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自らのリミッターを外すために

こんにちは。
Parole編集部です。

コロナの影響で世界中が激動の時を経験した、2020年上半期。
そして先日スタートしたばかりの下半期は、ここから本格的に各々の生き方が価値観といったものが大きく見直されていく、といった風潮があります。

そのような中で、「限界を超える」というテーマが、
我々のグループの今後の指針として、発表されました。


7月に入って、また一段と新たなフェーズに入ったことを受け、
これまでと同じ方法で現状維持をキープしたり、既存の概念の中で生き続ける、というわけにはいかないからです。

では、いったいどうしたら限界を超えることができるのでしょうか?

それを知るヒントが、これからご紹介する文章の中にあります。

今回は、ご好評をいただいていた、特攻隊の記事に関連するテーマとなりますので、過去記事もあわせてご覧くださいませ。

一人ひとりが確実に「変わらざるを得ない状況」にある今。既存の概念を超えて、新たな価値観や生き方を手にするために。

本編を、ぜひお楽しみに!


人生、同じことの繰り返しはつまらない

と思うのは、私だけではないでしょう。

うちの子を通して現在の学校教育を見ても、
「お利口さん」になるための教育ばかり。

要は言われたことを、言われた通りにできる人、
先生の命令に従う人を養成しているわけですね。

それでいい学校に入って、いい会社に入って、結婚して、
また似たような子供を育てなさいと。

とにかく変わったことは許されません
人と違ったことをすると、一気に評価を落とされます。

それもわからないではないですが、
ここ山梨の高校入試は、内申点が全体評価の50%だそうで、
当日の試験が仮に1番でも落とされるそうです。

もちろん私立を含め、全国にはいろいろあるので
全てが問題だと言っているわけではありません。

しかし、はみ出し者が未だ許されないのが、
日本の社会ではないかと思います。

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以前・・あれは5年前でしたか。
韓国でセウォル号沈没という悲劇がありました。

それにより数多くの高校生を含む、
計300名以上が死亡しましたが、
覚えておられますでしょうか?

あの時に船内放送や先生の言いつけを守って
船内でじっとしていた生徒は全員死亡。

甲板に出てタバコを吸っていた生徒は
皆助かりました。
(そういえば韓国も受験の大変な国ですね)

しかし、これは一体どういうことでしょうか?
極端なお話でしょうか?

私はこれを極端とは思えないんですね。

ある事件や出来事だけ見ていると、
自分事とは思えず、スルーしがちですが、
実は人生も似たようなものではないかと。

何かを守って生きてきたが、
気づいたら死んでいたという。

ですから、これは他人事ではないのです。
私たち日本人のほとんどが、ただじっとしているだけ。

死ぬ時期が違うだけで、
「こんなはずではなかった」となります。

あるいは、思考力の劣化により、
そんなことすら考えられない、といいますか。

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そこで今日は皆さんに大切な提案があります。
それは「自分のリミッターを外してみよう」ということです。

自分の限界を超えるということであり、
優しく表現すると、モノの見方を変えるということです。

限界を超えるというと、なんだか大変そうですが、
見方を変えるのは簡単です。

学校教育は典型的ですが、
人それぞれに「こうでなくてはならない」という考え、
また、観念や信念があります。

それを変えることで、限界など簡単に超えられる
ということですね。

コップを一生上から見ている人は
コップは丸いものだと信じます。

コップを横からだけ見ている人は、
コップは四角いものだと信じて疑いません。

丸を信じている人は丸がその人の限界であり、
四角を信じている人は四角が限界です。

けれども、あらゆる角度から見ることができれば、
それはいかようにでも形を変えることがわかります。

とにかく固まったモノの見方に
囚われないでください
、と言いたいんですね。

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そこでこんなお話があります。
その人のイメージできる限界がその人の限界である、と。

「東大生が実践している
『火事場の馬鹿力』を意図的に活用する方法」
というものをご存知でしょうか?

これを提唱しているのは、
偏差値35から東大入学を果たした、
西岡壱誠さんという方です。

東大の良い悪いは別にして、
『火事場の馬鹿力』から学ぶことは多いような気がします。

西岡さんの話によると、
火事場の馬鹿力を利用するために意識的に行っているのが、
「半分の制限時間で問題を解く訓練」だそうです。

それと「イラスト化ゲーム」だそうで、
自分のアイデアを説明する際に、それをイラスト化して、
相手が「わかった」と言ってくれれば、
ゲームクリアとのこと。

何だか頭がやわらかくなる感じがしますね。

そんなわけで、リミッターを外すには、
まずは常識を疑うこと

そして自分がイメージできる限界を突破する
ということに尽きるのではないかと思います。

そこで、イメージというものを簡単に分析してみますと、
それは「時間」と「空間」からできていることがわかります。

「時間」をどう設定するのか、
「空間」をどうデザインするのか。

そこを明確にしないと曖昧模糊として、
自分の中に定着しにくくなります。

しかし、やがて「時空連続体」という世界に
関心を持つようになるんですね。

それを四次元界という言い方もできますが、
人はどんどん進化するものです。

というわけで、
今回はまだデジタルのお話には行ってませんが、
アナログにも味わい深い点はあります。

そんなアナログの世界も俯瞰しながら、
次回更に『火事場の馬鹿力』について考察してみたい
と思います。

私たちの眠れる力はいかにして発揮されるのでしょうか?
また次回をお楽しみに。(了)

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※今回の記事は、Paroleの監修責任者である大野靖志が、まぐまぐ!の有料メルマガ「大野靖志の『週刊デジタル真道』vol.02」にて執筆した記事を特別に公開させていただいたものです。
ご好評いただいているバックナンバーは、こちらよりチェックしていただけます。気になるテーマの記事がありましたら、ぜひご覧くださいませ。


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