ハラルスーパーで感じる東南アジア
あー!知らないもの食べたいなー!見たことないやつー!
そんな衝動を叶えてくれるのが、ハラルスーパーだ。ハラルスーパーとは、イスラム教徒が食べる認可を受けた食品を販売するスーパーを指す。
入ってみると濃厚な外国の香りを感じるだろう。バングラデシュやインドなどの東南アジア系の店主が経営するスーパーの店内は、もはや何語かわからない言葉が書かれた食品が所狭しとおいてある。
東南アジアへ旅行に行ったことが無い方は、何を買えばいいかわからないかもしれない。そんなときはジュースを買ってみるといい。理由は全く味が想像できないからだ。
グァバやグヤバノなどのポピュラーな果物は美味しいので、あえてイマイチだった味のジュースを紹介しよう。
・菊の花ジュース 花を漬けて色素で紫になった水にガムシロップを入れたような味。
・サトウキビジュース サトウキビのしつこい甘さと、クエン酸の酸味、ガムシロップを合わせた2重の甘さがケンカする。
美味しくはない、美味しくはないが知識欲がめちゃくちゃ刺激される。
いいからうまい食べ物を教えてほしい?それなら、スナック類がおすすめだ。クスクスをスナックにしたものや、パスタをスナックにしたもの。どれもスパイシーでビールによく合う。
次におすすめは、スイーツだ。断食後、飲酒や豚肉などさまざまな制約を潜り抜けたイスラム教徒の娯楽が甘いものとなる。見た目もカラフルなケーキはどれも洋菓子店とは異なる香辛料の香りが食欲を誘う。また、最もおいしい砂糖菓子と言われるハルヴァはぜひ食べてもらいたいスイーツの一つだ。
まだまだおすすめの食品は多くあるが、続きは是非ともご自分でハラルスーパーに行ってみてほしい。入りづらい店が多いが、入店してみるとフレンドリーに対応してくれるだろう。
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