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【What's アルコール依存症!!*後編】

アルコール依存症のお話の続きです^^
目次の1)までお話をして「自動飲酒システム」の説明をしました。

1)アルコールって、そんなに怖いの?
-以下、後編-
2)本人の意思が弱いんっしょ?
3)女性が注意って本当?
4)子どもが飲むとなぜダメなの?

では、今日は続きの2)から…

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2)本人の意思が弱いんっしょ?

ちがいます。

アルコール依存症は、本人の意思の弱さや見識の無さを責めてしまいますが、そういう性論の病気ではないんですね。
前編でお話をした「行動の魔法(社会障害)」に焦点を当てます。こんな例を想像しながら読んでみてください。

・アルコールにより性的逸脱行動をしてしまう。
・暴力沙汰を起こしてしまう。

私たちは誰でも「望」を持っています。
お菓子が食べたくてもダイエットのために我慢したり、好きな相手に触れたくても嫌われないように誠実に振る舞ったりするのは、普段から「性」で行動をコントロールしているからです。

アルコールの意地悪なところは、この抑制を外してしまうところなんですね。
こんな感じ↓

理性で行動をコントロール

アルコールが入る

抑制が外れやすくなる

理性のコントロール力がにぶる

社会的に褒められない行動をしてしまう

もちろん、悪いことはきちんと謝らなければなりません。
しかし、当の「人」は自分の行動を心底悔やんでいることも多いんです。

アルコールによる新設システムは、そんな「本人」をよそに主人にアルコールを飲ませようとします。

このシステムは強烈なので、「本人」は制御できずにアルコールを飲んでしまいます。

周りから見ると、どうにも行動が訝しく見えます。

結果的に、周囲からは嫌悪感を抱かれ誤解されます。

「本人」の意がなんであるのか、周囲の人は注意深く向き合い、アルコール依存症の怖さを理解できると良いと思います。
アルコール依存症回復のきっかけは孤立を避けることも有効です。


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3)女性が注意って本当?

ホント。
女性は、キッチンドリンカーに注意です。なぜなら、こんな特徴があるからです。

・女性は平均的に男性より体が小さい→容量不足
・女性は平均的に男性より筋肉が少ない→体力不足
・女性は社会的に室内(家事などのため)で過ごしやすい→文化的な性差

要するに、身体的構造の理由でアルコールへの耐性が弱いんですね。

キッチンドリンカーは立派な[アルコール依存症予備軍]です。
一歩間違うと、依存症へ急変しますから、そうならないためにも次のようなことに注意しなから楽しいお酒ライフを過ごしましょう。

・一人で飲まない
・お酒のストックを作らない
・おつまみと一緒に飲む
・人とお喋りする機会などを設けて気持ちのリフレッシュをする

最近、アルコールに頼っちゃってるなぁという心当たりがある方は、こんなページも覗いてみてください^^


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4)子どもが飲むとなぜダメなの?

悪いことは言わないので、やめときましょう〜。
もし記事を見てくださっているあなたが成年だとしたら、あなたには20歳以上のオトナたちにはないスキルがあるんです。それは、

体の細胞を作るという能力


オトナから見ると“異能”ですよw(参考:某アニメ)
100年の人生に19年しかない特殊能力を持てる期間が、未成年です。

例えば、農作物を育てる際は水や肥料に気を付けますよね。考え方はそれと同じ。
この頃の人たちは細胞を作るための材料が必要ですから、口にしたものは猛スピードで体内に収・蓄積します。
アルコールは、言うても体には「物(毒)」です。何でもかんでも吸収してしまう時期にこんなヤバい肥料(毒)を入れていたら…

想像してみましょう。

吸収率ハンパない未成年は飲まないに越したことないよ・という話でした。


*アルコール依存症noteの前編はこちら↓*

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