クローゼットトーク #01 「ハリーポッター」 by SaBo
みなさん、ご機嫌よう。サボです。
記念すべき第1話でご紹介したいのは、「ハリーポッター」です。みなさんはハリーポッターお好きですか?シリーズだと何が一番お好きでしょうか。ハリーポッターは私にとって、モノづくりをする人間になった大きなきっかけです。
ハリーとの出会いは、2000年。小学校一年生の時に映画館内のロビーに立てかけられていたシリーズ1「ハリーポッターと賢者の石」の大きな看板を見た時です。鮮やかなブルーの中に、メガネをかけた美青年がドンと真ん中にいるビジュアルが衝撃的で、圧倒的でした。周りにいる人物もけむくじゃらだったり、とんがり帽子をかぶっていたり、不思議で好奇心を掻き立てられるビジュアルでした。内容が気になりすぎて「観に行きたい!」と母に頼みまくって連れて行ってもらったのを覚えています。
いざ、「賢者の石」を観ると「おもしろい」のパンチをくらいまくりでした。「魔法」がテーマの物語なのは知っていましたが、想像していた以上に
マジカルでファンタジーな世界が広がっていて、当時7歳だった私の
脳内は「すげえええ!!!!!』が広がり、プチパニックを起こすほどでした。何がそんなに面白かったのかというと、例えを挙げるとキリがないですが、、
例えば「賢者の石」冒頭シーン。マクゴナガル先生が、猫の姿から人間に変わるシーン。本人を映すのではなく影でそれを表現しているところがとても衝撃でした。9と4分の3番線に入るシーンも。ロンドンのキングスクロス駅内のとある煉瓦壁に向かって突っ走ると何故か壁を通過して現実世界には存在しない9と4分の3番線へ行けちゃうというぶっ飛んだシーンにも心を持っていかれました。
他にも、バーティーボッツ・百味ビーンズ(鼻くそ味)、透明マント、組み分け帽子、ウィンガーディアムレビオーサなど、衝撃を受けたシーンはたっくさんあります。ハリーポッターシリーズにはどれも共通して、「もしもこんなことがあったら、できたら面白いな」という非現実的な願望のようなものがとても面白く描写されていると思います。ホウキに乗って空を飛んでみたいし、透明人間になってちょっと危なっかしいことをしてみたいし、ちょっと嫌いな人に魔法をかけてみたい。そういった現実にはできないことがハリーポッターの中では当たり前にできる。そしてそれを見ているととてもワクワクするし楽しい気持ちになるし、もしかしたら自分もできるんじゃないか?
とすら思えてしまう。そこが堪らなく7歳のサボ少年に刺さったようです。
気づけばハリーポッターに出会った7歳の頃から妄想癖が始まり、現実にはないキャラクターやモノを考え出しました。ハリーポッターに出会わなければ、今の私はないような気もしています。
ハリーポッター、いや、J.K.ローリング氏に感謝です!
ー SaBo
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5月22日(水)よりで個展『SUPER UNIVERSAL』が開催されます。
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