J1 10節を終えて【浦和レッズ編】

ということで浦和レッズ編である

これほど結果と内容を分けて考える必要を迫られるチームはないのではなかろうかと思うわけですね

とりあえず最新のゲームレビュー動画です

まさしくセレッソ大阪対浦和レッズの試合は現状を表したゲームとなった

内容だけを見れば合格点、だがプロは結果を出さねば100点の点数をもらうことはできない

浦和レッズの現状をまとめると以下の通りとなる

4勝2分4敗 勝ち点14 10位

・ビルドアップ能力は試合を重ねるごとによくなっている

・ポジショニングも修正、進化できている

・ボールの出して、受け手の動き出しのクオリティアップを感じたC大阪戦

以上がポジティブな面だ

そしてここ数試合で考えるなら興味深いのは失点シーンについてとなる

鹿島戦…セットプレーから失点

清水戦…無失点

徳島戦…無失点

C大阪戦…コーナーキックの流れからの失点

もう一つ戻ってルヴァンの柏戦もコーナーからの失点

おわかりだろうが、浦和レッズは大敗した川崎戦以降、流れからの失点をしていない

これは今のチームで一番ポジティブな要素である

これは是非とも継続してほしい

リカルドサッカーはもしかしたら完成に時間がかかるかもしれない

そう言われていたが思いのほか順調である

その理由として昨年まで浦和を率いた大槻前監督の指導は少なからずあるのではないかと思う

あまり触れられなかったが大槻監督もまたファイブレーン理論、ポジショナルプレーに着手した人間の一人である

結果が出なかった、コロナの影響で戦術の落とし込みが不十分だった

しかし今の浦和レッズのサッカーに種をまいたのは大槻前監督ではないかと思っている

以下は悪い点

・決定力不足

・戦術理解度の選手間の差

という悪い点について言うとこの2つとなる

決定力不足についてはユンカーが合流してからどうなるか、それ次第かな

戦術理解度の選手間の差については割と大きな課題であると考える

リカルド監督は結果を出した選手は使い続ける監督であり、それはミシャも同じで新しいサッカーを落とし込む際にはある程度メンバー固定をした方が良いというのは当然理解できる

しかし、途中出場の選手が印象的な活躍をした試合は少ないのではないかと

杉本が途中出場でゴールを決めたほどで、途中から出場した選手がインパクトのある活躍をした、という記憶が少ない

もっと言うなら、途中出場した選手が試合に入り込む前にゲームが終わってしまっている印象だ

今のままではターンオーバーはやりずらい

今後はルヴァンカップを通して現レギュラー組と順レビューら組との共存が行われると思う

そこで誰かがアピールをし、誰かがその刺激を受けてレギュラー争いが活性化すると思う

なんだかんだでネガティブな話となってしまった感があるが非常にポジティブに捉えているし、前向きに変化を楽しんでいる

さぁGW前に一つでも上に行きましょう





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