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【私の働き方実験】パラレルキャリア(複業)初心者の会社員が約3か月でどれくらいの副収入を得られるようになるか? #研究報告書

◆はじめに

ここで「ふくぎょう」を「複業(パラレルキャリア)」と表記しているのには意味があります。実際は「副業(サブ)」という表記が正しいのですが、今回の実験を、私は2足目、3足目のわらじ(つまり2つめの本業や3つ目の本業)を手に入れるきっかけにしたいと思っています。あくまでも現時点では今の接客の仕事が本業(メイン)ですが、ゆくゆくは今回の実験で始める仕事もサブではなく2つ目もしくは3つ目の本業になりうると思うのです。その可能性を秘めた新しい働き方への期待を込めて、あえて「複業」という表記をしています。以下の文章内ではそこでの意味合いによって表記を変えていますので、ご了承ください。

◆実験の目的と背景

私がこの実験に参加したいと思ったのには二つのきっかけがあります。
まず一つ目は、私は、今の職業は好きでやっているし、安定という意味では会社員を辞めたくはないと思うのが正直なところです。そうなると、今すぐに収入を増やしたいと思った時には「副業」が理にかなっていると思うので、実際にフルタイムで働いている私が、本気で稼ごうと思ったらどのくらいの収入が得られるのかを試したいと思ったからです。
二つ目のきっかけは、このコロナ渦で仕事を失った方もたくさんいらっしゃるという報道を目にし、私の仕事だっていつ何が起こるかわからないし、私自身の身にもいつ何が起こるかわからない、明日突然声が出ない病気にかかるかもしれないし、突然歩けなくなるかもしれない…そんなことを思ったら、何か他の仕事もできるようにしておきたいと思ったからでした。
この実験が納得のいく結果で終われば、複業したい方のモデルケースにもなれるかなと思い、このテーマで実験してみたいと思いました。

◆検証したいと思っていたこと

フルタイムで働く正社員でも、きちんと時間管理をして、地道に知識をつければ、十分な額の副収入を得られるということ。実験の期間は長くても約半年なので、その間に副収入をどこまで増やせるか、そして実際に副業に費やした時間はどれくらいだったのかを検証し、時給換算した時に、効率よく稼げているかも検証したいと思っています。

◆研究活動の概要

<当初想定の活動概要>

① 複業関係に割いた時間の記録を残す。
(最初のうちは仕事を受注するためにスキルアップの必要もあると思うので、その勉強に使った時間と実際に作成等に使った時間は分けて記録)

② 仕事内容ごとにカテゴリー分けし、それぞれについてかかった時間、得られた収入を記録。
(今現在考えている仕事のカテゴリーは、ライティング系とデザイン系)

③ 月ごとに結果をまとめ、翌月さらに収入をアップさせるためにはどうしたらいいかを考察。次の月の課題点として挙げ、目標を設定する。→note発信

④ 最終的に使った時間と得られた収入での費用対効果をレポート化。
会社の仕事の忙しさのムラもあるので、それとのバランスも見るために、ひとこと日記も一緒に記録しておきたい。

<実際に行った活動概要>

当初の予定ではライティングの他にデザイン系(チラシ作成やロゴ作成等)に挑戦するつもりでしたが、実際にはほぼライティングの仕事のみになってしまったため、活動概要を以下のようにもっとシンプルに変更しました。

①ライティングをした時間を日ごとに記録する。

②月ごとに結果をまとめ、翌月さらに収入をアップさせるためにはどうしたらいいかを考察。

③最終的に使った時間と得られた収入で時給換算する。

◆結論と根拠・気づき

<結論とその根拠>
結論:最終的には1か月で手取り25000円の収入を得ることができた。
(ライティングのみ)

根拠:以下のグラフが、8月~10月の収入(手取り額)と時給(手取り額)の1か月ごとの推移です。

月ごとの収入と時給の推移

気づき:
・普段の会社員の仕事をしながら、帰ってきてから、もしくは、休みの日に別な仕事をするということはものすごく大変だということ。
・自分の時間が十分にとれる今の環境だからこそできたことだということ。
・たった1000円を稼ぐのが普段の会社員の仕事と比べてどれだけ大変なことかということ。
普段やっていること以外にも、自分にできる仕事があったということ。

◆研究に関する考察・これから

<考え方・価値観>

今まで会社員の世界しか見てこなかったのが、色んな方々との交流を通してたくさんの「いろんな働き方」を目の当たりにし、「どんなことでも仕事になりうる」と感じた。いい意味で、今までの当たり前が全部崩れた。私も、型にとらわれずに、もっと自由でいていいんだと心の底から思えた。人生一度きり、やりたいことは全部やって生きていきたいと強く思った。

<具体的な成果・仕事・働き方への影響>

会社員の仕事の中でも、やりたいと思ったことやアイデアを、しっかり発信し、企画して実行に移すところまでできるようになった。
また、普段の仕事にプラスして研究の取り組みが加わったことで忙しくなってしまった時に、Twitterで周りの方々にたくさんアドバイスをいただいて、ちゃんと休もうとして休むこと、何もしない日があってもいいんだということを教えてもらった。

◆全体振り返り

パラレルキャリアと呼ぶにはまだまだな感じですが、明らかに、第一歩は踏み出すことができました。ライティングはもはや第二の本業です!
そしてこの新しい働き方LABのslackやTwitter等コミュニティの存在が本当に本当に大きかったです。くじけそうになったことも何回もありましたが、そのたびにたくさんの仲間が、声をかけて励ましてくれて、アドバイスまでしてくれました。優しい方たちに囲まれて、大変有意義な体験と機会を与えていただいたことを本当に感謝しています。少し大げさかもしれないけど、この「私の働き方実験」への参加は、人生のターニングポイントになった出来事と言っても過言ではないです。

それともう一つ。
クリエイティブは私の生きがいの1つだったことを再確認したのも大きかったです。これからも、人生、仕事、趣味…すべてにおいてクリエイティブであり続けたいと思ったし、それが私らしさなのかなとも思いました。

◆その他
30歳という節目の1年に、すごくいい経験ができました。
みんなのおかげで、視野が広がりました。
新しい働き方LAB、最高!!!
一緒に駆け抜けてくださった方たちに、感謝を込めて。
これからもよろしくお願いします!
これにて、実験の研究報告書完成とさせていただきます。

お疲れさまでした!!!

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