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1932 / CHANEL(シャネル)の香水レビュー

作品について

記念すべきジュエリーコレクションを発表した1932年の物語。
ダイヤモンドの輝きをまとった香りをテーマにした作品です。

そのジュエリーコレクションは、パリのシャネルの自宅で開催され、繊細な煌めきを放つダイヤモンドの月や星によるデザインは当時新しいスタイルとして賞賛されました。

デザインは、シャネルがシャンゼリゼ通りを歩きながらパリの夜空を見上げた時にインスパイアされたようです。

"レ・ゼクスクジフ"シリーズより2013年に発売された作品です。
このシリーズは、シャネルの永遠のスタイルとエレガンスを象徴しています。
それはどの作品もマドモアゼル・シャネルの伝説を物語っているかのように。
より稀少な香料を用い調香されたシャネルのクリエーションの結晶です。

香り

フローラルの華やかな香りにアルデハイドを用いることで、
煌めきのあるダイヤモンドを感じさせ、宝石のひんやりとした印象や
インスパイアされた夜のパリのイメージを連想させます。

このアルデハイドという香料は、何種類かあるものの1921年に発売された有名なNo5というシャネルのフレグランスもこの香料を使ったからこそ美しく、今も愛される香水となったのです。

アルデハイドは女性らしさを、あるいは輝きを引き立てるような役割を果たします。凛とした気品の感じるエレガントな女性にぴったりの香りです。


作品プロフィール

レディース
2013年発売

フローラルタイプ
特徴的なノート:アルデハイドノート

香りの構成:
トップノート:アルデハイド、ベルガモット
ミドルノート:ジャスミン、ネロリ、ローズ、イランイラン
ラストノート:アンブレット、ベンゾイン、クマリン、イリス、ホワイトムスク、サンダルウッド、バニラ、ベチバー、オポポナックス


ブランドについて

世界基準の調香技術、スタイリング技法を学んだ香りのスタイリストが香水をご紹介!一つ一つ香りを分析し、レビューを掲載しています。

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