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PARIS VENISE(パリ ヴェニス)/CHANEL(シャネル)の香水レビュー

作品について

2018年に新たなシリーズLes Eaux De Chanelが発表された。

このシリーズは、ガブリエル・シャネルの人生に深く関わる、街のスピリットを映しだすことをテーマとして旅の記憶のように感情的で新鮮さの感覚を香りで表現しています。

1920年、マドモアゼル・シャネルはヴェニス(ヴェネツィア)と激しい恋に落ちました。それは彼女の人生を変えた出来事。

恋人であるボーイ カペルの死で悲しみに暮れていた彼女は、世界中から集まる人々、街の喧騒やに影響を受け、深い悲しみから解放されていきます。

彼女は、この魅惑的な街で、ビザンティンとバロック様式の多くの芸術の美しさに魅了されました。

その旅の記憶を香りで表現しています。

香り

ベイローズがアクセントとなり、オレンジやイランイラン、ローズのアコードが爽やかさとあたたかい魅惑的な印象を与えます。
さらにバニラが魅惑的な印象に深みを与えてくれます。

あたたかみのある色、それはヴェネツィアの町並みを連想させるようなオリエンタルタイプの香りです。

解放するかのように心地よく穏やかに香るオレンジと組み合わさったフローラルの香りにバニラやベンゾインの深みを加えて。

そしてイリスやスミレのパウダリックな品格が芸術の美しい魅力に囚われたような印象を感じます。


作品プロフィール

ユニセックス
2018年

調香師:Olivier Polge
オリエンタルイプ
特徴的なノート:パウダリーノート

トップノート:ベイローズ、オレンジ、ベルガモット、レモン、プチグラン・ビガラード
ミドルノート:ネロリ、イリス、ローズ、ゼラニウム、イランイラン
ラストノート:バニラ、トンカマメ、ベンゾイン、イリス、スミレ、ホワイトムスク


ブランドについて

世界基準の調香技術、スタイリング技法を学んだ香りのスタイリストが香水をご紹介!一つ一つ香りを分析し、レビューを掲載しています。


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