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素人が1人AI画で28分の映像作品を作った話5シナリオについてその1

杉祟破局

シナリオについて。まずはなんと言っても前半の主役、祟り神の祟りちゃんについてです。最初に謝罪。実は私、ちょっと前まで祟りちゃんのモデルとなった祟り神先生が女性だと思ってたのです。すみません。女性ばかりのホッケ会という会にいらっしゃったりとか、杉花粉さんに対するコメントが女性っぽかったので汗「好きな牛丼屋は?吉野家 松屋 すき家 杉花粉」っていう質問をされていたり。もしかしてガチ恋?と思ってしまったんだけど、男性でした。ネタとして楽しんでいらっしゃったんですね。

 そんなわけで私がAIで召喚した祟りちゃんはちょっとセクシーなドレスの女性祟りちゃんでした。その後で先生が男性だとわかり、ジブリに出てきた祟り神自体も男性である事がわかり、「あれ?祟りちゃん本当は男性?」と思いつつも、ここまできてしまったし、男3女1はバランスが悪かったのでそのままにしていました。それが最終回で出てきてしまいましたね。

 この最終回を作るにあたっていくつかの決め事や制約がありました。一つはさっき言ったように祟りちゃんを主人公にする事。
 そして結婚式をする事。これは「最終回ありがとう」というフリップを出した時に、4人を同じスケールで出したものが結婚式の衣装のものしかなかったんですよね。それでその画像を使ったのですが、ざわざわと「誰と誰が結婚するの」という声がw
 クラスタでいろんなカップリングが流行ってたからね。まあそんな話になったので「誰かと誰かが結婚する」というのは必ず入れたいと思っていました。まだその時点では未定でした。

 あとは人気キャラである闇花粉と花粉男子(イネ科)の投入。そして同好会の中ですでにAI召喚されていたメンバーも投入する。最後にライブをする。あとは家が出てくる。杉君の「そして一緒に暮らそう」が最終回のきっかけになった言葉でしたからね。あとタイトルも「そして僕らは家族になった」ここは動かせない。

無茶な話ですよね。たった1話の5分(当初はそう思ってました)くらいで恋人同士でもない誰かに結婚しろというのはwでも世界の支配者がいるのでなんでもできるw(なんでもありっていうのができちゃうメンバーっていうのはシナリオ起こす面で大変ありがたかったです。)
そんなわけで、
構想:恋愛パート→結婚式(ドヤドヤと人が集まる)→ライブ→エンディング
の流れまで決まって、ライブは過去のデータを使えばいいし、全部でライブ2分含めて10分くらいの動画をと考えていました。

ここまで決まればあとは出来るなと思い、具体的な作業に入りました。

 祟りちゃんといえば杉君が大好きというイメージだったので、物語の序盤は2人から始まる。ラブコメっぽい2人を作るために服装等も以前とは変えました。杉君というと黄色いコートが定番でしたが、流石に初夏のイメージだと見た目に暑いし、変えようと。でも黄色の服ってダサくなるので。緑髪と黄色目だけで個性認識は十分と考え、黒のブルゾン、が彼のプロンプトになりました。祟りちゃんもコスプレ系だったので、より人間っぽく。顔面も抑えたふうに。ラブコメ系の2人を作っていきました。さっさと(言い方汗)結婚させないといけないので祟りちゃんの方はもう花粉君が好きで、触れたら落ちるくらいの仕上がりにしました。
 で、編集を始めてみたのですが、どうも進まない。杉君が祟りちゃんを好きってならない。噛み合わない。杉君が「一緒に暮らそう」と言った時点で「この2人、無い」と思ってしまいました。よく考えたら、少しでも好きという感情があったら、恋人未満の相手に「一緒に暮らそう」とは言えないんだよね。

 でもまだバルコニーのシーンもあるし、と。(あの辺まではシナリオが決まってました。)今思うと、祟り神だからぶつぶつ言うとか、恐怖効果音とか、杉君好きとかいう設定いらなかったのかなぁと。何もない方が祟りちゃんは面白く転がったかなと。初めて動かすが故の誤算ですね。というかこれまで作ったのpvだけだったから杉君も作品キャラとして喋るのは初めてで。だから冒頭のパートは難しかったですね。関係性が把握できていなかったから。

黒とくまさんが出てきた所で急に流れが良くなりました。

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