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47 paper trip #4旅目「埼玉県」by KAMI

どうも、切り絵作家の KAMI です。
この連載では、〈切り絵で巡る日本の旅〉をテーマに
各地で気になるものを切り絵にして紹介していきます。


今回の旅先は、埼玉県。

埼玉県のひとつ目の切り絵は、こちら。

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『阿左美冷蔵』金崎本店の秘伝みつ極みスペシャル。
夏といえばかき氷。
このお店のかき氷は、平安時代から続く伝統の製法でできた天然氷を使用。
そのため食べても、頭がキーンとなりにくいとのこと。
白あん、あずき、抹茶あんと贅沢な和のトッピングだけではなく、秘伝のみつをかけて食べるとのことで、贅沢な気分になれそう。更にここのかき氷は、梅干しがついてくるらしく、丁度いいお口直しになりそう。

今年の夏も暑すぎて、冷たい食べ物を求めがちな近頃。
アイスは冬もあるけど、かき氷は夏だけの食べ物っていうイメージが強かったので、今回切り絵にしてみた。このお店のかき氷は、何度か色んなメディアで見てきたので、一度は食べてみたいな〜と。そしていつも頭がキーンとなりやすい私でも、最後まで快適に食べられるのか気になる。



ふたつめの切り絵は、こちら。

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『めん工房 久良一』の川幅みそ煮込みうどん。
冷たいものを摂取しがちな時に食べたくなる温かいうどん。
幅約10cmというインパクト大の麺に、八丁味噌をベースにハマグリの出汁が効いたつゆ。具はハマグリ、かまぼこ、油揚げ、ねぎ、卵が入っている。
間違いなく、ほっとできるであろう一品。

昔からうどんが割と好きで、ほっとしたいな〜と思う時とか、食欲がない時にうどんを選びがち。しかし九州住まいで距離があるからか、埼玉もうどんの宝庫とは知らなかった。うどん消費量全国2位を誇り、なんと5種類の地元うどんがあるんだそう。その中でも個人的にインパクトの強かった川幅うどんをチョイス。口いっぱいに麺を頬張ってみたくなる。



そして最後の切り絵は、こちら。

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メッツァビレッジに置かれているツリー型のベンチ。
メッツァビレッジとは飯能市にある、北欧にいるような自然と文化を体感できる複合施設。施設内にある宮沢湖の風景がフィンランドみたいと言われているらしい。ムーミンの世界感を再現した「ムーミンバレーパーク」も併設されているため、子供から大人まで北欧にいったような気分になれるそう。そんなこともあり、ベンチに座る女の子は、ムーミンのキャラクター「ミイ」のようなスタイルにしてみた。他にもフィンランドのカフェチェーン店や北欧雑貨ショップも入っているから、北欧気分を満喫するには間違いない場所。

2年前の秋、初めて行った海外がフィンランドだった。旅行に行った後フィンランドがもっと好きになって、最近過去の旅行写真を振りかえっている。
またフィンランドに行きたい気持ちが強すぎて、今回メッツァビレッジのある埼玉県を選んでしまった笑。この施設に行った友人から「楽しかったよ〜」と前々から聞いているので、期待は膨らむばかり。ムーミンの世界にどっぷり浸かりつつ、椅子に座って美味しいコーヒー飲みながら、ぽけ〜と景色を眺めてたい〜。
絶対日々の疲れが浄化できそう〜。

という訳で、埼玉の旅はこれでおしまい。
次はどこの県に行こうかな。


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KAMI
切り絵作家。
https://www.instagram.com/kami_memor_art3

ここまで、長野県〜長崎県〜高知県〜埼玉県を旅しました。


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