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【生徒更新】【読書回】勉強の哲学 来たるべきバカのために


なぜブログを始めたのかは下記の記事に書いてあります。

ぜひご覧ください。

今回はブログをやり始めて最初の読書回です。文章を作るのが未熟で、分かりにくい内容や書き方になると思いますが、温かい目で見てもらえると嬉しいです。

記念すべき最初の本は

千葉雅也さん著作 「勉強の哲学 来たるべきバカのために」です。



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要約

勉強とは今までの自分を自己破壊する。勉強をすることで、別の考え方(環境)へと引っ越す。生きる上で、その環境ごとにノリ(「こうするもんだ。」)がある。それを変えていく。その時の、言葉の違和感(言語使用の意識化)が自分を根源的に変える可能性がある。

ノリから脱却するにはツッコミ(アイロニー)とボケ(ユーモア)が必要である。アイロニーは根拠を疑う(会話に水を差す)。ユーモアは多様化する(会話中に誰も予想しないような捉え方の発言)。つまり、どちらも場を壊すのである。この二つは勉強の基本にも当てはまる。ただ、アイロニーを過剰化してはいけない。絶対的な根拠はないからだ。ではどうすればいいか。アイロニーを過剰化しすぎないようにユーモアに折り返す。ユーモアは過剰化しない。それには享楽的こだわり(非意味的形態)があるからである。それを勉強を通して変えていくのである。

勉強で絶対性(アイロニーの過剰化)を求めるのではなく、選択肢を比較して(ユーモア)、ベターな結論を仮固定し、比較をまた続けること(中断)が大事である。比較の中断は享楽的こだわりがあるからできる。その意味を自分の過去とその背景を辿っていけば、変えることは可能である。

環境の中で保守的な「バカ」と、環境から浮き、新たな行為を始める「バカ」がいる。はたして見分けられるのだろうか。


感想

最初の本が哲学系で読むのに少し苦労しましたが、千葉さんの書き方が分かりやすく全て読むことができました。要約はガバガバですが。

「勉強とは根本的に自分を変える」そんな意識で勉強は全くしていませんでした。この本では、人生という規模で勉強の話が進んでいきます。当たり前な事に疑問を持って接してみること。また、視点を変えて比較してみること。これが勉強と考えると僕が今している受験勉強もかなり見方が変わっていくように思えます。

人生の価値感をかなり変えてくれる作品だと思いました。


こんな人にオススメ

・哲学系の本を読んでみたい

・人生をより豊かにしたい

・今の自分を少しでも変えたい

・勉強の意味を見出せない



終わりに

初めての読書回だったのですが、かなり要約は難しいということを再認識しました。この本は一冊しっかり読まないと分からない部分が多いので、ぜひ購入して、熟読してみてください。きっと物事の価値観が変わりますよ。


最後まで読んで頂きありがとうございました。



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