「プレデター・ザ・プレイ」感想



まず、シリーズのファンという視点で語ると、今回の作品はプレデターのマスクのデザインが一新されていたり、初登場の武器の見せ場が多いところが良かった。プレデターが一匹しか出てこないぶん、そういった部分の魅せ方に力を入れている印象。飛び道具が変形する場面などは、制作陣の中にかなりの特撮フェチがいるのではないかと思うくらいの凝りようだった。

今回は時代設定が17世紀のアメリカで主人公はインディアンの女性で、物語の展開はいつものプレデターでも、いつもと違う印象だった。

プレデターとインディアンは共に狩りという共通の行為を行っているけど、予告に書かれている通り、インディアンが「生きるために狩る」のに対し、プレデターは「狩るために生きる」という意味で、両者は相通じるようで通じ合わない関係性だ。途中でちょっとダレる部分はあったが、クライマックスがとても良かったので、観て良かった。おすすめです。



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