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EVERYTHING FLOWS #87 by illustrator はるやまひろし

2023.02.04(SAT)
ARTIST:SUPER CAR
LIVE DRAWING AT PARK GALLERY


SUPER CAR(スーパーカー)
1995年、青森県の楽器屋に貼られたメンバー募集のチラシをきっかけに、中村弘二、いしわたり淳治、フルカワミキ、田沢公大の4人で結成。

〈ALBUM〉
1998年 スリーアウトチェンジ
1999年 JUMP
2000年 FUTURAMA
2002年 HIGH VISION
2004年 ANSWER
2005年2月のライヴ終了をもって解散。

🎧 cream soda

響き渡るギター

応えるように煌めくストロボライト
星の見えない神戸の夜空
青くてシャイな歌達
遠くで寝転びながら眺めてる

SUPER CAR のライブを見た時の記憶。楽しかったな。
フェスで観たんだけど、昼間のアーティスト達で体力を使いきってしまってとても前に詰められないし、踊る感じでもない感じだった。会場の後ろのほうで寝転んで音楽を聞いていた。そしたらこれが今迄になく贅沢な時間だった。気だるそうなナカコーの歌は心地よかった。

🎧 PLANET

さて、PARK GALLERY で2月12日まで開催されているグループ展『音楽』では、会場では作家の皆の思い思いの選曲が流れている(展示を観に会場へ足を運んだ人は聴いてみてくださいね)。私が何回か会場に足を運ぶ中、今回のグループ展で印象的に感じた音楽の1つが SUPER CAR だった。

人が選んだ音楽って不思議だ。友達と交換したミックステープ、ラジオから流れてくる誰かのリクエスト、いつかの古着屋で流れてた音楽、レコード屋でお店の人に教えてもらったバンド …。あなたや誰か選んだ音が流れてきて私が共感する時、私が選んだ音楽をあなたや誰かがが受けとめてくれる時って、暖かく嬉しい。音楽や歌詞に加えて選んだ人の何かが乗ってくるんだと思う。

🎧 YUMEGIWA LAST BOY

ギャラリーに絵や写真がある。人がいる。窓から冬の冷たい風が入ってくる。SUPER CAR の音楽が流れてくる。

ライブに行った時のこと、よく聴いてた時の感覚が、時間を越えて飛びこんできた。

🎧 sunday people 1998


次回もお楽しみに!

絵を描くことを音楽で言う『レコーディング』と称するイラストレーター・はるやまひろしによる、日々のドローイングイラストの記録(REC)を毎週紹介していきます。ライブハウスに貼りだされているチラシのようなイメージで、音楽やバンド、あらゆるサウンドからインスパイアされた、妄想爆発のアートワークが日々描かれていきます。音楽への愛が溢れるテキストと合わせてお楽しみください。

2月12日(日)まで開催中のエキシビジョン『音楽』では、
連載『EVERYTHING FLOWS』にて公開されたポスターを
1冊にファイリングして公開しています。

『EVERYTHING FLOWS』オリジナルグッズのリクエストなど
(💁🏻‍♂️)皆さまのリアクションや声をぜひお待ちしています(💁🏻‍♀️)

はるやまひろし
静岡県生まれ、千葉県育ち。 好きな音楽のアートワークと Tシャツに憧れてイラストレーターの活動をはじめる。シンガーソングライター気分で絵を日々レコーディング中。
https://www.instagram.com/hiroshi_haruyama

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