【第0035稿】不祥事芸能人はとにかくいちゃもんをつければいいんだろ?と考える大衆誌の典型的な悪い例
週刊FLASHさんの記事。
3月26日、農林水産省は、新型コロナによる “パニック買い” が発生するのを防ぐため、「食料品は必要なぶんだけ」購入するように呼びかけた。
はい、それは存じております。ただ、「必要な分だけ」という表現には「期間」が決められていませんので、我が家では「1週間~2週間くらいを満足に暮らすために必要な分だけ」の食糧を購入しております。不要な外出を控えるため、買い物は毎週末ではなく2週に1度くらいで済ませるようにしています。
同日昼すぎ、周囲の目を気にするように、うつむきがちに自転車を押していたのは、黒マスク姿の宮迫博之(50)だ。自転車のハンドルには、重そうなビニール袋が何個も……。
3月26日は平日。同日昼過ぎということは平日の昼過ぎ。50歳の男性が平日の昼間から街中をうろうろしていたら、さすがにうつむきがちになるのでは?そうでなくても、謹慎から復帰したばかりの芸能人なんだから、マスクで顔を隠してうつむきがちになろうというもの。
「お米屋さんで、高級寿司店でも利用される1kg700円ほどの高級米を、8kg以上も買っていました」(居合わせた客)
1kg700円のお米は確かに高級。ただ、普通お米って5kgや10kgで買うよね?我が家は10kg3000円前後の道産米を食べてます。だから、「8kg以上(おそらく10kgほど)をまとめて購入しても、それは買い溜めでも爆買いでもなく、普通の買い物だと言えます…よね?
“闇米” ならぬ、「セレブ米」の買い溜めは、さすがに笑えないよ……。
闇米、ってこの話の流れで出てくるキーワードとしては明らかに不自然でしょう。「闇営業」を連想させるためだけに使われているよね、これ。
要するにこの文章は、
宮迫さんが高いお米(7000円相当)を10kgほど買っていました
さすが芸能人、リッチだね、という話でしょ?
そんなもん報道しなくていいって
悪意しかないよ、この文章。
FLASHさんが少し嫌いになりました。
普通お米って備蓄しておくものでしょ?そのために「米びつ」があるわけで、例えばこれ。
お米が12kg入る米びつ。我が家にある米びつも多分これくらいの容量があると思う。例えばこの商品に「特大」とか「業務用」みたいに書かれていれば一般的ではないのかもしれないけど、こうして売られているということは、これは世の中的に「普通」の量だということ。
このライターさんは、家にお米を常備していないのでしょうか?米びつが無いということは独身外食生活でしょうかねぇ。このご時世に自炊が出来ないなんて、よっぽど自炊が出来るセレブなご家庭が憎いのでしょうねぇ。
極めて私的な感情を記事にしてお金をもらっているのだとすれば、それはそれはもう。うらやましい。いいなぁ、芸能人を1人ディスってはお金をもらう商売。いいね。
心が痛むので俺はやらないけど。
ま、俺は記事を見てはいちゃもんをつけているだけの、重箱厨だからね。
・・・誰かサポートしてくれんかなぁ。
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