化石燃料から電気へ。でもその電気はどこから…?

気候変動への対応として、CO2の排出量削減のため、石油製品を使用した燃料から、電気への移行が始まっていますね。車のハイブリット化、EV化なんかもよく耳にします。今回はガソリン車を例にとって、その効果を見てみます。

CO2が排出されるタイミングは簡単に分けると2つ。
①燃料を生産するとき
②燃料を消費(使用)するとき

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ガソリン車は燃料であるガソリンの生産時にもCO2を排出するし、消費時にも排出する。
一方でEV車は、どう発電するかによって電気を生産するときのCO2排出量は変わってくるけれど、少なくとも消費時のCO2排出量は少ない。よって、EV車の方が環境に優しい。
※あくまで理論上。 たとえば、燃料の話ではなく、自動車の生産プロセスにおいて、ガソリン車とEV車(もしくはハイブリット車)のCO2排出量がどれだけ違うか、の議論はまた別の話としています。

ふむふむ、では、EV車普及に伴って、今までよりもたくさん電気が必要になる場合、その電気をどう生産するか?
上記で発電時のCO2排出量は「発電方法によって異なる」と書きました。
(昨日使った図を再利用して…)
赤がCO2排出量が多い燃料、緑がCO2排出量が少ない燃料。
発電時に重油(石油)や石炭を使用していたら、せっかく消費時のCO2排出量を減らしたとしても効果が薄いかもしれません。
そのバランス (①生産:発電時にガス以外の化石燃料を使用した場合のCO2排出量 vs ②消費:車を走らせる際のCO2排出量) についても気にしておかないといけないですね。

スクリーンショット 2021-04-08 221305


とても短いけれど、今回はここまで。
形になってしまえば、たった650文字の小さい記事なのに、どうやって書こうか考えていたら昨日3時間くらい使ってしまいました。どうやって人に伝えるか、アウトプットの仕方を考えていると、今までなんとなく分かっていたようなことにまた疑問を持ったりもして、そういう頭の体操も大事だなと思いました。

3日坊主をクリアして嬉しいです。続けていけるといいなぁ。

2021/04/09 8:33 (GMT)
ぱりしゅわ
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