無題合唱論考ー「忘れな草かな?」頷き誓うー
覚えてるよ。あの日君が言ってくれた言葉今も、
胸のとこに、真ん中らに、居座ってる「・・・愛してるよ」
ありがとう出会ってくれて、狂おしいほど今も想う。
prologue. 夕暮れの合図
時は、止まれと祈り願ったところで止まってくれはしないと、そんなことは最初からわかっていたはずなのに。いつから忘れてしまっていたんだろう。
今、急に音を立てて動き出した時計の針の前で立ち尽くしながら、独りきり。
寂しくなんかないと思い込んで強がることも出来ないままで。
でも、君が言っ