パリのお花見、ソー公園で

パリ周辺で長年よく知られていたお花見スポットといえば、パリの南側郊外にあるソー公園(Parc de Sceaux)でした。近年はメトロでもアクセスのよいパリの南西郊外にあるビヤンクール公園(Parc de Billancourt)が在パリ日本人に人気のお花見スポットでしょうか。ビヤンクール公園(Parc de Billancourt)は比較的新しい公園で、日本のソメイヨシノのような桜並木があります。見ごろは3月中旬から下旬です。パリの3月はピクニックには寒い時期ですね。

今年は4月中旬に、ソー公園(Parc de Sceaux)のお花見にチャレンジすることにしました。

ソー公園(Parc de Sceaux)とは?

ソー公園は、ヴェルサイユ宮殿の庭園を設計したル・ノートル(Le Nôtre)が17世紀末に手掛けたドメーヌが基盤となっています。180ヘクタールもの公園の敷地内に、運河や19世紀中盤に建設された城もあります。桜の時期の週末はたくさんの人がいますが、普段は静かでリラックスできそうです。

この広い公園の中で桜を見られるのは、水路の西側、Bosquet NordとBosquet Sudです。Bosquet Nordでは八重桜、Bosquet Sudでは白い桜を見ることができます。ただ、ピンクの八重桜が圧倒的に人気です。

ソー公園(Parc de Sceaux)の桜の見ごろは?

ソー公園(Parc de Sceaux)の桜の見ごろの時期は4月中旬~下旬ごろのはずですが、2024年は4月10日ごろが見ごろだったと思います。13日、14日の週末に行ったら木は緑がちで桜吹雪でした。お花見をしている日本人がたくさんいるのかと思えば、他の東アジア言語の方がたくさん飛び交っていました。ソー公園のお花見はもうパリの文化になっているのかな。様々な国の人が桜の木の下でピクニックをしていました。カップルだったり、家族だったり、何かのサークルメンバーだったり。また、4月の間は週末ごとにお花見のイベントが開催されているようで、仮設のトイレもありました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?