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今までできた事が出来なくなった時に

肩の調子がスムーズに良くならない。

調子が悪いと、右側全体的に色々症状が出て、手を使うのが億劫になる。
掃除したいと思っても、物を動かす時に痛むし、夜中には疼く肩や腕が私を数時間毎に起こす。

何だかなぁ〜と思いながらも、どこにも行き場のない鈍痛との付き合いも半年を過ぎようとしている。

自分をなだめすかしながら毎日を過ごしていたが、ある日、奇跡の「7本指」のピアニスト・西川悟平さんの記事と出会った。

「技術でなく、心で弾くんだ。」

その言葉の裏側には、猛烈な練習がしっかりと彼を支えているのだろう。

「出来なくなるとき、ゆっくり向き合う事で深みが出る。」

つい、前に進もうと、できないことは避けてしまうが、そうではないのだ、と気付かされた。

どうしようないものを抱えながらも、それから逃げずに向き合い努力しながら、楽しく生きていく。

出来ない事も、地道にリハビリを重ねて、先生にも頼って、そしてそのうち何とかなるだろう。

改めて、すぐに縮こまる心と筋肉を緩めていこう。

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