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【NYの夢と金】2024年度予算と補助金の話

こんにちは。
テキスタイルブランドPARANOMAD(パラノマド)の原田美帆です。
このnoteは京都・丹後の小さなテキスタイルファクトリーが挑戦するNYマーケット開拓の航海日記です。コネクションもノウハウもゼロスタート!どんな道のりが待ち受けているのか!?ドキドキハラハラしながら見守ってくださいね。(経験、知見、アドバイスをお持ちの方、コメントやDMを頂けますと励みになります!)

今日は今年度のNY挑戦にかけるお金の話です。このノートではお金の話もできるだけオープンに記録していきたいと思います。(タイトル【夢と金】はキングコング西野亮廣さんの著書から、リスペクトを込めて引用させていただきます)。潤沢な資金があるわけではなく、恥ずかしいほどカツカツで、もっと余裕のある計画や予算を見せられたら良いのにと思っていますが、ありのままの挑戦を応援してもらえるように頑張ります。

2024年度の計画

現在計画しているプランは2024年8月にNYへ渡航し、展示会と小売店のリサーチを行い、その際に収集した情報をもとに製品を改良したり新製品を作ります。そして、2025年2月に開催されるSHOPPE OBJECTに応募します。もしSHOPPE OBJECTの出展に選ばれなくても、8月に行ったリサーチや突撃営業した店舗に開発した商品を持って行き、セレクションにかなわないか、それが難しくても改善点についてフィードバックをもらうような具体的な行動を取ろうと思っています。目標は、1つの商品でも1つのお店でも何かしらの形跡を残すことです。また、販路開拓と別に、NYで丹後ファンのコミュニティ作りもスタートします!

こんなお店に突撃営業に行ったり
テキスタイルつながりの場所でコミュニティを作りたい

ニューヨークへの挑戦は、1回2回の訪問や単年度の挑戦で大きな成果になるとは思っていません。コツコツと積み重ねが、いつか道になると信じて取り組んでいます。長期の計画を立てるのはめちゃくちゃ苦手なのですが、まずは歩き出そう、何かの手がかりを探そうと思って兎にも角にも動き出しました。

2024年度の予算

この2回の渡航と展示会の出店にかかる費用の見込みは…


250万円です!(昇天)


2回分の渡航費、ホテル代、展示会出展経費、通訳代、滞在中の飲食代、関係者へのお土産代、雑費などを含めています。無駄な予算をかけないように絞りたいところですが、現状の円安ではこれくらいの予算を見込んでおく必要があると思っています。さて、この250万円の予算をどこから捻出するかということですが、今回は京都府が行っている補助金に採択されました。「令和6年度伝統産業産地振興拠点創出事業費補助金」(新商品開発、新市場開拓補助金)です。費用の1/2 (上限100万円)をサポートしてもらえることになりました。自己負担分の150万円は貯金と、アクティブに資金づくりを、、しなくては、、!(遠い目)

リサーチもOKな補助金があった!

春先にニューヨーク開拓に使える補助金がないか探していた時に、いろんな人に情報を聞き込んでこの補助金を見つけました。販路開拓の補助金は展示会開催や展示会参加に使用できるものが多く、リサーチのための旅行費用をカバーしてくれる補助金は珍しいです。お世話になっている商工会の担当さんに相談すると「リサーチ旅行だと本当にリサーチ目的かレジャーか見分けがつかないから、使える補助金はないですよ」と言われていました。(見つけた時は「ありましたよ!」と逆報告しました笑)また、近年は事業者同士のグループ応募という条件がつくことも多く、一社で応募できたのもありがたかったです。

専門家の伴走支援もついてきた!

また、この補助金にはKyo-Densan-Bizの伴走支援を受ける、という条件がついていました。Kyo-Densan-Bizは新商品開発や海外展開へ向けた事業内容や方向性のコンサルティング、ブランディングのアドバイス、商品開発へのアドバイスなど、専門家のサポートを行ってくれる機関です。これは京都府のバックアップで専門家からアドバイスを受けられる嬉しい条件でした!

私はこれまでコンサルティングを受けたことはありませんでした。コンサルタントに頼む軸足や費用について不安があったためです。しかし、今回はKyo-Densan-Bizの専門家からニューヨーク市場について詳しく話を聞いたり、ブランドの見せ方のアドバイスを受けたりしました(詳しくはまた別のnoteで書きますね)。

補助金による金銭的な支援だけでなく、具体的な取り組みに専門家が伴走までしてくれて、本当にありがたいです!私がどんな申請書類を作って無事に採択されたのかは、後ほど改めて書こうと思っています(その場合は有料記事にするかもしれません。お許しください)。補助金の書類作成作業は苦じゃないタイプです。今回の補助金は令和6年度版のものであり、来年同じ補助金が出るか、リサーチに使えるかは分かりません。この投稿はあくまで2024年の参考として読んでくださいね。

夏の渡航まで1ヶ月を切りました!売り込みに必要なブランディングのブラッシュアップ、ミニカタログか何か媒体の作成、資金作り、、、やること、やれることは山盛りです!夏バテに気をつけつつ、まずは手が止まっているコンセプトの強化から、、!逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
SHOPPE OBJECT、ニューヨークのマーケットについて質問、こんな情報が知りたい!リクエストなど気軽にコメントください。

PARANOMAD
原田美帆

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