2021年ナポリの男たちに出会い、お絵描きが楽しい子ども心を思い出した話
色々なきっかけはあるのだけど、人生初デジ絵を挑戦中だ。
先日、ア・メリカさんの絵が好きで『“主線なし”イラストの描き方 著/ア・メリカ』という本を買って、それを参考に塗り塗りしている。
それがすごく楽しい。上手下手は置いといて、楽しい。
ちょこっと挑戦してみた感じ、どうやら色を塗ることがすごく好きなようだ。
い、い、色が塗れている…! とそのことに感動している。絵筆もパレットもキャンバスも用意してないのに、ささーっと色が塗れてしまう。
デジタルって、すごー…。
(↑お手本を見ながら描いたりんご。ア・メリカさんの本はPhotoshopで説明されているが、私が使用しているCLIP STUDIO PAINTでも似たようなことはできた。ちなみに使用しているペンタブは安いのを探した結果、One by Wacom)
きっかけその①
その①は、2021年後半に求職中の身になり、ジョブ・カードなるもの(※「生涯を通じたキャリアプランニング」や「能力開発」などを目的として、厚生労働省が主導で行っているジョブ・カード制度で使われる書類のこと)を作成した際に、「関心・興味のある分野を探す」という項目の結果が、6つのパーソナリティタイプの中で、他の追随を許さずにベカーッと【芸術的領域(音楽・美術・文芸など芸術的な活動、創造的な仕事・感性を活かす仕事に興味がある)】がTOPに輝いて高点数だったのだ。
その結果を見たときに、なんだかホロリときてしまった。
「そ…そんな、そんなに私、何かを創り出すことに興味があったんかい……。今までまっっっったく、そんな系統の仕事に目を向けたことないし、趣味にもしてきてないよ…」
と。
これまで、振り返ればほぼ接客一本で仕事してきた私。趣味は特になく(あえて言うなら読書とゲーム?)、芸術的なものとはまったく無縁の人生だ。
でも、小さな頃にお絵描きするのが好きだったなあ、とうんと小さな頃の自分がよみがえってきた。それに、学生時代は落書き程度だけど漫画描くのが好きだった。あとそういえばDQBやマイクラなど、コツコツ建築するゲームが好きだ(クリエイティブ…か?)。
目をキラキラとさせて「絵を描くの楽しいなぁ!!」と無邪気な笑顔を浮かべる私を、これまでウン十年……いやもう本当にくらっとくるほどの月日、「生きていくのに役には立たん!」として蓋をして生きてきたんだな。
そう気づいて、「なんか…ごめんなぁ」とホロリときた。
で、ウン十年ぶりにキラキラ目を輝かせてる私を掘り起こしたので、もう封じ込めることはせずに表に出してあげよう、と思ったのだ。
ただ純粋にお絵描きがしたい。
今までぎゅっと圧縮パック並みに閉じ込めてきたので、外に出してのんびり自由にさせてあげたいのだ。
(↑かぼちゃを描く練習。この真ん中にぎゅっと集まった顔部分が好きだけど、自分で描いてみるとバランスがすごくむずかしい。囲い選択をして、拡大したり縮小したりとできるデジタルの恩恵をひしひしと感じた。陰影をつけたところと背景色がお気に入り)
きっかけその②
きっかけその②は、Twitterにナポリの男たちアカウントを作ってから、それはもうなぜこれほどと驚くほどの量の素晴らしい絵に出会ったことだ。
リアルよりなものからマンガよりなもの、抽象的なもの、デザインイラスト的なものなど、様々な絵があり、それだけに留まらず、数々のMAD動画や、刺繍やお人形などなど、彼らをテーマに創り出されたものは枚挙にいとまがない。
そうやって生み出されたものを見て、いいねを押すのが幸せだ…。時折、いいねがうるさいって思われたどうしよう…と考えてながめるだけで終えるときがあるのだけど、いやいやたぶんいいねはいいはずだ、と勇気を出す日々だ。なんかよくわからない気の遣い方をしてる気がする。基本、人の反応を考えすぎる気があるので、Twitterは向いてないと思うのだけど楽しみたいのだ。
ともかくナポリ界隈は素敵な創作物が多い。時々TLに追いつけない日がある。見逃している素敵絵はたくさんありそうだし、まだ出会えていない素敵絵やその他創作物は山のようにあるだろう。
なぜなのか…なぜこれほどまでに創作物が多いのか? 他の界隈にあまりくわしくないのでまったく違うことを言っていたら申し訳ないけど、多いとは思う。
それには男たちが面白く魅力的なことはもちろんだが、それだけではない気がする。
──彼らはきっと人に眠る創造性を刺激する成分を醸し出しているのだ…!
と、最近ちょっと思い始めた。
いや、真面目に思いつくのは、
①ナポリの男たち自身が、チャンネル放送内などでよく自分たちが描いたイラストを披露している
②同じくチャンネル放送内で、何かの企画や決めたテーマから作ってきた短めの動画を披露している
③放送内で話していたことがあるが、二次創作物(と表現することにする)に対して寛容。FA等をファン活動の一環として黙認してくれている印象を受けた。
過去の放送では、蘭たんが最初にもらったFAについて感動したことを話していたりと具体的なエピソードがあり、FA文化が花開きやすいのではないだろうか。
…と書きながら「ナポリの男たち イラスト 多い」と検索したら、知恵袋のコーナーで、何故ファンに絵師が多いのですか? という質問に「メンバー4人とも創作力が高く、絵師さんがシンパシーを受けていて、イラストが多いのかもしれない」というお答えをしていらっしゃる方がいて、あ〜! と共感した。
彼らは次々と素敵なものを生み出す。
それを見ていて、触発されて、自分も何か創り出したくなるのではないだろうか。
いやわからん。
とりあえず私は彼らの創り出す多種多様なもの(動画・キャラクター・絵・歌等々)が大好きだ。
(いや、本当にどうしてあんなに歌もいいんだ。何度リピートしたかわからない。ありがとう。あとヒットソングメドレー100万再生おめでとう)
とは言え、マナーは必要という話
あと色んなきっかけはあるけど、大きなところだとこんな感じだ。
で、あれこれ書いたけど、実在の人物や何かの作品を絵にするということは、マナーを守る必要がある。
…いや、ごめんなさい、自分がナポリの男たちのFAを見るのが大好きでコロッと忘れていたのだけど、いざFAを描こうと思ったときにいちおう「FA マナー」と検索してみてあれこれ出てきたものに、グレーな著作権の話以外に、ハッとさせられたものがある。
それは、FAを見たくない人たちも中にはいる、ということだ。
わざわざ“捏造”FAと書いて、ナポリの男たちを🍝とし、彼らを🎃🐼🐧🐍で表現するのは、マナーを守る意味があるのだろう。
そうとは考えが回らず、ナポリの男たちって書くより🍝マークは一文字で済んで便利だなあとか、動物アイコン可愛いなあ、みんなこのアイコン使ってるみたいだし私もそうした方がいいのかな? となんとなく右に倣えでそうしていた私は本当に本当にアホである。
他には、いつかの放送で蘭たんが好きな絵師さんがいるとか何とか話題にしたときに「見ないで」「見るな」ってコメントがどばーっと流れた気がするし(おぼろげな記憶)、FA描く人たちって奥ゆかしいんだなあ、本当は見てもらえてうれしいって気持ちもあると思うのに見ないでなんて、とにこにこ微笑ましく思っていた。
(2022年追記:ふら〜っとTwitter内をさまよっていたら、ファンの人で、「本人には絶対に見られたくない」的な真面目な言葉があり、あっそうなんだ…とおどろいた。自分の考えだけで理解した気になるの、ほんとにだめだ…ここに書いたこともあれこれ的外れかもしれない、と一人反省)
最近、そうかマナーやったんか!! ごめんなさい!! と猛省した。
いや、それだけじゃない可能性もあるけど、検索よけに気を遣うのは、マナーって意味も大きいと思う。
いや、やっぱり奥ゆかしいっていうのもちょっとは合ってるとも思う。(奥ゆかしいというより、陰の者寄り…?)
私がナポリの男たちをこんなに好きになったのには、チャンネル放送を初回から順番に追いかけていく中で、またYouTubeで配信をしたときにコメント欄を見ていて、ああ…ナポリの男たちのファンの人たちが好きだなあ、と何度も思ったのもすごく大きいと思う。内輪ではものすごくはしゃぐけど、外に出ると静かなんじゃないかなあ、この人たち…(勝手な親近感)。
時の流れでもしかしたらファン層の移り変わりとか色々あるのかもしれないけど、それでもなんだか根っこがあったかくてノリがいい人たちが多い気がするのだ。
(ニコニコのコメントや配信のコメントなど、実況界隈がそもそもナポリの男たちが初めてで、ニコニコ見たのも男たちきっけかのド初心者が、「コ、コメントってルールとかある? なんか無自覚にやっちゃいけないことやってたらめちゃこわい。とりあえずなんとなくわかるまでは黙して見て学ぶ…!」というドキドキ体験談も、いつか書けたらいいなと思う)
…何の話をしていたんだっけ。
そうそう、マナーは必要、という話だ。
言われてみれば、私も、あまりに個性的な嗜好に全速力で走っていった二次創作物などは、個人的に楽しむ分にはどしどしやってもらったらいい、楽しいと感じる感情は大事だ、だけど見るのは勘弁、というものもある。
実在の人物や何かの作品について二次創作物を作る、ということは、誰かが大切に思っているものを、もしかしたら汚すこともあるかもしれない。
そういう意識を持って、マナーを守って楽しむことが大事、ということを遅まきながら知った。
とは言え、ナポリの男たちについてはものすごくFAが多いし、最低限のことを守りつつゆる〜く楽しんだらいいのかな、と思う。
あと、間違ったことをしていたら教えて頂けるととても助かります…。
(一番直近の絵。海を描きたいと思った。海むずかしい。雲っぽく男たちを描いたり、飛行機雲風にNapolimenと描くところがすごく楽しかった。いつも楽しいことをいっぱいもらってる。ありがとうナポリメン…という気持ちを込めた)
以上、「2021年ナポリの男たちに出会い、お絵描きが楽しい子供心を思い出した話」でした。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
Twitterで長文を書く傾向があるので、そんだけ書きたいものがあるならnoteで書けばいいじゃない、と始めてみました。
気ままに、書きたいものがあるときに何か綴りたいと思います。
他にナポリの男たちについてハマった経緯などを書いてる人たちがそこそこいて、note読むのもとても楽しいです。(自分でも書き始めてみましたが、オタクあるあるの語り出すと長いところが文章に顕著に現れて書いても書いても終わらず、誰がこんな長文読むねん、となったので文章思案中です)
何はともあれ、ナポリの男たちに感謝を込めて。
これからますます彼らを好きになって、日本全国に介護疲れに効く人間がわんさと増えますように!
#雑記 #イラスト #好きなもの #ナポリ #ナポリの男たち #ファンアート
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