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MON PARIS COUTURE(モン パリ クチュール)/YVES SAINT LAURENT(イヴ サンローラン)の香水レビュー

作品について

私の恋。
めまいがするほどの恋。
幸せの絶頂。

パリという街が、すべての一瞬を弾けるように輝かせ、この恋を加速するようなイメージを。


香り


アクセントにフルーティを加えた、シプレタイプの香りです。

「モン・パリ」はキャラメルの香りを効かせたのが特徴的だったのに対し、

「モン・パリ・クチュール」は、オレンジフルーティの香りではなく、
グレープフルーツを効かせたフルーツ調の香りに華やかなローズの広がりを見せるモダンシプレの香りです。



作品プロフィール

レディース
2018年発売

調香師:Olivier Cresp, Harry Fremont, Dora Baghriche-Amaud
シプレタイプ
特徴的なノート:フルーティノート

香りの構成:
トップノート:ベルガモット、ラズベリー、ライチ、グレープフルーツ、マンダリン
ミドルノート:ダチュラ、シャクヤク、ローズ、オレンジフラワー
ラストノート:パチュリ、ホワイトムスク、アンブロクサン、カシミアウッド


ブランドについて

創設者イヴ・サンローランは、時代の流れを捉え、常に新しい流れを作ってきた革命的なファッションデザイナー。

彼は「デザイナーの使命は、時代の流れを把握し、これから起こりうることを感じ取り、表現していくこと」だと述べています。
新しいスタイルを確立しモードをの流れを生み出す。

1960年代ブランド設立当時は、イヴと同世代の若い世代の女性が纏うことができる服を作ることを強く望んだそうです。
1964年、ブランド設立から2年後に「Y(イグレック)」という香水を発表しました。
彼にとって香水は「コレクションと同様に、私の考えを香りで表現したい」と述べていたそうです。これまでもエレガントかつ斬新な香りを発表してきました。

世界基準の調香技術、スタイリング技法を学んだ香りのスタイリストが香水をご紹介!一つ一つ香りを分析し、レビューを掲載しています。

本日もご覧くださいましてありがとうございます!
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