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IELTSの受験会場戦略

前回の記事ではIELTSのスケジュールについての記事をお届けしました。

※前回記事はこちら

今回の話題はIELTSの受験会場についてです。
たかが受験会場と侮ることなかれ。どこでIELTSを受けるかで、点数にとても大きな影響が出ます。
まずは、IELTSはどこで受験できるのか?という全体像から見ていきます。

1. IELTSはどこで受験できるのか?

Hiro では次にIELTSのおすすめ会場とかの話をしたいと思います。土曜日の午前・午後、日曜日の午前・午後と受けれるイメージなんですけど、平日も一応ありましたっけ?
TAD あったと思います。でも確か試験タイプによって受けれる曜日とかにも違いがあったかと思います。僕はペーパーベース結構好きだったんでそっちを受けていましたが、多分Hiroさんコンピューターベースですよね?
Hiro はい。
TAD 基本的にコンピューターベースだと平日もありますが、ペーパーベースは無理だったと思います。
Hiro なるほど、ペーパーベースは土日のみと。
TAD しかも僕が見ていた八重洲とか浜松町っていうのは午前中にリスニング・リーディング・ライティングがあって、午後にスピーキングというスケジュールだったんですよ。
Hiro 僕も2018年にペーパーベースを受けた時はそんな感じだった気がしましたね。 
TAD 僕はけっこう朝はしんどいなって思いながら受けていました(笑)。ですがとりあえず試験タイプとしてペーパーかコンピューターかで日時も土日のみなのか平日も可能なのか変わってきます。会場に関してはどこの団体が請け負ってやっているかで何パターンか変わってくるのかなって思ってます。
Hiro そうですね、ブリティッシュカウンシルさん、JSAFさん、日本英語検定協会さん等ありますね。
TAD あります。
Hiro こうやって請負団体がいくつかあると、「あれっ受験の時に使えるスコアって、どこか指定の団体が提供しているIELTSじゃないとダメとかないかな?」って不安になるかもしれませんが、基本的に全部問題ないということは先に伝えておこうと思います。で、僕は 日本英語検定協会さんとJSAFさんで受けましたね。英検さんだと牛込神楽坂でJSAFさんだと高田馬場でした。
TAD 僕は多分八重洲と浜松町でしか受けたことがないと思いますね。やっぱりペーパー ベースとコンピューターベースだとそもそも会場が全然違うのかなって思いますね。
Hiro そうかもですね。高田馬場で受けた時は、コンピューターの部屋しかなかった気がします。
TAD あ、ちょっと1個思い出した話があるんで聞いてもらっていいですか?
Hiro もちろんです(笑)。
TAD 午前中に3技能やるじゃないですか?そうすると確か8時15分ぐらいに会場入ったら12時半ぐらいまで出られないじゃないですか?
Hiro そうですね。
TAD 僕マジでトイレやばかった時あって。 初めて受けた時にコーヒーをめちゃめちゃ飲んでから会場入りして、試験中も水を飲んでいたらマジでやばくて。試験終了15分前ぐらい「ちょっと今退出してもいいですか?」 って言ったら試験官さんに「無効になりますよ。」 と言われてしまいました。
Hiro 厳しい!
TAD 人権を無くすか。スコアを無くすかの2択を迫られましたね(笑)。聞いた話によるとおむつして受ける人もいるらしいです。
Hiro それはやりすぎですよ。IELTSはそんなに頑張んなくていいですよ(笑)。

2. ペーパーベースとコンピューターベースの違い - コンピューターの方が有利?

TAD 脱線してしまってすみません。話を戻していこうと思いますが、ペーパーとコンピューターの大きな違いって何がありますかね?スピーキングはどちらも対面でしたよね。
Hiro えっと、ライティングの時に文字数を数えられた気がします。
TAD それはでかいですね。

<ちなみに>
ペーパーベースの時もそこまで厳密には文字数カウントはされないらしいです。ざっくりと1行にこれくらい文字書いてあって、それで何行だから。。。というざっくりカウントで、微妙な分量の時のみしっかりカウントされるくらいのようなので、日頃から多く書けている方は本番でわざわざ一文字ずつカウントしなくても問題ないと思います。

Hiro あとはリーディングの時とかにハイライトみたいなのができると思います。
TAD なんかそう考えるとコンピューターが有利な気もしてきました。 コピペもできるんでしたっけ?
Hiro 確か自分で一度タイピングしてあるものであれば、コピペできた気がします。
TAD それもずるいですね(笑)。ちなみに僕はなんでリアルを好んでたかというと、リーディングでスラッシュ読みするのが好きだったんですよね。
Hiro なるほど。それは確かにペーパーでないとできないですね。私は一番コンピューターの方がいいと思っている点はリスニングです。ペーパーだとラジカセみたいなのから遠い席だと気持ち的に「あんまよく聞こえないかもしれない」とか思ってしまうので、ヘッドホンでしっかり聞けるというのはいいなと思いました。
TAD 確かにそれはいいですね。今からもう一度受けろって言われたらコンピューターベース一択ですね。
Hiro あと一番のメリットは、結果が出てくるのスピード感かなって思ってます。
TAD そうなんですか? 僕2週間後とかだったんですけど、それより早いですか?
Hiro 僕の記憶曖昧ですけど、1週間以内とかに来た気がしますよ。
TAD マジですか?もうMBAを目指す人は時間の余裕もそんなにないでしょうし、ペーパー ベースで受ける理由がない気がしてきました。
Hiro でもこれはやっぱりコロナのせいで流行ったんじゃないですかね?2018年にIELTS受けた時はコンピュータベースなんて聞いたことなくて、ペーパーベースで受けていましたし。
TAD あ、そうだったんですね。それは初めて知りました。まぁ我々としてのメッセージは「IELTSはコンピューターベースで受けましょう」ということでいいですかね?
Hiro それでいいと思います!

3. 試験官との相性を見定めよ!

TAD ちなみに会場のおすすめってありますか? 前回も少しお話でましたが、人間がスコアリングするから特にスピーキングは相性が出ると思っています。
Hiro そういう意味ですと相性悪かったのは、英語検定協会さんです。スピーキングのおじさんがマジで無愛想で二コリともピクリともしないぐらいの感じですね。
TAD えぇ...
Hiro はい。しかも僕が答えている間どこ見てるのかわかんないですけど、少し退屈そうな顔していたり、ちょっと怖かったですね。 一方でJSAFさんの高田馬場は結構点数が出てる時も出てない時もやりやすさがあって、プレッシャーも少なかった気がします。
TAD なるほど。
Hiro さすがにめっちゃ笑ったりとか、表情豊かになったりはあまりしないですけれど、人間味はありました(笑)。ちなみにひとつ試験間を笑わせてしまった話がありまして。
TAD お、気になります。
Hiro TADさんって、相手の言うことが聞こえなかった時って何て聞き返しますか?
TAD Sorry?とかPardon?とかですかね。
Hiro 僕一回、Could you dumb it down?って言ったんですよね。

TAD その表現は初耳です。
Hiro そしたら、あんまりこの表現を使ってくる人がいないからか、クスって笑われてしまって。「お、笑ってくれる人もいるんだな。」って思いました。また、その人とは別の人なんですが、僕はJSAFさんのところのおばちゃんがめっちゃ相性良くて8.0が出たんですよね。試験室行くまでにも優しく話しかけてくれました(笑)。
TAD おーいいですね!では皆さんもそのおばちゃんを狙いに行きましょうか(笑)。
それに比べて英検協会はみんな高圧的な印象でした。スピーキングの試験官以外もみんなです。例えるならば、中学・高校の嫌な先生みたいでした。事前の指示とかも嫌味っぽさが含まれてたりしていて、少し嫌な気分でしたね。精神衛生上はあまりお勧めしたくないなって感じです。
Hiro 私もあまりおすすめしないですね。うーん、まさか中学生の時に英検3級とか準2級のテストでお世話になった英検さんにこのタイミングで文句言うことになると思いませんでした(笑)。
TAD 私もです(笑)。でも事実ですので仕方ないですね。

以上、IELTSの受験会場について色々と見てきました。ご覧の通り、IELTSの受験会場一つとっても奥深いことがお分かりいただけたかと思います。

そして次はいよいよIELTSの具体的対策編に移っていきたいと思います!
具体的で効果的な方法をご紹介しますので、どうぞご期待ください!


※HiroとTADの自己紹介はこちらから


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