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TW憲法Eノーミス縛りをして得たこと

※この記事はたのんさん主催のタイパー Advent Calendar 2022の19日目の記事です。
18日目の記事はdqmaniacさんの「多言語タイピングにおけるギリシャ語の強化」です。
20日目の記事はisseiさんの「毎パソ全国優勝までの道のりと今、タイピングのe-sportsについて」です。

はじめに

パルキー(@paruki_2_718)です。私は主に毎パソ、Interstenoなどの実用タイピングのカテゴリをメインに活動しています。この記事では私が昨年から取り組んでいる、TW憲法(特に英語)のノーミス縛りについて書こうと思います。

主な記録

Intersteno2022:総合13位
毎パソ英文B:5段(2760, 0, 3312)
TW英語: 総合XX(ミス1%以内でXS)

TW憲法とは

TW憲法とはタイプウェルシリーズのひとつで、日本国憲法を入力することで、長文入力の練習が出来るソフトです。TW憲法にはローマ字、かな、英語の3種類の入力方式があります。以後、入力方式が英語のTW憲法のことを「TW憲法E」と記載します。この記事ではTW憲法Eについて書いていきます。
余談ですが、入力方式がローマ字のTW憲法を「TW憲法R」、かな入力のTW憲法を「TW憲法K」と書かれる場合が多いです。
TW憲法Eは短い章だと400~1000文字と2分ほどで終わりますが、長い章だと6000文字以上なので、10分以上打ち続けることになります。

なぜTW憲法Eノーミス縛りを始めたのか

目的は大きく分けて2つ、1つ目は長文入力における正確性を向上させたかったから、2つ目は(おそらく)誰もやってない縛りであり、上位でいられるかもしれないからです。

長文入力における正確性の向上

きっかけはタイピングパーティーの中でTW憲法をノーミス縛りでやろうという話があって、そこに私も参加したことです。2章、8章、9章あたりは1000文字未満で短めということもあり、数回のチャレンジで打ち切り達成しました。1000文字超えたあたりから数回では打ち切ることは出来なくなり、これ以上は無理かな~と思っていました。タイピングパーティ中ではこのあたりでやめましたが、もう少しというところまでいけるし、もう少し速度を抑えてミスタイプしないように意識すれば出来るだろう、と思い翌日以降も続けてました。すると1500~1800文字くらいのPreamble、7章、11章でも打ち切り達成しました。
ここまできたら、2000~3000文字の1章、5章、6章も打ち切り達成したいと思うようになりました。
また、速度を抑えて正確性重視で打つ技術は、文字数よりも正確性を重視され、BSによるタイムロスが痛い、毎パソやInterstenoのスコアアップにつながると思っています。

誰もやってない縛り

また、TW憲法は他のタイプウェルシリーズと比べて長文入力であるためか、やりこんでる人は少ないと思います。ましてやノーミスで打ち切りを目指してる人は知ってる限り数名しかいません。私のタイピングスキルは上位者から見ると決して高くはありませんが、この条件だと上位でいられるのでは、と考えました。

得られたこと

正確性を意識したタイピング

まずは正確性を意識し、速度を抑えてタイピングができるようになりました。TW憲法Eノーミス縛りをするまではゆっくり打てばいいんでしょ?くらいにしか思っていませんでしたが、他の練習ソフトで600打/分を超えてる人が速度を抑えて500打/分で入力すると、(無意識に)なんて遅いんだと怒りを感じ、徐々に速度重視のタイピングになってしまいます。これを改善するにはクリア時の目標速度を正しく設定することだと思います。私の場合、Interstenoの英語で5000点を目標としています。この目標を達成するための条件として500打/分(ノーミス)を10分間続けることです。そのため、TW憲法Eノーミス縛りで500打/分を超えていれば、その状況を維持できるように意識すると、安定するように思いました。
※TW憲法Eノーミス縛りで打ち切ることだけが目的であれば、少し進めては休憩し、少し進めては休憩しと繰り返せば、ノーミス縛りはもう少し簡単だと思いますが、それ以上に得られるものが少ないと思い、不採用としました。

諦めなければ結果は出る

次に諦めなければいずれ結果は出るということです。最初は1000文字くらいならともかく2000~3000文字は絶対に無理と思っていました。実際に5章や6章のように2900文字ほどある章は半分どころか1000文字もいかないことがほとんどでした。しかし、練習を重ねることで、半分は打てるようになり、さらに半分は安定して打てるようになり、少しずつゴールが見えてくるようになりました。そして5章の2917文字、6章の2952文字をノーミスで打ち切りを達成しました。

終わりに

拙い文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました。現在この縛りのラスボス、最大の難所の1つである4章にチャレンジ中ですが、まだ1500/6186が最高記録です。もし読者の中に3章(6943文字)、4章(6186文字)で達成したぜ!という方がいらっしゃいましたら、パルキー(@paruki_2_718)にまでコメントください。ぜひコツを教えていただきたいです。この記事を読んで、やってみたい!という方や3章、4章も頑張ってください!と思っていただいた方も、ぜひコメントください。励みになります。

参考1:少しでも正確性を上げるために

本文に書こうか迷いましたが、この記事は攻略記事ではありませんので、あくまで私が気を付けてることと割り切ってください。

1打1打しっかり打つ

通常であれば tion や wer などの打ちやすい文字列はほぼ同時押しをすることで高速化できますが、このほぼ同時押しをやりません。toin になったりewr になったりするし、ミスしたときになぜミスしたのか分からないです。

未収得の最適化はやらない

普段から無意識で最適化をしてる場合を除き、意識しないとできないような最適化はしないほうがいいです。最適化することに意識がいってしまい、正確に打てなくなる可能性があります。また、不慣れな最適化は他のキーにカスってしまいミスにつながります。最適化は人それぞれやり方があるので、これは良い、これは悪いとは言えませんが、十分に習得した正確性を上げるための最適化以外は封印安定かと思っています。

参考2:現在の記録

現在TW憲法Eをノーミスで打ち切った章の成績のキャプチャです。

TW憲法Eノーミス縛りの記録


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