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47 paper trip #5旅目「鹿児島県」by KAMI

どうも、切り絵作家の KAMI です。
この連載では、〈切り絵で巡る日本の旅〉をテーマに
各地で気になるものを切り絵にして紹介していきます。


今回の旅先は、鹿児島県。
鹿児島県のひとつ目の切り絵は、こちら。


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SANDECO COFFEE 数学カフェの『SANDECO COFFEE 的白熊』。
鹿児島名物の一つである白熊。
このお店オリジナルの白熊は、一味違う。
盛り付けは、耳のパイナップルや目と鼻のベリー、ミルクジェラートとシンプルだけれど、シロップは、ノーマルな練乳とチャイ風味の練乳の2種類の中から選べる。
味変用に小さなピッチャーに入ったコーヒーがついている。
白熊が溶けてしまってもストローを使えば、最後はカフェオレのようにいただくことができるので、惜しみなく堪能できちゃう。

久々に鹿児島の氷菓である白熊を食べたくなった。
前回の埼玉に続き、氷菓に気持ちが傾きがちな近頃だけど笑。
色んなお店のものがあるのだけれど、3年前に食べたここの白熊が忘れられない。
シンプルだけど、ため息が出ちゃうほどの愛らしい見た目と、甘すぎず、でも癖になるような味わいが衝撃的だった。
この時のシロップは、珍しいチャイ風味の練乳をセレクトしたけど、味変のコーヒーとの相性はとてもよかった。
量もそんなに多くはないので、頭がキーンとならず、美味しく食べられちゃう。
はあ〜、また食べにいきたい〜。



ふたつ目の切り絵は、こちら。

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指宿にある『砂むし会館 砂楽』の砂風呂。
砂風呂中の日焼け対策用パラソルと海辺の組み合わせがとても綺麗な風景を作り出している。
砂風呂は、首から下の全身に暖かい砂をかけて、砂の温熱効果によって体を温める蒸し風呂。
約10分間入浴するそうで、湯船での入浴よりも発汗作用が大きく、たくさんの老廃物が出せるとか。
海を眺めることができる波打ち際の砂風呂は、気候が良いことと大潮などの干潮になっていること、砂の状態がいいことの3つの条件が揃わないとできないそう。
気候がいい時期は、砂風呂のベストシーズンだから、この秋行けたら最高だろうな。

指宿の温泉が好きで、子供の頃家族とよく行っていた。
いつも泊まっていたホテルの窓から砂風呂施設が見えて、親に行きたい!と訴えていたけど、何故か行っていないまま。
それ以降砂風呂に入ることは、人生で一度はやってみたいことの一つになっている。
鹿児島切り絵を作るってなったとき、なんであの時砂風呂行かなかったのかな〜と疑問に思って、母に聞いたみたけど、全く覚えていなかった(笑)。
むしろ母も興味があったみたい。
いつか家族で砂風呂リベンジせねば !!



そして最後の切り絵は、こちら。

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『フェスティバロ』の唐芋レアケーキ3種。
鹿児島名産の唐芋を使った濃厚でクリーミーなケーキたち。
右は、お店定番商品の唐芋そのものを堪能できる「ラブリー」。
左は、定番ラブリーに紫の唐芋と栗をブレンドしたものをモンブランのように重ねた「東京ラブリー」。
そして中央は、ラブリーを土台に和栗の様々な味わいが楽しめそうな期間限定の「ドゥーブルマロン」。
ラブリーの偉大さを感じつつも、派生したケーキたちも違った個性があって、結局どれも好きになっちゃいそう。

この連載初めてのお土産菓子の切り絵。
子供の頃、知り合いからのお土産でいただいてから、本当に好きなおやつの一つ。
鹿児島行ったら必ず買って帰るし、一時期お取り寄せしていたこともあるくらい。
ラブリーと東京ラブリーは、よく買って食べていたけれど、最近ドゥーブルマロンなど期間限定の新作が続々と出ているのことは、知らなかった。
最後に鹿児島行って以降食べていないので、久々お取り寄せして食べようかな。


という訳で、鹿児島の旅はこれでおしまい。
次はどこの県に行こうかな。


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KAMI
切り絵作家。
https://www.instagram.com/kami_memor_art3

ここまで、長野県〜長崎県〜高知県〜埼玉県〜鹿児島県を旅しました。


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