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「メモの魔力」を読んでメモしてみる

noteを回遊していて、「メモの魔力」を参考にnoteを書いているというクリエーターさんの記事を見かけました。

「メモ」とnoteの関連性って?「メモの魔力」を活用するってどうやって?

著者の前田裕二さんについては、某女優さんと付き合っていたこと、ちょっとイケメンのいまどきの起業家で、すごくメモする人というくらいしか知らなかったんですけれど、先日、たまたま見ていたテレビ番組「スッキリ」のウエンツさんのコーナーで、なぜかテーブル引きチャレンジをしていて、見事に成功していました。思わず「すごい!」と手をたたいてしまったぐらい。

同時にチャレンジしていたウエンツさんは何度も練習した上での成功であったことに対して、ウエンツ談として、前田氏は、忙しくて練習する暇がなかったため、どうすればうまく引けるか、そのタイミングや角度、摩擦やら、そういうことを調べて分析し、座学型で技を習得して、本番前に裏で練習し、成功させたとのこと。

いや、この人すごい。

ちょうど「メモの魔力」を読んでみようかと思ったところにテレビで私の前に現れて、関心を惹くとは。これは引き寄せに違いないです。
そして、「メモの魔力」とはどういうものか?
知りたくなって読んでみました。

「メモの魔力」前田裕二

メモを取るとなぜいいのか、どういうふうにメモを取って、どう活用するのか。メモを取ることからどんどんと派生していくメリットが書かれています。
さすがに成功する人は考え方が違うんだなと思いました。

私のような凡人は、まずメモを取ろうと思わない。
まずそこから違うんですよね。
めんどくさいもの。覚えてしまえば取る必要がないし、忘れてしまうようなことはそもそも無駄な情報じゃないの?
そう考えがちだけれど、そこが違うんですね。
忘れてしまうようなことの中にも、それをどう活用するかで、大切な1つのパーツとなり得るのです。せっかく得た情報を自分の頭の容量に応じて簡単に捨て去るのはもったいない。

人は忘れてしまうのが当たり前だから、とにかく情報として、全てを書きめとるくらいの勢いで、メモを自分の頭の外付けハードディスク的に使うという考え方。その得た情報はただ書いて終わりではなく、具体化、抽象化して、どういうふうに自分に転用してアクションするのか。そういう流れの中でアイデアが生まれてくるということ。さらにはメモを見返すことで自己分析までも。

分かります。
このとおりやれば、きっと頭の中にとどめている考えが整理できて、忘れるような事柄も無駄なくメモに記録されて、それを後々見返すことでひらめきがあったり、自己分析ができるということも。

だけど、できないーーー。

今日からメモを取ることを実践できるかと言えば、ちょっと難しいかなと思います。意思が弱いとかそういうことではなくて、やっぱり習慣化できていないから。
習慣化するまでには時間がかかりますから、まずはやってみることからだけれど、それを習慣化しようと思うほどにこの本によって心が動かされなかったということです。

でも、やる人とやらない人の差は、ここにあって、やった人だけが「メモの魔法」を手に入れられるだと思うと、私はみすみすチャンスを逃した残念な人なのかもしれません。

本を読み終えて、どうせ、成功した人だからこういうことできるんだし、もともとマメな人なんでしょうよ、自分にはメモを取るという行為は向いていないと決めつけて眠りについたんですけれども、今朝起きて、ウオーキングしながら思考をめぐらせていると、「メモの魔力」の中の言葉がパラパラと浮かんでくるんです。

スマホなどを持たないシャワー中にアイデアが浮かんでくるのはなぜか?脳内のインプットとアウトプットの比率がアウトプット寄りになって、インプット0環境こそアイデアが生まれやすいと書いてありました。
何も持たずにひたすら歩いている今です、いま。

あー気になるー。

あの言葉、この言葉、ひらめいたことを頭に残しておく自信もありません。

早く帰ろう。今すぐ私の頭の外付けハードディスクをつくらないと。

無性にメモしたい気分にかられました。

そして、メモを開いて、書く。

メモの魔力」を再び開き、気になったことは何だったか、読み返しつつ、自分でもびっくりするほどに猛烈にメモを取りました。

なぜか心に残った「朝5時半の女」標語力のくだり。
メモの本質について。
意識の抽象化、アウトプットのためのTwitter利用。
AI時代に必要とされる価値。
これからは個人へのフォーカス、オタクが最強だと書いてあり、私にも価値が見いだせるときが来るのでは?
言霊の可能性、、、
「メモの魔力」からメモ

まさにこれが「メモの魔力」?
こういうことが習慣化されて、そこから本当の「メモの魔力」を手に入れることができるのでしょう。
メモを取ることは誰にでもできることだけれど、そこからどう活用していくか、これが魔力ということなので、ここからは誰にでもということは難しいのかもしれません。

私は凡人ですからね。

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