人生で初めて日記というモノをつけてみたいと思う

初めまして。
閲覧ありがとうございます。そこらにうじゃうじゃといるアルバイターの日記です。
三日坊主にならないよう頑張りたいな、と思っています。応援とまではいかなくても、世の中にはこんな奴もいるんだな程度で読んでいただけると幸いです。

私はParipipokunと申します。聞きなじみのないであろう名前ですので、覚えていただかなくても構いません。
前置きが長くなってしまいました…ここまで読んでいただいた方へ。
すでに結構書いてしまっていますがまだまだ続くと思われます。
最後まで読んでいただけると幸いです。

8月25日土曜日
朝11時出勤
午後2時前退勤

今日は思ったより忙しくなかったようだ。人手が余り、私は少し予定より早く退勤させてもらえた。職場は飲食店なので休日にはたくさんのお客様が来店される、皆さんもよく利用されるであろうファーストフード店なのだがあまり売り上げが芳しくない日もある。今日もそういう日だった。忙しくもないので書くほどのことも起きませんでしたのでさっさと次へ行きましょう。

退勤後には一度家に帰り、バイト先の制服を脱ぎ汗を拭き、三十分ほど玄関で休憩を取りもう一度家を出た。向かう先は近所のイオンモール。

自転車で移動していると日差しが容赦なく照り付けじりじりと焼けるような暑さと湿度の混じった嫌な気候で夏嫌いに拍車をかけるようだった。道中、コンビニにてコーラを購入した。

イオンモールにつけばエアコンの風が私を迎え入れ、ここは極楽か…と言いたくなるほど涼しく今までの暑さが噓のようで少しクラっとした。いやこれはただの熱中症ではないか?と気がついた。コーラをカバンから取り出し歩きながら飲み、人の波に逆らいながらエスカレーターに乗ると服屋を物色。めぼしい服はなく、もう帰ろうかとも思ったがあの暑い中自転車を漕いでやってきたというのにここで帰ってしまうのは何かもったいないような、と謎のもったいない精神を発揮してしまい書店へ足を運んだ。
別にお目当ての本があった訳でもないのだが、ふらっと有名な小説家の名前を眺め少し前に購入した本をパラパラとめくる。やはり好きな本は何度でも読みたくなるもので、結末もわかっているからこそ数ページ読んだだけで泣けてしまう。このまま読み続けていてはただの迷惑客なのでほかの売り場へとフラフラ、フラフラと書店内を彷徨った。文庫本売り場を出て新書売り場をフラフラ。本好きの幽霊のようにうろつきまわった。
そこで一つ気になる本を見つけた。品田遊、またの名をダ・ヴィンチ・恐山。彼のエッセイ集だった。オモコロというウェブメディアのライター兼編集者である彼は小説家としても活動している。彼の作品は気にはなっていたがずっと在庫なしのままであった為、興味はあるんだけど…と購入を先延ばしにしていたのだ。ネットで購入という手もあったが本は何となく店頭で購入したいと思ってしまう。買ってから家に帰って読むまで、その時間がなんだかより一層本を面白くさせるような気がする…気だけかもしれないがもうできてしまったマイルールは簡単には変えたくない。また長くなってしまったが私は彼の本を今日購入してきた。
「キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々」 品田遊
スタバで抹茶ティーラテを頼んだ。キャラメルソースをトッピングしてもらったがキンキンに冷えたラテの中で固まってしまいストローにくっついた。なんだかなぁとやるせない気分にはなったがまぁ、美味しかったのでモーマンタイだ。失敗だとは思わないことにした。
本はとても良かった。まだ全部は読めていないが彼の不器用で、うまくいかないと言ってしまうと贅沢かもしれないがでも、なんだかなぁ…が残る日々。今の私のようだった。こんな自分と重ねてしまっては申し訳ないと思ってしまうのだがでも、なんだかなぁが残ってしまうこの日々を覗かれているようなそんな本だった。気づけば一時間ほど読み耽っていた。外を見れば真っ暗だ。急いで本に栞を挟もうとしたのだが書店で本に挟んだはずの栞が見つからない。カバンの中に出てしまったのかとも考え、カバンを漁ってみるがやはりない。落としてしまったのだろうと思い、財布からラーメン屋のポイントカードを挟み、本を仕舞おうとしたときスルッと本から栞が落ちてきた。なぜ今なのか。帰ってからでもいいじゃないか。やっぱり何だかやるせない日々だなぁと思いはしたが出てきてくれたことには有難いのでポイントカードと挟み代えカバンに仕舞った。
外に出るとムシっとした暑さに包み込まれ、今までの寒いほどにきつくかけられたエアコンが恋しくなった。それと、夏はやっぱり嫌いだなとも思った。

帰り道遠くの空がピカピカっと光るのが見えた。遠くで雷がゴロゴロと鳴っているらしい。奇しくも読んでいた本の中で遠くの空でピカピカと光る雷の事を綴っている部分があったのだ。たまたまだろうが何だかうれしい。品田先生、世界は一つのようです。

そして今に至る。書きたいことを長々と書いてしまって読み直したくないな…これは…(笑)

稚拙な文を長々と失礼しました。

明日は海に行きたいな…



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