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射44話・フェラ口内発射にロマン~浮気女子

 彼氏彼女としての交際開始から1年3ヶ月ほどで、リサは他の男に浮気し始めていた。浮気相手男性との肉体関係ありなしは確証とれずだが、気持ちが彼の方に行ってしまってるのは明白で、どちらかというと、リサはそのことをボクに気づかせて、ボクとの関係を切る方向にもっていきたい感も。
 そんなある日、2人で郊外のラブホに行くと、「生理だから・・」と。
「おクチでやってくれる?」
「うん、いいよ」
 リサに「おクチで」をしてもらった話は、本マガジン内の射20,21,22話などに記しているとおり、頼めばやってくれる女の子という感じ、しかし過去話ではあくまで、リサはボクのことを好きだったからで、別れたいと思ってる男に対してはどうなんだろうか、ってな好奇心も。
「やってくれるの? ありがとう」
 リサは「うん」と言いながら、ニコッと笑顔になってみせると、ボクに目を合わせるようにというか、こちらの反応を確認するというか、リサはくりくりとした目が大きい。他の男に浮気していてボクと別れようとしてる女の子が、ボクのおおきくなったアレを咥え込む表情って、こんなにニコニコ笑顔なの? これが最後よという意識でもあるのだろうか。
 ボクのほうにも「これが最後かも」という覚悟はあった。ふだんの2人の仲は冷え切っていたし口喧嘩も頻発していた。そんな中、勇気を出してラブホに誘ってみたら、すんなりオーケーしてくれた。
「これが最後かも」という意識を持っての好きな女の子への口内発射は気持ちの高ぶりもあってか、ものすごい悦楽の気持ち良さ。交際していたこれまでの1年3ヶ月のあいだに、100回以上はリサのおクチに射精させてもらっているのだが、今回のこの「最後かも」発射ほど感動的というか感慨深いものはなかったかも。いつもよりいっぱい出た気がする。
 別れたい男に「おクチで」をしてあげて、おクチにいっぱい出される女の子側の心境ってどうなんだろうか。昨日も口喧嘩してた男の口内射精。リサはいつもそうだけど、今回もごっくん飲み込んでくれた。
「すごい気持ちよかったよ、ありがとう」
「今日はいつもより、すごいいっぱい出たよ」というリサの顔は笑顔ではなく、伏目がちで静かなでたどたどしい詰まりながらの言い方だった。で、その2週間後、別れ話を切り出され1か月後に別れた。
 リサは「こじらせずに別れてくれて、ありがとう」とポツリと。これは今後も、土下座して頼めば、リサは「おクチで」やってくれそう??


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