9月になると思い出す③
A先輩との再会や、高校訪問でHPを回復し、むしろ躁の始まりだった私に、悪化のきっかけとなる事件が起きてしまいます。
それが、当時パートで働いていた病院から突如クビになったことです。
クビの原因は、躁状態のさわりだった私が、患者さんとおしゃべりが盛り上がりすぎて、それを不快に思った別の患者さんからクレームがいったというものでした。
仕事を失いたくない私は、反省して二度とそのようなことがないよう、改善に努めるといいましたが、看護部長は鬼のような剣幕で、まくしたてました。
そして、別室で退職届を書けと脅されました。
私は、仲の良かった後輩ちゃんに自分のカバンを病棟から持ってきてもらい、病院から逃走しました💨
家に病院から電話が行き、親から携帯に電話がかかってきましたが、親も病院の味方で、あんたなにやってんのよとまくし立てます。。
その頃から、誰かと衝突して嫌なことがあると衝動的に逃げ出し、気づくと思わぬところにいる症状が出始めました。
ちょっと、解離性遁走みたいなものなんでしょうか。
その日は、不当解雇にあいそう、家にも戻れないし、誰か話を聞いてかくまってほしいという私の無茶振りに対して、心配してくださった大学のOBのおじさま夫婦のところに行きました。
今でも優しく見守ってくださる先輩ですが、あの時はとてもありがたかったですね。
でも、さすがに人の家に何日もお世話になるわけにもいきません。
話は前後しますが、離婚した後それを武勇伝のように語る私は親と衝突して、割と近所ではありますが、アパートを借り始めるところでした。
クビになる事件の数日後、アパートの入居日となり、そちらに移ることになります。。
つづく✏️
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