Brumes de Khao-Sok（カオソックの朝露）/ ELLA K PARFUMS（エラ ケイ パルファム）の香水レビュー

作品について

舞台は、タイにある「カオソック国立公園」。
「タイの桂林」と呼ばれている世界最古の熱帯雨林の一つとされる、秘境スポットと呼ばれています。
その広さは739㎢、熱帯ジャングルが広がり、川が流れ、チャオラン湖には水面から切り立つライムストーンの姿が美しく、多くの野生動物や野鳥の聖地となっています。また世界最大の花ラフレシアを見ることもできるそうです。
そんなジャングルの物音に心浮き立ち、眠りについた夜明け、暖かい霧が寝ぼけたソニア氏の体を包むよう。

香り

香りは、百合の香りが優しく広がる透明感のあるフレッシュなホワイトフローラル。
この香りが美しく広大に広がる水を連想させます。
ラストノートのサイプレスとウッディノート、シダーの香りが
水上の桂林を思わせ自然を感じながら落ち着いた香りへ導きます。

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作品プロフィール

ユニセックス
2018年発売

調香師：Sonia Constant
フローラルタイプ
特徴的なノート：グリーンノート

香りの構成：シダーウッド、サイプレス、グリーンノート、百合、ガーデニア

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ブランドについて

大手香料会社ジボダン社に所属するシニア女性調香師ソニア・コンスタンが
創設したブランド「エラ ケイ パルファム（ELLA K PARFUMS）」。

テーマは旅。
彼女自身が旅してきた世界の地の新鮮な空気や溢れる感情を表現しています。
香りの特徴は繊細さと優しさ。
またブランドコンセプトは1920年以降活躍した女性冒険家やオリンピック選手たちへの称賛。
彼女たちはいずれも情熱的で、自由、未知への挑戦にひるむことがなかった。

そんなブランド名は女性冒険家「ELLA MAILLART(エラ・マイヤール)のELLAとソニアの旧姓KuchaのKを合わせたネーミングとなっています。