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ニーバーの祈り “The Serenity Prayer”

アメリカの神学者ラインホルド・ニーバー(1892–1971)によって書かれた祈り。

THE SERENITY PRAYER

O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.

Reinhold Niebuhr

ニーバーの祈り

神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

ラインホールド・ニーバー(大木英夫 訳)

1944年には連邦教会協議会(NCC)が軍の聖職者と軍人のための本にこの祈りを掲載し、第二次世界大戦中にはUSOが印刷カードで兵士にこの祈り(ニーバーの許可を得て)を配布している。 1950年、すでにかなり広く知られていたこの祈りの出所についての質問に対して、ニーバーは、この祈りは「何年も、何世紀も前から、まぎれ込んでいたかもしれないが、私はそうは思わない」と書いている。(Wikiより)

この祈りについて

他の宗教、文化、ヨーガの考え方とも共通した祈りとも言えますよね。
随分前にこの言葉をヨーガ哲学のクラスで知りました。なのでずっとヨーガの教えと思っていました。(ヨーガにも同じような言葉があるのかもしれません)どちらにしてもすごく心に響く祈りです。

知っているサンスクリット語に置き換えてみました。

受け入れる冷静さ:ヴァイラーギャ वैराग्य
変える勇気:サットヴァ सत्त्व
識別する知恵:ヴィヴェーカ विवेक

ヨーガ好きにはキラキラした言葉になってきました。

まとめ

困難に思えるようなことも乗り越えられますように。


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