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その年のテーマを気分で決める、「YEAR理念」のススメ

大きなテーマだと、加点主義で自分を見られる

みなさんこんにちは。
「挑戦者の翻訳者」として、挑戦者のあふれる想いを、理念や社名、商品名としてコピーライティングしております、ココロイキの大野です。

今日は、12月最初の週末。
早い人は、もう来年の目標を決め始めている頃ではないでしょうか?
その際に、「何かをできるようになる!」とか、「●kg痩せる」みたいな、成果を計れる目標も良いですが、私はいつも、もっとその年の「テーマ」みたいなものを、一緒に掲げるといいのでは?とおすすめしています。

おすすめの理由は・・・「自分に対して優しくいられる」っていうことかな。(いかん、週末になると、自分の書き方がふわっとしてまう)

どういうことかというと、先にあげたような、分かりやすい目標(「資格をとる」とか「痩せる」とか)って、「できた」と「できない」が結構明確でしょ。すると、できたら嬉しいけど、できなかったら自分を責めたり、落ち込んだりしちゃうよね

だけど大丈夫!
もっと大きなテーマを掲げておくと、よくもわるくも達成できたかどうかが分からない(笑)ので、減点主義じゃなくて加点主義でその年のこと=自分のことを、「うんうん、結構よくやったんじゃない。」って承認してあげられる。

それは、単に自分を甘やかす、っていうことではなくて、実は自分を承認して、OKを出してあげることこそ、成功の下地をつくると思っている。ので、おすすめしているというわけ。(そんなこんなの話はまた今度)

その大きなテーマを、私は「YERA理念」と読んでいるのですが、YEAR理念とは、その一年追いかけることになるテーマを表現したもの

普段、「理念」をつくるという仕事をしていている私は、「短い言葉で語ることの威力」を感じています。

短くするから要点が定まり、
短くするから覚えていられる。

こともメリットかなと。

YEAR理念、私の場合

ここでは参考までに、2017年から、2019年の3年間でつくってきたものと、その成果をご紹介しまね。

2017年は、「できた」を増やす。
何かのための成長ではなく、実際に成果を出すことを目指した1年。
いろいろ成果を出しましたが、一番大きかったのは、理念をつくる、という仕事を始めたことでした。


続く2018年は、「知名度を上げる。」
個人的には、言葉にひねりがないなぁと感じていたけど、2017年に新しく仕事をはじめ、まさにその必要性を感じていた一年でした。

蓋を開けてみれば、2018年は新聞に載ったり、取材も4件いただいたり。
Facebookで、タグ付けしてお仕事をご紹介いただいた回数は、2017年の4件から36件へ、約9倍にも多くなりました。この36件は、私がお願いしたものは一つもなく、全てお客様が自主的にご紹介くださったものでした。


そして2019年、私の頭に浮かんだフレーズは「本物になる」でした。

参考までに、2019年の年始に宣言したのが以下の文章でした

2018年私には、ビジョンができました。それは「天職に生きる人のエネルギーで世界を満たす」です。
この本物になる、とは、わたし自身が理念に生き、天職に生きる人間としてその在り方を極めていく、という意味を込めています。
自分の仕事や、今まで信じてお願いくださった方に恥じないような生き方を選択していきます。

2019年は本物元年。

勢いというよりは着実。
派手というよりは地味。
だけど、振り返ったときに、きっと何よりも大事だったと思える一年。
2019年はそんな一年になる気がしています。

これねぇ、「びっくりな形で叶った」というか、まさかこういう意味だったの?って思って、YEAR理念のすごみを感じてる。

これを話すと長いので割愛しますが、2019年は、今まで生きてきた32年の生き方が真逆になるんじゃないか、っていうほどの気づきがあった。簡単に言うと、ずっと無意識レベルで自己否定が走ってた。だから、いつも、どこか自分じゃない自分を生きてた。

「本物になる」とは、「本来の自分に還る」

そのことを言ってたのかもしれない!
と、大きなテーマゆえの拡大解釈を存分につかって(笑)、私はこの1年の自分をめちゃくちゃ承認しているという訳。(ね、解釈が大きいと、自分に対して優しくなれるでしょ💗)

YEAR理念は、どうやってつくるのか

すみません、つくり方は知りません(ごめんなさい)

私は、11月には来年のYEAR理念ができていたのですが、完全に直感というか、ふと思い浮かんで落ちたので、それに決めました。

で、それが逆に重要な気がしていて、このYEAR理念は、堅苦しく考えず、「なんとなく来年は、こういう感じの年」っていう感覚で決めて欲しいのです。
左脳で決めることには、限界があると思っています。
人間は感情の生き物。右脳で決めた方が有効なことって多いと思う
のです。
で、それを決めたあとは、左脳をつかってもっとゴリゴリ目標を立てて良いし、なんなら、それがYEAR理念と遠くても良いと思う。
それくらいおっきなところで、無責任に決めてみて欲しいのです。

ちなみに私の2020年のYEAR理念は「降参する」です。
すみません、なんか、夢のない表現で。。。^^;

意味合いとしては、自分のプライドを捨て、自分の実績など捨てられる限りを捨て、大きな力の前に身を差し出す。というのがテーマです。
2019年に、私の中でそげ落ちたのは、大きすぎる「自我」でした。それが、自分の加速を止めていたことに気づきました。だから、2020年は、降参して、自分をとにかく有効活用していく1年。事業においても、「感動を生む安売り」がテーマです (笑)

もしよかったら、自分に優しくなれて、最後は自分にOKを出せるYEAR理念をつくってみてくださいね。

ご希望があれば、YEAR理念づくりの壁打ち相手をやりますので、TwitterのDMからご相談ください(価格は、気楽な形で応相談)。


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大野幸子(挑戦者の翻訳者 × アーティスト)
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