できず、その攻撃の返しに、こちらがそのムゲンダイナを倒して相手の盤面からエネルギー全滅させることができました。このおかげで次のターンも殴られることはなく全抜きすることが出来ました。デッキコンセプト通りの理想的なクラハンによる盤面制圧ルートを取ることができた良い試合でした。


予選最終結果は4-1で4位通過!

4-1の戦績でも上がれなかった人もいたので

オポネントが高くて助かりました。

初戦で当たってしまった友達は、そこから

3勝2敗と巻き返すもあと一歩届かず。

ちなみにもう1人の方の友達は

全勝で2位通過。さっすが。


Top8のデッキ内訳はこんな感じ。

セキタンザン2、マルヤクデ2、コズガ、三神ザシアン、ピカゼク、ムゲンダイナ。

セキタンザンが予選ワンツーフィニッシュと

抜群の安定感といった感じでした。3位と4位に

マルヤクデといった具合でした。



準々決勝 コズガ (ボンバー使用) 勝ち

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休憩時間に友達と3人で対戦相手について共有し合って、僕らはTop8全員のデッキが判明した状態でトーナメントに挑みました。これが地味にデカかった。得意対面なのに今日まだ当たってないから初戦は三神来てくれねえかな〜なんて思いながら昼休憩を終えて対戦卓に向かうと、「またお願いします。」 ん?聞いたことある声。嫌な予感がするんだが? そう、対戦相手はさっきまで初戦とかで当たらずに決勝で会おうなと約束して決勝Tに進んだ友達•••。ではなく予選3戦目で当たったコズガの人でした。それはそれで嫌なんだが。

準々決勝からはちょっと丁寧に解説していきましょう。相手がジャンケン勝ったら後攻取りますね?笑 と言ってきたので死に物狂いでじゃんけんに挑み、見事勝って後攻選択。コズガの方は、フレアスターターでボルケニオン壁にされつつエネルギー加速される動きが嫌とおっしゃってました。そんなこんなで対戦スタート。相手はコズガに出貼りしてエンド。こちらはマルヤクデスタートですが、ボルケニオンまで繋がらなそうだったので、博士あったが、サポート打たずにマルヤクデVを2体立てて前に手貼りしてエンド。相手はレシリザ出してきて3エネつけてバトル場に。そしてげきりん30点。 げ、げきりん??てっきり3エネダブルブレイズで削ってくると思ってたのだが。こっちはサイドをとっておいた方が良いと考え、Vmaxに進化してボスでジラーチ引っ張って出貼り2エネキョダイヒャッカで倒してサイド1-0。相手は何とレシリザにまた3エネつけて6エネダブルブレイズGX300点でマルヤクデVmaxきぜつ。サイド1-3。こちらのベンチのマルヤクデVにエネルギーがついてないことを見計らった上での思い切ったプレイングでした。先ほど3エネダブルブレイズを打っていた場合、ダブルブレイズ→フレアストライクと入って倒す形となりますが、げきりん→ダブルブレイズと入ったため、次のターンに相手はフレアストライクを打つことができます。やられました。相手うますぎ。こっちのベンチにはエネのついてないマルヤクデVが1匹。これをバトル場に出して1枚ドロー。手札にはクイックボール、マルヤクデVmax、ポケモン通信、ボルケニオン、リセスタ、ワンラビ、博士、ヒート炎エネルギー。 もうやることはこれしかない。マルヤクデVmaxに進化してヒート炎エネルギーを手貼りしてトップで引いたカードをコストにしてクイックボールでビリリダマを立ててエンド。 相手は溶接工でコズガに2枚。ズガドーンGXに1枚貼ってフレアストライク230点。こちらはボンバーしてVmax単騎状態を作ってリセスタ打って相手の手札が1枚の状態でワンダーラビリンスで蓋。そして貯めてた博士でドロー。最強害悪コンボ。口元を固く結んだ相手の方。そのまま6エネキョダイヒャッカ280点でレシリザ気絶。サイド数4-5。 幸いにも相手のベンチにはジラーチもオドリドリもいない。これはひょっとしたら勝ったか?あと1ターン貰えれば。たった1ターンさえ貰えれば———————。  相手、ファイアロー前でデッキトップクイックボール。。からのクロバットで引いてスタジアム張り替え。。「終わった。ここまでして引かれるか•••。」  相手バトル場のファイアローを逃す。  だがしかし、ここでなんとズガドーンGXを前に出してきました。相手の手が裏返ったGXマーカーに一瞬伸びかけてピタッと止まり、次の瞬間、頭を抱える対戦相手の方。バーストGXで試合を決めようとしたのでしょう。ですが、GX権はレシリザで切ってました。ズガドーンを逃す方法が無く、リセスタを打って苦渋の炸裂バーナーやけど混乱。こちらのハンドは入れ替えとワタシラガ。デッキトップで博士を引いたため、ワタシラガは空撃ち。そしてポケモン入れ替えワタシラガ前で博士→もう1個入れ替えを引いて混乱治してキョダイヒャッカ320点。サイド数 6-5で勝ち。

この対面は、両者ともかなり熟考して勝ち筋を見つけよう見つけようと必死に探してました。結果的に最後は相手のミスでの決着となりましたが、最後まで諦めずに最善手を打ち続けて貪欲に勝ちを取りにいった結果、僅かながらですが、試合を制すことができたのかなと思っています。


準決勝 セキタンザン (ボンバー不使用) 勝ち 

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対戦相手は予選1位通過のセキタンザン使い。普段は東京や川崎でポケカをしているんだとか。じゃんけんに負けて後攻を取られました。まあまあそこは仕方ない。

ボルケニオンスタート。そして運命の初手のハンドは、シンプルな事故。 いや〜ここに来てこれかぁ。今のところゴールド免許で来ていたのですが、ここに来て初事故を起こしてしまいました。 先攻1ターン目、マルヤクデVをベンチに出して火打ち石を使ってエネルギーを大量に持ってきて前のボルケニオンに1枚手貼りしてエンド。 来いっ!マリィ!!  結果、相手大事故。ヤレユータンしか立たず、ヤレユータンに出貼りしてさるぢえした後エンド。 こちら、ボルケニオンに手貼りしたあと、やることないのでフレアスターター。相手さるぢえ解決せずエンド。 こうねつばくはでヤレユータンに110ダメージ。相手が返しでそのままエンドして、こうねつばくはで相手種切れ。試合終了。

対戦相手と2人で爆笑。世紀の泥試合を目の当たりにしたジャッジの方は苦笑い。人って自分が事故ってる時は機嫌悪くなるのに、両方事故ってるとめちゃめちゃ面白くて笑ってしまうんですね。ガチの正面衝突事故を起こしてしまいました。いやでもどうしよう、準決勝なのにしょうもない試合してもうた。ボルケニオンが偉かった。手札が動かせなくてもフレアスターターと こうねつばくはで自力で突破できるのが優秀でした。それ以外この試合は言うことないです。笑  決勝戦と参りましょう。



決勝戦 マルヤクデ (ボンバー使用)   負け

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運命の決勝戦。相手は予選4戦目で当たった方。この環境でマルヤクデ同士で決勝戦を迎えることが出来るとは思っても無かったので、本当に嬉しかったですね。

相手先攻でマルヤクデVに手貼りエンド。こちらは初動はマルヤクデVスタートでまずまずといった感じ。ジラーチバトル場に出して、2エネトラッシュに送り、クラハンで相手のエネを割りながらビリリダマも準備して手貼りエンド。相手はマルヤクデVmaxに進化させ溶接工で3枚つけてキョダイヒャッカで倒す。サイド数0-1。 さあ、このターンに全てがかかっています。エネルギーが相手のマルヤクデしかついていなかったので、相手のマルヤクデを倒せたらその勢いでテンポ取って勝ち。倒せなかったらそのまま押し切られて負け。ここが天王山です。手札に溜めておいたマルマインとマルヤクデVmaxを使い、両方とも進化させてからデデチェンジ。1エネトラッシュし、これで合計3枚。完璧なデデチェンジです。そして運命の6枚・・・。 火打ち石は引けました! だが、肝心の博士か溶接工が引けなかった・・・。クイックボールは引いていたのだが、ワタシラガは最初のターンでやむなく切ってしまっていました。手札にはサポートがボスの司令のみ。火打ち石を打ってエネルギーを持ってきてクイックボールで1枚落としてもトラッシュに4エネしかなく、ボンバーしたとしても、2ターンの手貼りと合わせて6エネルギーで280点しか出ません。あと1枚、あと1エネルギー、あと1エネルギーさえあればとっくに届いてるのに...!! ここで何となく運命を悟りました。とりあえずクイックボールでエネルギーを落として、トラッシュに炎エネ4枚の状態でエネエネボンバー。サイド数0-3。その後ボスで後ろのクロバットを倒してサイド数2-3。 そして返しの相手のターン。 ズガドーンGXをベンチに出し、クロバットとデデンネを使って強引に山札を引いて溶接工。3エネしっかり付けきってズガドーンGXのワザ、ビックリヘッド。マルヤクデVmaxがワザで自身のエネ加速を行なっていたので、マルヤクデVmaxに4枚、ズガドーンのエネルギー3枚の合計7枚ロストゾーン送りで350ダメージ。綺麗に倒されてしまい敗北です。 あの場面で相手のマルヤクデVmaxを倒せていたら見えていた景色はおそらく変わっていたことでしょう。  たった1枚の要求札、それをここ1番で引けませんでした。でも、とても清々しかったです。プレイミスは特になし。負けはしましたが幸せな決勝戦でした。




◆最後に

最後まで見て下さった方、本当にありがとうございました! 三神ザシアンとマッチせずに炎デッキと多く対戦することになったのは少し誤算でしたが、どの対面でも対等に渡り合えて、大きく不利を取るような相手が無いデッキを選択出来たのが当日の環境に即座に対応できた要因なのではないかと思います。質問等がございましたら Twitterのアカウント @Yon04692569 まで気軽にDM送ってください👍 半年間の叡智をフル活用して質問に答えたいと思います。僕が半年間、第一線でこのデッキを握ってこれたのは、楽しい上に強かったから。これに尽きます。僕は自分でデッキビルドするのが結構好きなのですが、強いのは前提にしたとしても、使ってて楽しいデッキかどうかってやっぱり大事だと僕は思うんです。時にはたとえ重要な大会だったとしても、自分の大好きな楽しいデッキに頼ってみるのも悪くないと今回のシティリーグで学ぶことが出来ました。皆さんも自分の信じたデッキを信じてやって下さい!(小泉構文) やっぱりポケモンカードは楽しくてなんぼです。 

本当に本当にこれが最後です。皆さんのポケカライフがより良いものとなりますように。烈歌団チーム一同、心よりお祈り申し上げます。     

閲覧、有り難うございました!!

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