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アーユルヴェーダの鼻ケア:プラティマルシャ ナスヤ

プラティマルシャ ナスヤ(प्रतिमर्श नस्य)は鼻の穴に温めたオイルを1〜2滴ずつ点鼻する鼻の健康法です。ディナチャルヤーの一つでもあります。

以下インドアーユス省のページより
CENTRAL COUNCIL FOR RESEARCH IN AYURVEDIC SCIENCESMinistry of AYUSH, Government of India, New Delhi - 110058

アーユルヴェーダ医学においては重要な薬物投与経路の一つである鼻腔からの薬物投与(経鼻投与)する方法です。特に感覚器官の健康増進に役立ち、鎖骨上部の浄化、頭頸部の疾患の緩和、内分泌疾患を含む多くの全身疾患の管理に治療的適応があるとされています。頭、首、口腔、および呼吸器系疾患の予防に役立ちます。プラティマルシャ ナスヤは、禁忌がほとんどなく、非常に少量(2滴)で行うことができ、1日に何度も行うことができ、自分で投与することができるなど、多くの利点を持っています。

プラティマルシャ ナスヤの投与時間について

朝ベッドを出た後、歯磨きの後、外出前、歩行、運動、排尿、排便、放屁の後、うがい、ヘッドマッサージなどの処置の後、食後、くしゃみの後、日中睡眠の後、夕方、おう吐の後などに投与することが指示されています。

投与方法:

あおむけで頭と首を低くして横になり、両鼻にごま油(Tila Taila)2滴を垂らします。鼻をつまんで離した後、オイルを吸い上げる。オイルが喉に届いたら吐き出す。

座位、または立位での方法、小指の先端部分(第一関節まで)を太白ごま油に浸し、もう片方の鼻を閉じたまま(つまんだまま)、片方の鼻の穴に差し込み、小指が鼻の穴にある間にオイルを吸い上げる。もう片方の鼻の穴も同じようにします。のどにオイルが届いたら吐き出す。

この簡単なプラティマルシャ・ナスヤは、感覚器官を健康に保ち、鼻呼吸器系アレルギーを防ぎ、目の健康を増進し、白髪を遅らせ、聴覚障害を防ぎ、義歯、首、顎関節、顔の筋肉を強化し、疲労を取り除き、ヴァータドーシャを緩和する効果があると言われています。

プラティマルシャ・ナスヤの使用方法については、アーユルヴェーダの登録医にお問い合わせください。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

まとめ

左:アヌタイラ(अनुतैलम्)、右:小皿にお湯を入れてギーを湯煎しています。容器はゴーカルナ(गोकर्ण)といいます。


私事ですが、毎日朝晩実践しています。朝はアヌタイラというナスヤ専用オイル、夜はギー(精製バター手作りしたもの)です。鼻の穴も乾燥しがちなお年頃、保湿も兼ねて点鼻、ついでに耳の穴にも小指の先端でオイルを塗ります。カルナプラーナン(कर्णपूरण्)耳の健康法です。どれもオイルなのですね。ちなみにガンドゥーシャ(गण्डूष)オイルでのうがい健康法もあります。
※鼻も耳も綿棒は使いません、結構表面が荒いので粘膜を傷つけます。また耳にも耳垢を奥に押し込めるので使わないようにと言われています。

ぐっすり眠れます。個人の感想です。(微笑)

※実践は自己責任でお願いいたします。鼻腔に問題のある方、現在治療中の方は主治医にご相談ください。


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