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Constantinople(コンスタンチ ノープル)/PENHALIGON'S(ペンハリガン)の香水レビュー

作品について

舞台は、アジアとヨーロッパの交差点、コンスタンチノープル。
コンスタンティノープルは、東ローマ帝国の首都(現在のトルコ、イスタンブールの前身)。
 強固な城壁の守りで知られ、330年の建設以来、1453年の陥落まで難攻不落を誇り、東西交易路の要衝として繁栄していたとされています。

香り

香りは、シプリオールの香りを特徴としながらも、ベイローズが軽やかさを。ローズが繁栄していたような華やかさを。魅惑的なウッディの香りが、ミステリアスに香りながらも、ローズやゼラニウム調の華やかな香りが交差し、まるでアジア(ウッディ調)とヨーロッパ(ローズ調)を表現しているようです。イリスとバニラで深みと品格、ゴージャスな印象を与えてくれます。


作品プロフィール

ユニセックス
2021年発売

調香師:Christophe Raynaud, Marie Salamagne
オリエンタルタイプ
特徴的なノート:アロマティックノート、グルマンノート

香りの構成:
トップノート:ベイローズ、ラベンダー、ゼラニウム
ミドルノート:イリス、ローズ、シプリオール
ラストノート:バニラ、パチュリ、モス


ブランドについて

英国王室御用達フレグランスブランド、ペンハリガン。
1870年、ロンドンで一軒の理髪店からスタートしました。

1872年、創設者であるウィリアム・ペンハリガン は、ジャーミンストリートの自分の店に隣接するトルコ式風呂からヒントを得え最初の香水が誕生しました。

ペンハリガンが熟知しているのは、心を動かす香りの力です。

後に「英国王室御用達の理髪師兼香水商」の称号が与えられ、創業時からの創造的かつ革新的な香水づくりという遺産を引き継ぎ、現代のペンハリガンは由緒正しい伝統と奇抜さを持ち合わせています。

製品は今もなお英国で作られ、上質な香料を贅沢使用しています。

世界基準の調香技術、スタイリング技法を学んだ香りのスタイリストが香水をご紹介!一つ一つ香りを分析し、レビューを掲載しています。

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