この宇宙はプラズマでできている vol.014
執筆:ラボラトリオ研究員 杉山 彰
2.6.「・・・プラズマ状態・・・」以降の宇宙の様子
「17種類の素粒子は質量ゼロの光速の速さで飛び回るプラズマ状態となって宇宙全体に拡散したのです」、科学の言葉で語られた、ビッグバン宇宙「ア・ワ」の開闢は、まさに日本書紀は “「渾沌」「滄溟」「滄海」「天霧」と語り、あるいは「我が生める国、ただ朝霧のみありて、薫り満てるかな” と語っているのです。つまり「現象以前の世界の有様」を「・・・プラズマ状態・・・」と同定できるのです。
ここで