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社長ブログ

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パラリア社長の考え方をまとめています。
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2019年2月の記事一覧

「やった方がいい」という考えは、何の判断にもなっていないと思っています

「この参考書ってやった方がいいですか?」という質問をよくされます。保護者の方からも、「今から勉強させた方がいいですか?」といった質問を多くいただきます。 答えは非常にシンプルです。「やるかやらないかで言えば、当然やった方がいい」しかありません。 しかし、こういった質問をしてくる方、つまり「やった方がいいかどうか」という考えで行動を決めている方は、見かけ以上に注意する必要があると思っています。 「全部やった方がいい」という結論理系でも、高1の頃からコツコツと国語も勉強した

英単語の勉強法、私が教えるとこうなります

今回はかなり具体的なものを書いていきたいと思います。 あまり私は「指導」という言葉を使うのが好きではないのですが、一般的な他塾の「指導」とどのように違うのか、具体的なところで比較していただけばと思います。 今やっているものからスタートする現役生、例えばやや進学校(偏差値60前後)に通う高2生の、学校の英単語の小テスト対策を例にとります。明日、1回20個英単語が出されて、日本語を答えるという形式です。 まず大抵同じ質問をします。 「普段って何分でだいたい何個覚えてる?」

予定通りにいかない自分の方が安心すること、ありませんか?

どんな面にも向上心が全くない人は放っておくとして、日々自己改善したいと考えている人は少なくないと思います。 改善の方向もたくさんあり、金銭的な面もあれば、一日の充実度の向上や、時間の使い方、友達を増やして楽しいことを増やす等も含まれるかもしれません。 本日はその中でも、パラリアで注目している「予定を守ること」について書いてみます。 前提として、予定を守ることはかなり難しいパラリアに来る中高生の約75%は、勉強を予定通りにこなせないことに悩んでいます。 そもそも予定を立

先生という言葉は、気をつけて使っています。少なくとも言われたいわけではありません。

私は「先生」という言葉に対して、言われる時は非常に注意しています。 私の専門分野ということもあるのですが、立場の影響力は非常に大きいものがあります。 新大学一年生を例に挙げてみます。 昨年まで高校生として必死に勉強していたのに、大学に受かった途端勤勉さはどこかへ消え、アルバイトとしてスーツを着て、カウンターの内側に立っているだけで「先生」と言われます。 質問に来るのはたいてい、自分が知っていることばかり。頼られやすく、「凄い」と思われやすく、(それ以外の事務作業を除け

ラジオに出させていただきましたが、音楽と学習の共通点について一ネタあります

昨日、最近始まった春日部公式FM準備番組「なんばるわんRadio」に呼んでいただきました。 私のことを直接ご存知の方は、出るタイプではないのはご理解いただけると思いますが、 周囲の方からお声をかけていただいた場合は、基本的にできることはご協力させていただくタイプです。 メインパーソナリティのミキさんは、音楽と学習の関係についてとても興味を持たれている様子でした。 ↓のギターボーカルの方です。簡単に言うと音楽のプロです。 特に「グルーヴ」についてお話されていました。

「努力が結果に結びつく」って凄く難しいことではありませんか?

前回、「誰にでも適用できる、絶対に成績が上がる教材、勉強法、塾は存在しない」ことを信じている理由についてお伝えしました。 これらを踏まえ、パラリアでは何を主軸として学習サポートを行っているかについてお伝えします。 「努力が結果に結びつく」これだけでいい学校の成績が良くなかったり勉強が嫌いだったりする人は、「どーせやったって結果は出ない」という思考に着地していることが多いです。 過去の経験の中で、勉強を頑張ったが結果に結びつかなかったり、勉強以外のことで目立っている友達を

「教育業界にいらっしゃるんですねー」と言われるのが大嫌いです

私は教育業界そのものがあまり好きではありません。教育に熱い方々も、あまり得意ではない方が多いです。同類と思われないことが第一目標になっている程です。 理由はいくらでも思いつきそうな気がしますが、私が個人的に一番我慢できないのは、「自分の発言が絶対正しい」と信じて疑わない方です 「自分が勧める参考書が一番良い」、「自分が勧める勉強法なら誰でもできるようになる」等、そういったいわゆる「先生」がたくさんいらっしゃいます。 根底にある一つの信念一人一人が自分の指導法に自信を持つ

パラリアに隠した狙い、少しずつ発信していくことにしました

2016年3月から春日部で、9月から東大前で新しいタイプの学習塾を始めて、早3年になりました。 どこかに確信があって立ち上げたパラリア。しかし自分がどんな価値を提供しているのか、全く言語化できていませんでした。それが3年経過してようやく少しずつ言葉にできている感覚を覚えています。 表に出るのが得意ではない、文字で伝えることも決して得意ではない等、未熟な自分自身のブロックがあってこれまでできていませんでしたが、 2019年2月16日の保護者会にて、保護者の方々から背中を押