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コミケで見つけたこんな本

コミケの戦利品を載せてきましたが、今回でとりあえずは最後に。評論やミリタリ系の本で思うことは写真のとり方や編集がうまい。コミケに来る人達はプロも使うような性能の高いカメラを使う人も多く、写真をキレイに撮れるテクニックもあるわけで、オタクと言われるタイプの人は勤勉であるという特性を持っています。くわえて、漫画や小説を読み込んで創作の世界に突っ込んでいるので、文章の余白の空け方や視線誘導など考えて紙面を考えているんですよね。

夜中に読んではいけない誘惑する炭水化物と肉の悪魔。ふっくらバンズに肉の脂がテラテラと野菜の彩りを添えてかぶりつかんとする。食べるのではない、食べられるのだと思ってしまいそうな怒涛のハンバーガーの写真が載っています。秋葉原にハンバーガーの店が17店舗もあるというのは意外でした。

同人誌デザインのハウトゥ本。同人誌即売会に同人誌のハウトゥを本にしているところはニッチに見えて意外によく見かけます。プロのデザイナーが手がけている納得の内容。何が納得かというとぱっと読むと気持ちが良い。情報量も多いながらも、余白も適当で読みやすく目が疲れない。一見それが簡単なようで、一番気を使う場所でもある。プロになれば、見るべきところが違うんですね。

やっと同人誌らしい表紙が出た。昔からコミケに行く人なら、もしかしたらご存知かもしれません。コミケスタッフの苦労話を面白く教えてくれる貴重な本です。
今回は列を作るスタッフの現場の話。入場の一般待機列の整理はまだ序の口、開場する前から壁サークルに列を形成する人や、島スペースで予想外の列ができたとき、それをスタッフが即席で人数をまとめて列を形成するのです。長い列になってしまったら通路がふさがってしまうので、セパレートすることも考えます。ときにはそれを一人でしなくてはならないこともあるのです。

買い控えた分もあったので、やや足りなかった気も。評論巡りもまだまだ駆け出しのところなので、これはすごいというものをこれからも見つけたいですね。

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