【初心者向け】パソコンの選び方【簡単に解説】

今回は、パソコンの選び方のご紹介をさせていただこうと思います。
以前の記事では、「サポートが終了するとはどういうことか」というところを解説させていただきました。その記事ではパソコンの選び方とかそういったところにはあまり触れなかったので、今回はそのあたりを紹介させていただこうと思います!「パソコン」と聞いただけでも、難しそう…という印象を持たれる方もいらっしゃると思いますが、この記事では、どんな方にもご理解いただけるように、できるだけ、できるだけ簡単にご説明したいと思いますので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

パソコンってお店に行くと結構たくさんの種類があってお値段も様々ですよね。でも、見た目だけでは何が違うかよくわからない方も多いと思います。実際のところ何が違うのでしょうか…?

本当に簡単に説明したいので、「イメージ」的な感じでとらえてほしいんですが、まずパソコンを構成する部品で大事な部分が3つあります。厳密にいうと3つよりももっといろいろあるんですが、今日は簡単に説明しますので、パソコンの大事な部分、3つです。
まず一つ目はCPUという部分です。これは、人間で例えるならば脳みその部分になります。性能の良いCPUということは、つまり、頭が良い人間と同じ意味になりますので、処理能力が高いということになります。人間でいえば、計算が早い、とか、難しい問題も解けるといった感じですね。ということはつまり、パソコンでは、動きが速い、電源を入れた時や何かソフトを立ち上げたときに速い、パソコンにとって大変な作業もこなせる、といった感じです。このパソコンにとって大変な作業については後の部分で詳しく記載しますね。

二つ目はメモリです。メモリというのはよく作業する机の広さに例えられます。例えば勉強をしようと思ったとします。その時、机が広ければ、教科書、ノート、参考書、辞書…というように、たくさんのものを一度に広げて、効率よく勉強ができますよね!でも、机が狭いと、教科書を開いて、仕舞ってから参考書を出して、また仕舞ってからノートを開いて…という風に効率が悪くなってしまいます。つまりメモリが大きい方が効率よく作業ができるので、より快適にサクサク動くということになります。

ここで大事なのが、さっき1つ目に出てきたCPUと、2つ目に出てきたメモリのこの2つの性能のバランスです。CPU、つまり、脳みその回転は速い方が良いですが、作業効率が悪かったら意味がないんです。
例えば、いくら脳みその回転が速くても、机が狭ければ、作業は遅くなりますし、いくら机が広くても、脳みその回転が遅ければ、作業は遅くなります。このように、どちらか一方が良くてもう一方がイマイチだと、性能を存分に発揮できないのが、この2つの要素なんです。

そして三つ目は、ストレージです。日本語で言うと、記憶域になります。こちらは何かと言いますと、データを保存、保管する場所のことです。例えるならば収納ボックスという感じでしょうか。こちらは、どのくらい入るかの容量と、何でできているかによってメリットデメリットがあります。容量に関しては、もちろん大きい方がたくさん保存ができます。写真や作った文書のデータはもちろん、パソコンを動かすためのプログラムもここに入っていますので、余裕をもって動かすためには容量は大きければ大きいほどいいということになります。
あとは何でできているかという点ですが、数年前までは、HDD(ハードディスク)が使用されていることがほとんどでした。それに対して、近年急激に増えているのがSSDです。このSSDというのはソリッドステートドライブの略です。この二つにはそれぞれ特徴があり、HDDは同じ容量あたりで比較すると安いというのがメリットです。ただし、衝撃や熱に弱い、機械自体が熱を発する、消費電力が高い、などのデメリットがあります。それに対してSSDのメリットは、衝撃や熱に強い、読み取り速度が速いのが最大の特徴で、その他にも、発熱が無い、消費電力が少ない、作動音が無いといった点になります。その半面、同じ容量あたりで比較すると価格が高いのがデメリットです。

ということで、この三つの部分がパソコンの性能を決める三大要素です。もっと細かい話をするといろいろあるんですが、今回は簡潔に、これだけ押さえておきましょう!

では、パソコンの性能を決める大事な部分をざっくり理解したところで、具体的に自分がパソコンを買おうとしたときに、自分の使い方には、どのくらいの脳みそと作業机の広さと、収納ボックスの容量が必要かというのは、どうやって判断すればいいのでしょうか?

最初のCPUの説明のところでちょこっと出てきた、「パソコンにとって大変な作業」というところに関わるのですが、人間が何か物事をやるときにも負荷の大きさって様々ありますが、それと同じでパソコンにも作業のレベルがあるとお考えください。例えば人間なら、散歩する、と、全力ダッシュするのとでは負荷が全然違いますよね。パソコンも同じで、文書作成は軽めの作業、それに対して、カメラで撮った動画を取り込んで、それに文字を入れたりカットしたりなどの編集作業は重たい作業になります。ですので、これから買うパソコンで「何をしたいのか」や「どんなことに使いたいのか」によって、どのくらいの脳みそと机と収納が必要かが決まってきます。
パソコンに多少詳しくなると、どんなことが重たい作業でどんなことが軽い作業なのかがなんとなくわかってきますが、そのあたりはわからない方の方が多いと思いますので、そのあたりはお店の店員さんに「こんなことをしたいんですが」と相談すると、自分に合ったスペックのパソコンをお勧めしてくれると思いますよ!

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今回の記事も読んでくださった方、ありがとうございます。

少しづつではありますが、家電にまつわるお話をちょこちょこ投稿させていただきますので、少しでも皆様のお役に立てる記事を書けたらなあと思っています。

もし何か取り上げてほしい家電などあれば、コメントいただけると今後の参考にさせていただきます。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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