自宅で仕事に集中するための3つのポイント
外出自粛の空気感の中、自宅で仕事をする人が一気に増えています。自宅で集中して仕事をするための工夫についてまとめます。
こんな方に向けた記事です
●自宅にいるとずっとダラダラしてしまう
●テレワークになったけど自宅で仕事に集中できない
幼少期から自宅で集中できる方もいますが、たいていの方にとっては、自宅で集中するのは決して簡単なことではありません。
自宅は基本的にはリラックスするための場所なので無理もありません。
しかし、自宅で集中することができるなら、これほど効率のいいことはありません。移動時間がなく、周囲に気を使う必要がないため、自分の時間を最大限有効活用することができます。
集中を学術的にも実践的にも研究している私の視点から、自宅で集中するための方法について、「まずこれだけは!」というものに絞ってお伝えします。
動画で観たい方はこちら
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自宅で仕事に集中するための3つのポイント
1:仕事用の場所を決める
2:必要なもの以外は視界に入れない
3:服を着替える
すぐにアクションできるよう、わかりやすくまとめました。理由を解説していきます。
1:仕事用の場所を決める
まず、自宅の中で仕事のための場所を決めてください。できれば、普段は使っていない場所の方がいいです。
注意することは、普段くつろいでいる場所は選ばないことです。
なかなか意識することは難しいですが、我々は周囲の環境からかなりの影響を受けています。
例えば、
・普段は見かけないこわい上司が急にオフィスに入ってきた瞬間、一気に緊張したりする。
・お客さんが誰もいないレストランに入ったら、静か過ぎて逆に話しにくい。
このように、家具はもちろん、周囲の人や、部屋の温度や湿度などからも影響を受けます。
普段くつろいでいる場所では、身体はリラックスモードになっているため、その場所ではくつろぐのが、身体にとっては普通です。
そのため、普段くつろいでいる場所で仕事をしようとしても、なかなか集中できないのは当然です。
集中できないだけでなく、その場所でリラックスもしにくくなります。
そこで、自宅でくつろいでいない場所や、普段あまり使わない場所などを選んで、そこを仕事場と決めてしまいましょう。
その場所での自分はまだ決められていないので、「この場所は仕事をする場所だ」ということを身体に覚え込ませることができます。
そういった場所が思いつかない場合は、仕事する時だけ、机を動かしたりするのも有効です。
もちろん、どんな場所がいいかという話はあります。姿勢が悪くならない方がいいとか、細かい内容はありますが、
とりあえず
・普段くつろいでいない
・普段あまり使っていない
という基準で場所を決めてください。
新しく仕事する場所を決めることに意味があります。
2:必要なもの以外は視界に入れない
超単純な方法なのですが、これはかなり有効です。
研究分野の難しい話は省きますが、人は勉強中に「あー疲れた」とかを一瞬考えたちょうどその時に、目に入ってきたものに注意がいってしまいます。
だらだらしようとは全く思っていなくても、他のことに注意がいってしまうと、集中が途切れてしまいます。
そのため、仕事に関係ないものをすべて視界に入らないようにすると、かなり集中しやすくなります。
ここで注意点が2つあります。
1:電話には出ない
2:必要なものが多いタスクは一度にまとめてやってしまう
まず1つ目の電話ですが、仕事中に「電話がなったら出なければならない」という状態で集中するのはかなり難しいです。
役割によっては、電話を手放すのは難しい立場の方もいると思いますが、「この時間は電話に出ない」と決めたり、よくかかってくる人と相談したりして、電話に反応する必要がない時間を作ってください。
2つ目ですが、パソコン以外に手帳や社用のスマホなど、色々と近くにおかなければいけないタスクに関しては優先的に終わらせて、なるべくパソコンだけで仕事ができる状態を目指してください。
デスクの上のものがなるべく少ない状態の方が、仕事場としては望ましいです。
その日やろうと思っていることを全部一気にデスクに置くのではなく、「視界に入るのは今取り組んでいるものだけ」という状態で仕事に取り組んでください。
ちなみに、植物はOKです。植物は多くの研究分野で人にいい影響を与えるという結果が出ています。
特に視界についていうと、視界に植物が10%~15%あると、生産性が高まるという研究もあるので、むしろ積極的に取り入れてください。
3:服を着替える
新しい仕事場を決めることと同じ考え方ですが、普段仕事をしている時と同じように、外に行けるような服に着替えて仕事をすることは重要です。
自宅でテレワークする時の大きな問題の一つは、仕事とプライベートの切り替えがしにくいことです。
自宅でオンライン会議をする時に、画面に見える場所だけ整えて、見えない場所はパジャマのままだったりするのは、切り替えという観点であまり良くないです。
先程お伝えした、普段くつろいでいる場所では仕事に集中できないのと同じように、これまで仕事に集中していた時となるべく同じ服装で仕事をしてください。
身だしなみについても、オフィスに行っていた時ほど完璧でなくていいので、少しでいいのでこれまで通り整えてください。
男性であれば髭をそる、女性であれば超簡単にメイクをするなどです。
先程お伝えした、仕事のための場所を作るのと同様に、これまでの仕事のルーティンを壊さないようにしてください。
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最後に一つ重要なこと:ルーティンを活用して気持ちの切り替えをスムーズに行う
自宅は本来、リラックスするための場所です。
そこで仕事をしようというわけですから、いきなりやろうとしても難しいのは当然です。
仕事モードとリラックスモードを上手に切り替えることが何よりも重要です。
そしてそのモード切り替えの際に大切なのがルーティンです。
リラックスモードになる自宅ルーティンを壊さないようにしながら、自宅で新しく仕事モードになるルーティンを作ってください。その際、普通にオフィスに行っていた時のルーティンをできる限り組み込むと、自宅で仕事モードになりやすくなります。
今回の記事は、「これだけはやってほしい!」という最低限の内容です。
より細かくて深い工夫については、別の記事にまとめましたので、もっと集中したい方はこちらも是非ご覧ください。
(私の自宅の作業スペースもお見せします)
まとめ:自宅で仕事に集中するための3つのポイント
1:仕事用の場所を決める
2:必要なもの以外は視界に入れない
3:服を着替える
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
動画ですぐに復習すると、記憶に定着しやすいです。
==PARARIA 春日部校==
==PARARIA 東大前校==
==書いた人==
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